Sketch of the Day

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都市公園の再整備における都民協働

2015-02-06 | Presentations
平成27年1月17日(土)、東京都公園協会 平成26年度 緑と水の市民カレッジ講座「首都圏大学サテライト講座②」(日比谷公園)にて講演を行いました。

1.協働の基本的な考え方
 ・誰と誰が協働するのか?
 ・デザイナーはもういらない!?(なんてことはあるはずない…)
 ・公園再整備のクライアント(施主)は誰か?

2.事例検証
 ・保護と利用のバランス
 ・利用における機会均等
 ・公物管理の諸相

3.まとめ~協働の意義と課題
 ・情報とデザイン
 ・意味と記憶の継承
 ・本当に必要な協働とは?

日本造園学会関東支部大会にて研究発表を行いました

2015-02-06 | Presentations
2014年11月9日、山梨大学にて以下4編の事例・研究発表を行いました。

【グリーンインフラ関係】
橋本 慧・木下 剛:リバプール市のグリーンインフラ戦略にみる計画策定手法とその意義
木下 剛・芮 京禄・橋本 慧:グリーンインフラストラクチャースコアを用いた開発行為の事前評価手法

【千年村関係】
相原雄太・橋本 慧・梶尾智美・佐藤 勝・木下 剛:関東地方における千年村の立地特性に関する研究
梶尾智美・相原雄太・李 芸・池邊このみ・木下 剛:千葉県の千年村漁村の空間的領域に関する研究
                


千年村の意義と千年のまち国見について

2015-02-06 | Presentations
平成26年度 第3回 国見町歴史まちづくシンポジウム にお招きいただき講演させていただきました。

日 時  平成26年10月19日(日)
会 場  国見町観月台文化センター大研修室
日 程  下記

【第1部】講演
 「千年村の意義と千年のまち国見について
  木下 剛(千葉大学大学院園芸学研究科准教授)

【第2部】学生シンポジウム
  福島大学大学院地域特別研究A班「貝田」
  福島大学大学院地域特別研究B班「藤田」
  福島大学行政政策学類岩崎由美子ゼミ「内谷ほか」

  意見交換

  福島大学行政政策学類
   岩崎由美子教授 菊地芳朗教授 阿部浩一教授・徳竹剛准教授


福島民報141024【県北版】抜粋


平成26年度国見町歴史まちづくりシンポジウム記録集/国見町歴史まちづくりフォーラム,2015年3月発行 に発表要旨所収。

リバプール市のグリーンインフラ戦略にみるグリーンインフラを実体化する手法とその意義

2013-11-16 | Presentations
木下 剛*
芮 京禄*

*千葉大学大学院園芸学研究科

1. 背景と目的
 英国リバプール市のグリーンインフラストラクチャー戦略は,基礎自治体が定める都市計画で,土地利用の方針を示し開発行為の許可基準ともなる地域開発戦略(LDF)のエビデンスの一つとして検討,立案されたものである。そこでグリーンインフラストラクチャー(以下,GI)は,多種多様な社会・経済・環境の利益を提供する生活支援システム,自然環境構成要素および緑と水のネットワークと定義されている(Mersey Forest, 2010a)。LDFは2010年の政権交代により廃止され,現在,新ローカルプランへの置換作業が進められているが,旧LDFの内容は新ローカルプランの枠組をなすものとされている(http://liverpool.gov.uk/council/)。したがって,GI戦略および旧LDFにおけるGI政策の基本的な考え方や方法論は,今後の新計画制度の下でも継承されるものと判断しこれら行政資料に着目した。
 また,リバプール市のGI戦略は,現状で市域の62%をGIとみなしていることからも明らかなように,公共緑地のみならず,民有地を含むあらゆる土地利用を計画の対象としている。そして,土地のGI機能の改善を通じて,環境のみならず社会・経済的な利益の誘導を目指している点に特徴が認められる(木下・YE,2012)。そこで本研究は,GI機能の保護や改善を具体的にどのように実現していくのかについて,行政資料の分析,担当行政官および戦略立案者への聞き取りを通じて明らかにした。

