1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

シンナー

2012年04月09日 | ケミカル&ツール
基本、クレオスの薄め液で、塗装を行っています。

では、カラーと言えば、クレオスではありません。
工業用のラッカーなのです。

このラッカーを薄め液で希釈して塗装します。

普通は、これでなんの支障もありませんが、クリアー塗装の時には、少し気をつけないと行けません。

工業用のクリアーを塗り重ね、乾燥すると、かなり硬くなります。
中研ぎをおこなって、その上に、クリアーを重ねると、クレオスの薄め液では、下の塗装を溶かしにくいのです。

となると、2層に別れている訳です。

そこに、コンパウンドを掛けると、2層目のクリアーが無くなって、下のクリアーが見えて来ます。

クリアー同士なので、下地が見えるって?
と思われるかも知れませんが、シミのような感じになるので、すぐに分かります。
こうなったら、塗り直し。

専門用語で、層間剥離のような状態になります。

なので、間を置いて塗り重ねた場合、下地を犯しながら塗り重ねる事ではないので、ウレタンと同じ様な間隔になります。

クリアーに関してなのですが・・・

それとは、逆に、クレオスで薄めて下地に、工業用のシンナーで塗装したら、下地をかなり犯すので、色合いが変わる時があります。

微妙でしょう?


面倒な方は、すべて同じ塗料メーカーの塗料と、シンナーで塗装されることをお勧めします。