Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Janine meets Paavo

2009-12-21 | Media


ヤンセンのヴァイオリンが聴きたかったというよりも、
ヤルヴィ/カンマーフィルのベートーヴェン、デッカ録音が聴きたかった。

やはりRCAとは違う。
DECCAの音については最近思うところが多々あるが、
長くなるのでいずれまた、、、

演奏については、ヤルヴィ/カンマーらしく、
ヴィブラート控えめ、メリハリの効いたデュナーミク、
スリムではあるけれどもシンフォニック(これはライナーに書いてあるとおり、
レーベルの違いによるのであろう。やはりDECCA録音の成せる業?)。

一方のヤンセンは、流麗なヴィブラートで、
しなやかに、ときに熱くヤルヴィ/カンマーに絡むのだが、
オケとの妙な一体感がある。

重厚さはないけれど、コンテンポラリーなベトコンという感じで
ボクはとてもよいと思う。

11月のガルテン

2009-12-21 | 借庭日記

ネギの土寄せをしているところ(11月1日 日曜日)

11月は、学会やら出張やら、子供らがインフルになるわ七五三やらで、
笠間に行ってるヒマがほとんどなかった。
仕事の合間をぬって出かけた2回ほど(記憶が正しければ)。

幸いにも農閑期に入るので取り立ててやるべきこともなかったし。
それでも、ラッキョウやニンニク、タマネギの植え付けはやった。

ダイコン、レタス、ニンジン、ネギの生育も順調で一部収穫。

50th week

2009-12-20 | Japan
12/14(月) 午前中、学部の授業「公園デザイン学」の6回目。「戦後期日本の公園・緑地」について。東アジアランドスケープ研究会対応。午後、領域会議。ダブルディグリー/英語プログラム、実習の枠組みの見直しについて。終了後、園芸学部100周年記念館等整備・修景部会(第1回)。

12/15(火) 体調がすぐれず、ゼミを欠席。

12/16(水) 午後、マスターコースの授業「広域緑地計画論」の6回目。見学会のおさらい。港北ニュータウンのグリーンマトリックスについて。授業終了後、東金八鶴湖プロジェクトの学内打合せ:水質調査の進め方、イベント企画等について。

12/17(木) 山武市役所にて山武市都市計画審議会町村合併後の都市計画マスタープランについて。松戸に戻り、研究室の忘年会。来週は旭市の都市マス。

12/18(金) 午前中、学務関連、千葉市パークマネージメント共同研究に係る対応。午後、板橋区立西台公園改修に伴う伐採木・移植木等の現場確認。わずか1時間強の作業だったが寒さで身体の芯まで冷える。帰路、東武練馬の駅前で熱い中華そばをすすってようやく生き返った心地。


寒かった(板橋区西台公園にて)

12/19(土) 午前中、病院へ。身体がボロボロ。

ブルックナーごときにしてやられてしまう実景の不甲斐なさについて

2009-12-15 | Media


新幹線で浜松駅を出発するとほどなく車窓には田園地帯が広がる。本を読むほどの気力もなく、といって眠ってしまうほどに疲れていたわけでもなかったので、何の気はなしにiPhone/iPodでブル8(このときは確かテンシュテット/LPOの1981年ロンドンライブ)をセレクトした。アダージョからフィナーレへ。いきなり音楽の世界に引きずり込まれる。視界に飛び込んでくる田園風景はあって無いようなもので、音楽が表象する意境を前に実景は不甲斐なく消え去ってゆく。むろん、人によって、ロックや流行歌、ジャズやR&B、アンビエントその他諸々、ジャンルを問わずあっちの世界に連れて行ってくれる音楽というのはそれぞれあるだろう。だから別段クラシックが一番とか、ブル8が一番というつもりは毛頭ない。

しかし、では、クラシックというジャンルにおいてそのような楽曲はなにかと考えてみると、一つにはブル8をあげることに大方の異論はあるまい。超弩級のぶっ飛び音楽なんである。そのくせ、ブルックナーというのは、(演奏によっては)スペクタクル映画やファンタジー系の映画音楽の如く、壮大ではあるけれども妙に俗っぽく響いてしまうこともままあり、けっこう難しいと思う。そんなこんなで久しぶりにブル8に浸っていたところ、とんでもないCDが登場した。シモーネ・ヤング/ハンブルグ響のブル8である。スケールはでかい。でかいがやはりどこか男性指揮者のそれとは異なる。こーゆーマニアックなオタク音楽に女性がまともに取り組んでいる、いや、軽くいなしているのかもしれない。そこがカッコよくもある。

それはそれとして、、、音楽なんか聴いてられっかよ、って気にさせる実景がほんとうに少ねぇ~な、この国は。

ある偉大な芸術家の想い出のために

2009-12-12 | Media


いい。

とくにマイスキーのチェロが効いてる。
めずらしく落ち着いたラン・ランのピアノもいい。

けど、紅鮭、いや「紅いジャケ」はベタすぎるだろ!

旧ソヴィエト出身のマイスキー、ロシア出身のレーピン、中国出身のラン・ラン、
3人に共通するのは(作曲者も含めて)、いずれも旧東側諸国の出身であり、
そして、その象徴たるものがまさに「赤」ということか? 