2. 都市計画における位置づけ
 GI戦略はそれ単独では何ら制度的拘束力を持たないが,都市計画であるLDFにその考え方や要点が盛り込まれることで存在意義を発揮している。表-1はLDFに明示されている,GIの保護と増進に関わる戦略的政策とその特徴をまとめたものである。GI戦略では,GI機能の改善による介入が必要とされる区域と具体的な介入の内容をアクションと称し示している。そして,介入の程度によって,GIの水準を引き上げるタイプ,現行GI機能を増大させる管理を行うタイプ,現行GI機能を保護するタイプがあり,さらに介入の方法によって,土地形質の変更(上述のGI機能の改善等による介入はすべてこれに該当),支援(財源確保やパートナーシップ構築),指導(デザインや生物多様性、ランドスケープに係る指導)の3つに分類している(木下・YE,2012)。この考え方はLDFにも受け継がれていていることが表-1をみるとわかる。
 すなわちGIの実体化に当たってはその接近方法を保護と増進に二分している。保護はGIとその機能の維持であり,増進はGIの創出と機能の改善である。また保護ではその対象が具体的に明示されているが(1-a~g),ここでは土地のマネジメントによってGI機能を維持することが想定されていよう。また,開発行為の許可基準も規定されている(2-a~b)。保護は必ずしも排他的なものではなく,開発による利益が損失を上回ることと,損失したGI機能の代替措置が講じられることを条件に開発行為を認めている。そこでは土地のデザインが重要になってくるだろう。
 GIとその機能の増進では,その具体的な方法(3-a~c)とそれを制度的に保証するための方法(4)が明示されている。増進を具体化するための基本的な考え方は,現行の土地利用を前提とし既存の敷地内で対応するということである。例えば,新規に公共緑地を確保したり土地利用を変更したりせず,デザインやマネジメントの工夫によって,屋上緑化や透水性舗装,持続的都市排水システムの導入など, 都市のインフラとしての機能の確保ならびに増進をはかるという方法が中心になっている。その中で示唆的なのは,国際的に重要な指定サイト(生物多様性の観点)ではレクリエーションの利用圧を最小化するという方針が示されていることだ。GI機能の改善においては利用機能もさることながら存在機能が重視される傾向がある。

表-1 戦略的政策26:グリーンインフラストラクチャーの保護と増進


3. 介入の方法と利益
 GIによる介入の具体的方法についてはLDFでは明記されていないが,GI戦略では詳述されている(Mersey Forest, 2010b)。表-2は,土地形質の変更を伴う介入の具体例(の一部)とそれによってもたらされる利益との関係を示したものである。土地形質の変更を伴う介入は,表-2に示したI. 敷地での緑被増加,II. 屋上緑化の導入,III. 壁面緑化の導入の他にも,IV. 植物関連の一般的介入,V. 水関連の介入,VI. 線的特性および結合性が示されている。Iは場所の質を上げることはもちろんだが,環境的・経済的な利益をもたらす樹種の選定や植栽,既存樹の維持等が重視されている。IIは雨水の貯留や生物多様性等の環境的利益だけでなく人々の利用も想定されているほか,IIIも含め,労働生産性への貢献が重視されている。IVは利用者に配慮した微気象の制御を意図した介入が目立つ。総じて緑関係の介入は,経済・社会・環境の利益にまんべんなく対応しているといえる。Vは主に洪水対策や気象変動への対応(環境的利益)を意図したもので,洪水湛水機能とレクリエーション利用機能の両立,雨水や中水を利用してGIの灌漑を敷地内で完結させるなどの介入が特徴的である。VIはGIの連続性やGI間の結合性を意図した介入で,人々の移動やアクセス,生物多様性に係る利益が想定されている。
 緑関係の介入も含め,以上の介入はいずれも土地利用や建物用途を問わず,あるいはそれを変更することなく選択・導入できることが重要である。これはGI政策が,土地利用や建物用途の変更ではなく,土地建物のデザイン/マネジメントの次元の問題であることを意味する。また,そうであるがゆえにGIの計画は,限られた緑地や公共施設のみならず,宅地や農地を含むあらゆる土地建物を対象化することができる。その意味で,GIをたんにレインガーデンや屋上緑化の計画・事業ととらえるのはGIの可能性を著しく貶める。従来の緑地計画が文字どおり緑地や緑化を対象化するのに止まっていたのに対して,GIはあらゆる土地を対象とし,その敷地内部の対応(デザイン/マネジメント)によって都市のインフラ機能を確保する計画枠組を提示したといえる。

表-2 グリーンインフラストラクチャーによる介入と利益の例


引用文献
Local Plan, http://liverpool.gov.uk/council/strategies-plans-and-policies/environment-and-planning/plan-making-in-liverpool/local-plan-documents/local-plan/ (accessed Sept. 20th, 2013)
Mersey Forest (2010): Liverpool Green Infrastructure Strategy Executive Summary, p.7.
Mersey Forest (2010): Liverpool Green Infrastructure Strategy Technical Document, p.318-323.
木下剛・YE 京禄(2012):リバプール市のグリーンインフラ戦略にみるグリーンインフラの概念と計画論的意義,平成24年度日本造園学会関東支部大会事例・研究報告集,Vol.30,p.29-30.

