1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

台座穴あけ加工

2016年09月26日 | 旋盤・フライス盤
ケースの台座に穴を開けます。
固定用のボルトを通す穴です。

いままで、モーターツールを使って無理をしておりましたが、購入したフライス盤が、穴あけ機能もついているので、さっそく使ってみました。
ドリルは、モーターツール用なので、そのままでは装着できません。
画像にあるように、ドリルチャックを付けなければ、細いドリルを掴むことが出来ないからです。
ドリルチャックなしでは、軸径0.6mmのエンドミルのみです。
スリーブコレット2.35mmを利用すれば、ドリルチャックなしで、モーターツールのドリルを掴む事もできます。
軸径の違うドリルを使用する場合、それぞれのスリーブコレットが必要なので、都度、交換作業が必要で面倒ですね。
今回は、〜10mmまで可能なドリルチャックがやはり便利です。

使用感想は、便利というより楽ですね。
モーターが強いので、途中停止することがありませんでした。
一気に貫通させるのはいくらモーターが強いと言っても避けた方が良いでしょう。
0.5mmくらい掘っては上げて、また0.5mmとこれの繰り返しで貫通まで行います。
貫通時は、音が変わりますね。

一番の注意は、ドリルでクロステーブルを傷つけないこと。
貫通すればテーブルまで届きます。
貫通させたい穴と、テーブルの溝と合わせておく必要があります。
また上下の稼働範囲はストッパーで止めておかないと、ドリルがテーブル溝の下まで届くかも知れません。
テーブルは、できるだけ傷つけたくないですからね。
面倒な時は、木材を一枚下敷きすれば良いかも。
他に防ぐ方法あるかも知れませんが、私の知識はこんな程度です。

最後に、43サイズの台座ですが、固定させる時にテーブルの横幅が短く感じました。
左右から挟むのではなく、前後で挟むと良いと思います。
このクランプでは、前後で挟みたい時、台座の奥行きが短いために寸法が足りませんでした。
マシーンバイス(幅が狭いと意味なし)が良いでしょうか・・・

次は底面から皿ネジを通しますが、頭が出てしまうので、座繰り加工をしたいと思います。
もちろん、機械にさせます。