1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
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バキュームフォーマー

2013年02月09日 | ケミカル&ツール
今まで、塩ビを絞るときは、手押しで済ませていましたが、やはりエッジが甘くなるとか、型はしっかり取れていても、手押しした塩ビがボディーに合わないとか面倒な事が多かったのですが、もうそろそろバキュームフォームで絞ってみる頃かと思い、自作で作りました。

画像は、ありません、ただのアクリルケースだからです。

そのケースに穴を開けただけですが、吸引器の穴だけ大きいので面倒でした。

絞る面にはパンチングメタルを貼る作例が多いですが、直接2mm程度の穴を縦横均等に開けるだけでも充分でした。

吸引器は、強い物が良いですが、業務用の強烈な物は、ケースがひしゃけるので、程々が良いですね。
あまり弱い物は、手押しの方が綺麗に思えます。

それで、手押しの塩ビと、バキュームフォームで絞った塩ビと比べました。
手押しで綺麗に押し込んだときと、見た目はあまり変わり映え無いのですが、エッジが違います。
曲面に追随しているようで、得にピラーの角辺りのフィット感が抜群に宜しい。

楽ですね・・・
まだ、慣れていない部分があるので、それはこれから何度か絞れば大丈夫でしょう。


塩ビの最大の悩みは、絞ったときにゴミが噛んだり、表面が荒れたりしやすいので、これはいくらバキュームフォームであっても多少のロスは出ると思います。

どうしてもと言うときは、クリアーコートすれば良いでしょう。

最後に、火を使う作業なので、吸引器の作動に気を取られて危ない事にならないように注意が要ります。
また、吸引器を長時間作動させた状態にすると、ゴミセンサーが誤作動しますので、故障などの原因にならないよう気をつけましょう。






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