(平成25年10月27日、東京農業大学にて開催された、公益社団法人日本造園学会平成25年度関東支部支部大会事例・研究発表会にて口頭発表した要旨をそのまま掲載しました)

欧米の事例から考える緑の景観形成

2013-09-14 | Presentations
本日平成25年9月14日(土)、公益財団法人東京都公園協会水と緑の市民カレッジ講座(前期)の首都圏大学サテライト講座にて講演させていただきました。今期のカレッジ講座の大テーマは「緑の社会的役割を考える」でした。私は、欧米における緑を主体とした持続可能な景観形成の取り組みについて、実例を通じて紹介させていただきました。環境面だけでなく、社会的・経済的な恩恵を意図した包括的な緑地の計画、緑の景観形成の方法に着目しました。

--- 以下、講演要旨(会場配付資料)を掲載させていただきます。

はじめに
 欧米における緑を主体とした景観形成の取り組みでは、環境の持続可能性だけではなく、社会・経済の持続可能性も重視されます。あるいは、緑の景観それ自体を持続可能にするのが目的というより(もちろん考慮はされますが)、むしろそれを手段として、社会や経済を持続可能にしていくことが問われる、といえます。このことは、現代日本の都市計画・緑地計画が正面切って取り組む課題として前景化しておりませんが、近い将来そうなるのではないかと私は考えています。本日は以上のような視点から、私が主たる研究対象としている英国の取り組みを中心に検証してみたいと思います。
 
1.都市計画における緑地計画の位置
 日本の都市計画マスタープランや都市計画(土地利用や都市施設の計画)を統合したような取り組みとして、英国には開発計画(Development Plan)とよばれる行政計画があります。ただし日本の都市計画と異なり、文化財保護、農政、エネルギー、資源開発・保護、廃棄物処理、観光等の各施策を含んだ包括的な計画(必ず全て含まれているというわけではありませんが)となっているのが特徴です。こうした計画項目と肩を並べて緑の景観や環境に何が期待されているのでしょうか。緑の環境が本来的に有しているレクリエーションや環境保全機能、景観形成等の向上が期待されることはもちろんです。近年では、生物多様性の維持向上、気象変動への対応等が喫緊の課題として浮上してきていることも日本と同様です。しかし、欧米にあって日本にないものがあります。それは、都市計画や緑地計画が地域社会・地域経済の持続可能性に貢献するという視点です。
 例えばロンドン計画(2011)の頁を繰ると、冒頭から市内の貧困状況や雇用の動態・成長率を示すマップやグラフが登場します。都市計画の主たる課題が経済の再生にあることが明白です。またロンドン計画の中の緑地計画(グリーンインフラストラクチャーの戦略ネットワーク)の項を見ると、レクリエーションや生物多様性といったテーマだけでなく、地域経済や健康福祉への貢献が明確に謳われています。グリーンインフラストラクチャーとは、地域によって様々な定義がなされていますが、英国では、戦略的に計画され整備された、質の高い緑地と他の環境的要所のネットワーク(ナチュラルイングランド、2009)を概ね意味しています。

2.東ロンドンのグリーングリッド計画
 東ロンドンのグリーングリッド計画(2008)は上述のロンドン計画に位置づけられた、市内における「グリーンインフラストラクチャーの戦略ネットワーク」の先駆的取り組みです。この計画では、良好な緑地ネットワークが社会的・経済的な利益を下支えする環境的利益の提供に貢献する、としています。ここで、社会的な利益として心身の健康福祉、反社会的行為の減少等があげられています。また、経済的な利益として不動産価値の向上、雇用や投資の促進、医療費の削減等があげられています。
 加えて、この計画には東ロンドンという地域に対する人々の印象や認識自体を刷新することが期待されています。東ロンドンは市内でも貧困の度合いが最も高い地域の一つである一方、近年の都市政策により雇用の成長率が上向いている地域となっています。グリーングリッド計画にはこうした状況をさらに加速させる意図が込められているでしょう。また、2012年のロンドン五輪がこの地域に誘致され、五輪競技場や記念公園を含む一連の公園・緑地群がグリーングリッド計画の一翼をなすものとして計画・事業化されたことは、この地域の経済再生をねらった極めて戦略的な配慮といえます。こうした地域に緑地のネットワークをはりめぐらし、公園や緑地はもとより交通その他の公共施設へのアクセス性を高めることで、市内における物的環境面での地域間格差を是正し、社会経済的な競争力を高めることが緑地計画にも期待されているのです。

3.リバプールのグリーンインフラストラクチャー戦略
 リバプールのグリーンインフラストラクチャー戦略は同市の開発計画におけるグリーンインフラストラクチャー政策を裏付ける根拠として検討されたもので、健康福祉政策としての側面が強調されています。これは国民保健サービス(NHS)が戦略立案に関与し同市の健康福祉水準の改善を企図したことによります。そこでは、緑地の整備水準の低い地区で特定の疾病罹患率が高いことが客観的に明らかにされ、健康福祉水準を向上させるためのグリーンインフラの保全・創出が必要と結論づけています。これは福祉政策と環境政策の統合といえるでしょう。病院の新設・改修の際にも積極的に緑化を推進するようなデザインを働きかけるべき、などとしています。
 グリーンインフラストラクチャーの諸機能が発揮されることで得られる、健康福祉以外の社会・経済的な利益として、経済成長と投資、土地や資産の価値、労働生産性、観光、土地からの生産物等をあげています。そして、これらの利益を導くグリーンインフラストラクチャーには以下のようなデザインあるいはマネージメントが求められるとしています。美的な質や視覚特性に配慮した緑化と種の選定、微気象や防音・遮蔽に配慮した緑化と種の選定、緑地(屋上含む)へのアクセス性、既存樹や原地形の保護、適地開発(洪水危険区域や多面的機能を有する農地での開発の回避)、微気象に配慮したベンチの設置、緑地の連続性を示す標識の設置、果樹や材木・燃料となる樹種の選定、分区園の保護・創出、コンポストの家庭利用等々です。

4.グリーンスペーストラストの取り組み
 エディンバラ ロジアン グリーンスペース トラスト(Edinburg Lothian Greenspace Trust、以下ELGT)は、貧困地域での人々の健康と福祉に積極的な影響を与える質の高い緑地の整備や活用に活動の重点を置くNPO法人です。例えば、エディンバラ市ドライロウ テルフォード地区の、社会住宅(低所得者向けの公的賃貸住宅)に隣接する約1.3haの緑地の修復を行ったプロジェクトでは、市や行政区とのパートナーシップにより、地元住民の参画を得てゴミの不法投棄、アクセスの不便、低い認知度、サインの欠如や少ない出入口、反社会的行為、防犯等々の課題に取り組みました。プロジェクトの総額は107,000ポンド(当時のレートで約1,700万円)で、小規模ながら園路やベンチ、案内板や出入口、植栽等の整備が行われました。疲弊した地域の公園・緑地の改修を、行政その他の非営利セクターからの資金提供や地域コミュニティの参画を得て行った事例は数多く、ELGTの主要な事業の一つとなっています。
 ELGTの活動は、ハードウェアーに関するものだけではありません。例えば、個人の貧困とコミュニティにおける複合的な貧困に取り組むために、スコットランド政府から資金を獲得し(エディンバラ市と国民保健サービスを通じて)、運動能力の低い人々やグループを対象に、ウォーキングや環境保全活動を南エディンバラの緑地で実施しました。
 スコットランド森林委員会の資金を得て実施されたプログラムもユニークです。このプログラムは、市内貧困地区の少数派民族にオープンスペースや森林利用の機会を提供し、社会交流や健康・福祉の増進、環境に関する知識・スキルを開発することをねらいとしています。女性や子供、片親,高齢者、精神的障害者を含む少数民族グループとのパートナーシップにより実現したプログラムの一つです。

おわりに
 地域間における経済格差が顕著な英国のような取り組みが、現時点の日本の緑地計画や緑の景観形成に即必要とはいえないかもしれませんが、今後そのような要請が高まる可能性は大いにあります。例えば日本でも、基礎自治体の税収額と公園緑地の整備水準・維持管理費には一定の相関があり、自治体間での投資額の差異も認められます(森田,2013)。今後、人口減少がさらに進むことが想定される中で、定住人口を維持し、住み、働き、遊ぶのに魅力的で競争力のある地域にしていくうえで、公園緑地や緑の景観が果たすべき役割は決して小さくないように思われます。しかしながら、厳しい財政事情の下で、公園緑地関連予算は真っ先に削られるというのが、多くの自治体の実情ではないでしょうか。英国の取り組みは、緑地や緑の景観が決して財政のお荷物ではなく、むしろ地域の持続可能性を根幹で支える基盤(インフラ)であることを我々に教えてくれているのではないでしょうか。

参考文献
Greater London Authority (2011): The London Plan.
Natural England (2009): Green Infrastructure Guidance.
木下剛(2010):東ロンドンのグリーングリッド計画と地域再生,平成22年度日本造園学会全国大会分科会講演集,131-134.
木下剛・芮京禄(2012):リバプール市のグリーンインフラ戦略にみるグリーンインフラの概念と計画論的意義,平成24年度日本造園学会関東支部大会事例・研究報告集,Vol.30,29-30.
木下剛(2012):エディンバラおよびロジアン貧困地域における緑地環境の再生と管理,都市計画,61(1),295号,91.
森田みずき(2013):環境的正義の視点からみた公園サービスに関する研究,平成24年度千葉大学園芸学部緑地環境学科卒業論文.

International Conference 2013 on Spatial Planning and Sustainable Development

2013-09-03 | Presentations
I and Kyungrock YE participated the International Conference 2013 on Spatial Planning and Sustainable Development (SPSD2013) that was held at School of Architecture, Tsinghua University, Beijing, China, 30th August. to 1st September. The tittle of our research that we made an oral presentation on 31st August is A Study on the Concept and Planning Method of Liverpool Green Infrastructure Strategy in United Kingdom (See Photo 1). I also chaired the Session 3 of SPSD 2013: Sustainable Urban Planning. All chairs were handed out certification of fulfilling their duty as session's chair of SPSD 2013 (See Photo 2). Photo 3 is a commemorative photo taken in front of School of Architecture, Tsinghua University. We visited the Jiuzhou Scenic Area "九州景区" (See Photo 4) in Old Summer Palace "円明園" on study tour of SPSD 2013, 1st September. Photo 5 is the diorama of a people's park of China in the Museum of Chinese Gardens and Landscape Architecture, Beijing International Garden Expo. Additionally we spent supreme time at Zhongshan Park "中山公園", Beijing, 30th August, 2013 (See Photo 6).

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日本造園学会関東支部学生デザインワークショップ・サマースタジオ2013

2013-08-16 | Presentations
平成25年8月16日から18日にかけて、今年で2年目となる福島県石川町でのサマースタジオ2013(SS2013)に事務局として参加させていただきました。石川町は安定した地層・地盤を有し、先の大地震でもほとんど被害を受けることがなかっただけでなく、県下において奇跡的なクールスポット(福島第一原発事故による放射能汚染の)としても知られ、復興支援の拠点としての役割も期待されています。昨年、石川町でSS2013を開催することになった折、同町に3箇所の千年村(藤田郷、長田郷、石川郷)があることを指摘させていただき、その後、これら各郷が今日でも生産や生活においてまとまりのある地区として存続していることを知り、本ワークショップの対象地区として選定された経緯があります。今年のワークショップは2年目ということで、より具体的な提案が期待されています。

私は事務局として参加させていただきましたが、初日の学生向けショートレクチャーで千年村研究のその後について喋ってくれととつぜん霜田さんに言われ(笑)、「なぜ千年村か?」と題して急遽お話しさせていただくことになりました。

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SS2013の行程は以下のとおりです。

8月16日(金)
町内地域資産見学(当方はC班:中田地区・御在所街道)に参加し、地元の方々や主催者の方々にお話をうかがいました。
・石川町体育館(昼食・歓迎セレモニー)
・いわき市久之浜地区との交流農場
・古内の桜(写真1)
レクチャー/ミーティング
・田瀬理夫氏(プランタゴ代表)「遠野暮らし」
・平岡義浩氏(宮城大学教授)「津波被災地から考える山の意味」
・木下剛(千葉大学大学院准教授)「なぜ千年村か?」

8月17日(土)
いわき市久之浜地区との交流会
・久之浜漁港とその周辺の津波被災地(写真2)
・浜風商店街(仮設商店街)
・大久保公民館(昼食)
グループ毎のワークショップ{石川町体育館)
町民と学生の交流会(井筒屋旅館)

8月18日(日) 中谷自治センター
町民との対話フォーラム「石川町の地域資産」
・田瀬理夫氏(プランタゴ代表)「遠野暮らし」
・阿部伸太氏(東京農業大学准教授)「ヨーロッパから見た石川町の田園風景」
・平岡義浩氏(宮城大学教授)「津波被災地から考える山の意味」
交流型学生プレゼンテーション(写真3)

東日本大震災の復興と生存のランドスケープ

2013-07-11 | Presentations
2013年7月6日(土)、京都造形芸術大学外苑キャンパスで行った特別公開講義の発表要旨を掲載させていただきます。

はじめに
 東日本大震災は、被災地だけの問題にとどまらず、この国の生活空間や生産活動のあり方を根底から見直すきっかけととらえるべきではないかと考えています。近代の街づくりは便利で快適な生活、効率的な生産を追求する一方で、その基礎をなす生存(=生命の存続)への配慮が不十分だったとはいえないでしょうか。特に、防潮堤に代表されるインフラストラクチャーの考え方、さらには広域的な土地利用の方法自体を再検討する必要があり、その際、レジリエンスという概念を導入することが有効と考えられます。

1. レジリエンスをもたらす空間計画と土地利用の転換
 筆者は公益社団法人日本造園学会が主催した東日本大震災復興支援調査気仙沼チームに参加しました。この調査を通じて、1)レジリエンスをもたらす空間計画と土地利用転換の必要性、2)生産活動のレジリエンスを支える産業コミュニティおよびランドスケープのあり方、について検討しました。この結果は、公益社団法人日本造園学会東日本大震災復興支援調査委員会編『復興の風景像』(2012)1)にまとめましたので詳しくはそちらを見ていただくとして、今回はそこで十分指摘しきれなかったことを補完したいと思います。
 それは、前掲書において、「生圏の持続性を阻害する撹乱にたいして、生圏が発動する抵抗力・回復力・安定性」と定義したレジリエンスへの視点が、被災地における現行の復興計画を見るかぎり十分とはいえないということです。その理由は、防潮堤頼みの街づくりが依然として幅をきかせており、レベル2の津波、すなわち浸水を前提とした土地利用・インフラのあり方についての検討が不十分だからです。
 レベル2の津波に対しては、第一に、生存を支える土地利用のゾーニングとそのための土地利用転換が求められます。これについては、土地の高低差に従った職住分離が大原則となりますが、多くの復興計画において居住地の高台移転が原則的に進んでいることは周知のとおりです。しかし、商業地域や港湾地区での、微地形や地質、土地の履歴等をふまえた微細な土地利用のゾーニングが不十分と思われます。
 また、浸水想定区域に大面積の公園緑地が計画されているのは評価できますが、メモリアル性よりも津波の減衰・湛水効果の高い立地と設計が考慮されるべきではないでしょうか。従来型の人工公物・都市施設としての公園という発想から、土地を自然に還し、ダイナミックに自然が再生するプロセスをこそ復興の象徴とするような考え方が相応しいと考えます。したがって、自然公物型の公園、あるいは粗放な管理を前提とする自然公園のような設計・管理が期待されます。浸水想定区域における、湛水機能に配慮した土地利用転換のその他の例としては、宅地から農地・樹林地への転換、農地から樹林地への転換等が想定されます。浸水想定区域内のどこでそのような土地利用転換が求められるかは、過去の土地利用(履歴)が一つのモデルになるでしょう。

2. グリーンインフラストラクチャーの概念と計画
 レジリエンスをもたらす空間計画と土地利用転換にあたっては、平常時にも非常時にも対処しうる複合的な機能が土地や施設に求められます。その際、欧米において基礎自治体レベルでも事業化が進み、日本でも導入されつつあるグリーンインフラストラクチャー(以下、GI)の概念が有効な枠組みを提供してくれるように思われます。
 GIとは、米国と欧州で若干とらえ方が異なりますが、概ね、自然のプロセスにもとづく多面的な機能・サービスを担う植生や土地・水面およびそれらのネットワークと定義できるでしょう。特に欧州ではネットワーク性が重視されているのにたいして、米国では水政策(突発的集中豪雨対策・洪水対策)の一環として位置づけられているのが特徴といえます。日本でもインフラという言葉から想起されるように、緑地ネットワークというとらえ方が一般的ですが、そのようなとらえ方には何らの新規性も認められません。
 私は、GIの可能性はそれ以外の部分にあると考えており、現在、英国リバプール市のGI政策2)に注目しています。同政策においてもネットワークという定義はみられますが、全市面積の62%の土地をGIとみなしており、この中には民有地が多く含まれている点がとても重要です。ここで、政策の役割は、GIとしての機能が維持・改善されるような土地のデザイン・管理を誘導することにあります。また、この政策は、現在GIとして機能していない土地でも、今後機能するように土地・施設のデザインや管理を誘導していくことも視野に入れています。つまり、土地利用の現況を問わず、すべての土地や施設がGIとして機能しうるという前提に支えられているといえます。この点が、従来の緑地計画、とりわけ緑地ネットワークの計画とは異なる点で、むしろパッチワーク的な発想に裏づけられた概念として理解すべきであると私は考えています。その意味で、都市施設の計画ではなく土地利用の計画であるといえます。
 もう一つ強調しておきたいことは、GIとは植生や土壌・水面等が発揮する様々な存在機能に立脚した土地の概念であるということです。むろん利用機能も考慮されますが、民有地においては存在機能が期待されます。
 それでは、震災復興や事前復興にGI概念はどう援用できるのでしょうか。まず、土地利用計画のレベルでは単一の土地用途や機能に縛られない計画が必要になります。災害時にレベル2の津波を減衰・湛水させたり、避難路・避難地として機能したりするような、土地の用途および機能を複合的に捉えた土地利用計画が必要になります。一方、空間計画のレベルでも、日常的な生産・生活を支えると同時に、非常時においては、津波の減衰・湛水機能を実際に発揮できること、あるいは避難路・避難地としても機能しうる土地や施設のデザイン・管理が求められます。レベル2のような津波にたいしてレジリエントであるには、おおよそ土地利用や施設を総動員してかかる必要があると思われます。GI概念はまさしくこのような見方を可能とします。

3. 持続的生存・生産・生活単位としての「千年村」
 生産活動のレジリエンスを支える産業コミュニティを考えるヒントとして、早稲田大学建築学科の中谷礼仁研究室ほかと共同で進めている千年村の調査研究3)を紹介します。千年村とは、千年以上の長きにわたって人々の生産と生活の持続が確認できる環境・集落・コミュニティの単位で、自然災害等に対する生存条件をも満たしている点が、今後の震災復興・事前復興に大いに示唆を与えてくれると私たちは考えています。
 2012年度に実施した、千葉県内の千年村の悉皆調査の結果,千年村の地形立地には明らかな傾向がみられました4)。それは、水系に近接し、地形や地質の移行帯、より具体的には洪積台地と沖積低地の境界部に立地する千年村が多いということです。これは、生存・生産の第一条件である水利と、自然災害の危険回避を両立する立地特性とみなせるでしょう。流路延長の長い河川沿いでは氾濫原や低地に立地する千年村も確認できますが、詳しくみてみると集落は自然堤防や浜堤等の微高地に、生産地を低湿地や旧河道に開くという土地利用ゾーニングが明快です。水田は、生産地であると同時に、洪水時には冠水もやむなきとする土地利用として位置づけられており、家屋自体は浸水を免れます。
 また、伝統的な集落一般において、集落の人口が増えた場合、生産地を新たに開墾するか、それが不可能な場合、生産地の生産力の範囲内で人口増を許容しますが、宅地確保のための農地転用は制限されてきたようです。その結果、洪水リスクの高い低湿地の宅地化は避けられていたといえます。このように、農地は生産地であると同時に洪水をいなす遊水池でもあり、複合的な機能を有する土地(GI)の典型ということができます。
 いくつかの千年村では、集落の縁辺部に位置する旧入会林とみられる山林に住宅地や事業所などの開発圧力を吸収する一方で、集落の生産地(水田や畑)の規模を維持してきた事例もみられました。また、三陸地方の漁村集落では、伝統的な講組織が管理してきた高台の山林が今回の津波からの避難地になり、やがて高台移転の用地にもなった事例が報告されております。これらは、当該集落が古くから維持してきた土地利用のリダンダンシー(冗長性)ゆえに可能だったことであり、レジリエントな土地利用・土地所有の賜といえます。
 生産と生活が一体となった伝統的なコミュニティは、本来的にレジリエントな性格を有していたと考えられます。まずはそこに立ち返ってみることが、復興計画の第一歩だと考えられます。

補注・引用文献
1) 日本造園学会東日本大震災復興支援調査委員会編『復興の風景像』マルモ出版,2012所収の,木下剛・八色宏昌「グリーンインフラの構築―レジリエンスをもたらす空間計画と土地利用転換」pp.76-79,木下剛・高橋靖一郎・石川初「水産業のレジリエンスと景観―漁業の生産施設,生産過程の景観要素としての価値の評価」pp.40-43.
2) 木下剛・芮京禄(2012):リバプール市のグリーンインフラ戦略にみるグリーンインフラの概念と計画論的意義,日本造園学会関東支部大会事例・研究報告集,Vol.30,pp.29-30
3) 持続的環境・建造物群継承地区〈千年村〉研究ゼミ・ウェブサイト,https://sites.google.com/site/kobonson/home
4) 梶尾智美・高橋大樹・桃井佳奈子・木下剛(2012):千葉県に於ける千年村の地形立地と水系との関係,日本造園学会関東支部大会事例・研究報告集,Vol.30,pp.39-40.

リバプール市のグリーンインフラ戦略にみるグリーンインフラの概念と計画論的意義

2012-11-24 | Presentations
木下 剛*
芮 京禄*

*千葉大学大学院園芸学研究科

1.グリーンインフラ戦略の位置づけ
本発表は、土地利用計画論としての英国リバプール市のグリーンインフラストラクチャー戦略(以下、GI戦略)の特徴について仮説的に検証したものである。同戦略は、将来のリバプールの持続可能な発展を支援し、住み、働き、投資し、生活を楽しむのに最適な場所の一つとすることを目標としている。また、GIとは、リバプールとその周辺にあって多種多様な社会・経済・環境の恩恵を提供する生活支援システム、自然環境構成要素およびグリーン&ブルースペースのネットワークと定義されている1)

筆者らはGI戦略を所管する行政組織の一つであるナチュラル・イングランド(NE)2)の担当官に聞き取り調査3)を行い、優良事例としてリバプールの取り組みを紹介された。本発表はその際に得た情報とその後の文献調査等をふまえてとりまとめたものである。

リバプールのGI戦略は、同市計画局がリバプールプライマリケアトラスト(PCT)4)と共同で申請、獲得した国の自治体一括補助金(ABG)により計画・事業化されている。計画策定を含む一連の業務は、マージーフォレスト(MS)5)に委託され、2011年5月、MS・市・PCT三者の堅密な協働のもと、実施に移されている。

2.グリーンインフラのタイプと機能
GIのタイプと機能の関係を表6)に示す。これらタイプの面積を合計すると実に全市面積の62%を占め、最多のタイプは私有の個人庭園である(図7)参照)。NE担当官によれば、個人庭園を含む点が、従来のグリーンスペース/オープンスペースの概念や戦略と異なる。個人庭園の他にも、面積割合としては少ないが農耕地、果樹園等も含まれているほか、放棄地も対象となっている。放棄地は復活した植生に着目したもので、これらより、施設緑地のみならず、民有地を含む土地利用の誘導を意図した戦略であることが指摘できる。

表 リバプール市におけるグリーンインフラの機能とタイプ・利益・優先事項の関係


図 リバプール市のグリーンインフラのタイプ


GI戦略ではGIの多機能性が重視される。GIに期待される機能として目を引くのは、生産機能(食料や木材、バイオ燃料等)や交通機能(水運)のほか、雨水や水流の貯留・調整機能である。前者は従来のオープンスペース/グリーンスペース戦略では埒外に置かれており、後者はGIに特徴的な機能である。

複数のGI機能が満たされることで、より高次の利益が達成される。気象変動への適応や洪水軽減、健康福祉等がGIに特徴的な利益といえるだろう。経済成長と投資、労働生産、生産物等々、経済的な利益も意図されている。

このように、GI戦略では、GIの量だけでなく、質の扱いにも関心が向けられている。同一タイプのGIでも、設計や管理の状態しだいで、機能発現の程度や達成される利益も変わってくるという考え方が前提になっている。

3.グリーンインフラの計画とアクション
GIの機能発現と利益誘導は、「優先事項」に沿って進められる(表参照)。優先事項毎に様々な課題が特定され、GI機能の改善による介入が必要とされる区域と具体的な介入の内容が明示される(「アクション」と呼ばれる)8)。アクションの内容は場所毎に異なり、介入の程度によって、GI整備の水準自体を引き上げるタイプ、現行GI機能を増大させる管理を行うタイプ、現行GI機能を保護するタイプのいずれかとなる。また、アクションは介入の方法によって、土地の形質の変更(上述したGI機能の改善等による介入はすべてこれに該当)、支援(財源確保やパートナーシップ構築)、指導(デザインや生物多様性、ランドスケープに係る指導)の3つに分類される。

GI機能の改善等を伴う介入の必要度(目標値)は、個別のアクション・区域毎に数量化され、マップ化される。重要なことは、GI機能の改善等の介入の機会を不動産開発における敷地計画やデザイン、あるいは長期的な維持管理に委ねていることである。そこでは、GI機能の改善等を確実なものとするために、地表タイプの面積に応じたGIスコアと呼ばれる尺度を用い、開発後のGIスコアが開発前のそれを上回るような敷地計画・デザインが期待されている9)

以上がリバプールGI戦略の概要であるが、よくある緑地ネットワークの提案はみられない。GI機能の改善という視点から土地利用全体の底上げにより、社会・経済的な利益の誘導を意図している点に本戦略の特徴が見出される。

補注・引用文献
1) Liverpool Green Infrastructure Strategy: Executive Summary, 2011, p.7-8
2) イングランドの自然保護行政に関する国の諮問機関で、環境食糧省DEFRA等より資金の提供を受ける。
3) 2012年3月1日、ロンドンのDEFRA本省にてTom Butterworth氏、Martin Moss氏に聞き取りを行った。
4) 国民保健サービスNHS等のもと、市内保健サービスの委任責任を負い、関連機関とのパートナーシップ体制により事業を推進する。
5) 近隣7自治体、地権者、森林委員会、ナチュラルイングランド、企業、地域コミュニティのパートナーシップ組織で、緑化、植林を通じて環境や経済の再生、健康増進を図る。
6) Liverpool Green Infrastructure Strategy: Technical Document Ver.1.0, 2011, p.216-222を参考とした。
7) 前掲1)p.5等
8) Liverpool Green Infrastructure Strategy: Action Plan Ver.1.0, 2011, p.34-84
9) 前掲7)p.317-324

(平成24年11月24日、筑波大学にて開催された、公益社団法人日本造園学会平成24年度関東支部支部大会事例・研究発表会にて口頭発表した要旨をそのまま掲載しました)

都市の花風景とその意味

2012-10-12 | Presentations
平成24年10月12日(金)、足立区が主催する「花いっぱいコンクール」の一環で、「都市の花風景とその意味」と題して講演させていただきました。話題は以下のとおりですが、前半はイギリスを中心に、ヨーロッパにおける花壇や花を用いた景観形成事例の紹介。後半は昨年度の足立区花いっぱいコンクールの入賞作品数点についてレビューさせていただきました。

1.花壇の歴史
・装飾的花壇はいつ頃から?
・公共花壇はいつ頃から?

2.花を植えるということ
・花のある風景、花のある場所
・足立区の花壇について

なお足立区の花いっぱい運動/コンクールは、「ビューティフル・ウィンドウズ運動」という防犯まちづくりに係る上位政策の一環として実施されているユニークな取り組みです。


松葉菊の会の花壇、東京都足立区谷在家3丁目27-7、江北北部緑道公園内


西新井第三団地自治会の花壇、西新井三丁目15番1号、西新井中央公園内


Biodiversity As Landscape

2012-10-03 | Presentations
「景観としての生物多様性:景観美とその共有」と題してソウル大学にて講演させていただきました。2012年3月12日~3月14日の日程で、学術講演の他にソウルの森公園、オリンピック公園、仙遊島公園、清渓川等も見学してきました。いずれも2~3度目の訪問でしたが、しっかり管理されていて地域の資産として成熟しつつあると感じられました。


造園遺産見学会、現場セッション&ガーデンカフェ報告

2012-10-03 | Presentations
平成23年度日本造園学会関東支部大会二日目(平成23年10月16日)に実施した造園遺産見学会等について、初日のプログラムと併せて、日本造園学会誌「ランドスケープ研究 75(4)」(池尻あき子、高橋輝昌、木下剛、小松秀次、霜田亮祐「関東支部:支部活動から全国規模の活動へ、地域との連携の重要性を実感した支部大会~震災をテーマとした学生デザインワークショップと造園遺産の庭園を活用した現場セッションの試み~」p.336-338)に報告させていただきました。




イベント中止のお知らせ

2012-08-01 | Presentations
昨日、祖母が亡くなり、8月4日(土)葬儀のため、下記イベントを中止させていただきます。
お申し込みいただいた皆様にはまことにもうしわけございません。
謹んでお詫び申し上げます。お許し下さい。

「緑と水」の市民カレッジ(東京都公園協会)
江戸・東京の空間構成と公園緑地計画【首都圏大学サテライト講座】