いかにも西側(というかレコード会社)の人たちが考えそうなこと。

陳腐。

49th week

2009-12-12 | Japan
12/7(月) 午前中、学部の授業「公園デザイン学」の5回目。「戦前期日本の公園・緑地」について。午後、奨学寄付金および科学技術振興調整費に係る対応。

12/8(火) 午前中、授業の準備、学部生の卒論打合せ。午後、卒論・修論ゼミ。日本遺跡学会誌「遺跡学研究第6号」が届く。拙稿「イギリスにおける文化遺産の保全と地域コミュニティの役割」が掲載されました。昨年11月、奈良で開催された日本遺跡学会大会(テーマ:遺跡と地域コミュニケーション)の基調講演論文です。

12/9(水) 千葉市パークマネージメント共同研究に係る学内打合せ。これまでの整理と今後の進め方について。午後、マスターコースの授業「広域緑地計画論」の5回目。東ロンドングリーングリッド計画の「エリアフレームワーク」について。

12/10(木) 朝から科学技術振興調整費/地域再生計画に係る対応。午後は打合せのためN市へ。大学戻り学務対応。

12/11(金) サンフランシスコの Neighborhood Parks Council の活動に関するリサーチ。午後、虎ノ門にてN区の公園再生・改修整備計画に係る打合せ。大学に戻り、来週の授業の準備。学務対応。

12/12(土)~12/13(日) 3週間ぶりの笠間KG。

48th week

2009-12-08 | Japan
11/30(月) 朝一で学部の授業「公園デザイン学」の4回目:「欧米における公園・緑地の系譜 その2:アメリカ、現代の潮流」について。授業後、院生の修論打合せ。理数大好き学生発掘・応援プロジェクトに係る志望学生との面接。午後、環境情報科学センター第23回環境研究発表会のため市ヶ谷の日本大学会館へ。研究発表論文2題の座長を担当。大学に戻り、学部生の卒論打合せ。

12/1(火) 午前中、都市緑化技術誌掲載記事の再校。西台公園対応:キンラン・ギンランの移植・増殖に関する情報収集。午後、卒論・修論ゼミ。ゼミ中、2号の調子が悪く熱があると保育所から電話。東金プロジェクトの事務対応等々、仕事を片付けて早めに2号を迎えにいく。聞けば、2号の組は水疱瘡でほぼ全滅状態。夕食後、かかりつけ医に連れていくとやはり水疱瘡の診断。治るまで登所禁止とのこと。1号のインフルが治ったと思ったら今度は水疱瘡。

12/2(水) 午前中、千葉市パークマネージメント共同研究のインタビューで千葉へ。終了後、千葉市の方々、学生さんと今後の進め方について打合せ。大学に戻る。京都実習のためマスターコースの授業「広域緑地計画論」休講。自宅にクルマをおいてから、造園学会関東支部幹事会&忘年会に向かう。途中、虫が知らせたのか松戸駅にて電話で確認した結果、不覚にも幹事会は明日とのこと。最近こういうミスが多い。

12/3(木) 都市計画学会学術研究論文発表会司会者原稿の作成・提出。修論審査対応。師走だというのに年内の予定が次から次に入ってくるのは一体どうしたことか。ありがたいことではあるが。水疱瘡の2号の世話で造園学会関東支部幹事会&忘年会を欠席。

12/4(金) 午前中、科学技術振興調整費に係る打合せおよび自治体対応。来週の授業の準備。修論審査対応。N区公園再生・改修整備計画に係る検討会への参加依頼をいただく。S市都計審開催案内。いずれも年内スタート。

12/5(土) 法事で実家へ。OB会(二葉会)の総会・懇親会をドタキャン。法事のことをすっかり忘れて出席の返事をしておりました。申しわけありませんでした>各位。

12/6(日) 亡祖父の一周忌の法要。帰りの東名高速が事故で大渋滞。約200㎞に5時間を要す。ありえん。年末年始が思いやられる。風邪。

47th week

2009-12-04 | Japan
11/23(月) 勤労感謝の日。過日撮影した七五三の記念写真を写真館に選びに行く。不可解なことがある。写真館で撮った写真のネガはなぜ写真館で保管されるのか。おそらく著作権は撮影者に帰属するんであろうし、「焼き増しは当店で」という古くからの商習慣もあるんだろう。そのへんはあまりに自明すぎてこれまで議論の俎上にすらあがってこなかったのだと思う。しかし、その常識を疑ってみることは許されないものだろうか。写真の著作権は撮影者に帰属するとして、それが「暗黙の了解」で、というところがちょいとばかし納得いかない。そして、なんといっても焼き増し料が高い!

我々のケースでは、ネガは写真館で5年間保管され、その時点で我々から申し出があれば返してくれるそうだが、写真館のほうから教えてくれることはない(勝手に処分する)そうである。ちなみに撮影前に、「ネガは一定期間、写真館が保持する」旨の説明は写真館側から一切なく、撮影後の写真選定の段階ではじめて知らされた。5年というのはけっこう長い。いま説明を受けても、5年後には忘れることだってあるだろう。連絡もせずに処分というのは少々横暴ではないか。

客の写真を写真館が所有したり、使用したりすること(肖像権)の法的位置づけはどうなっているんだろうか。写真館にはよくサンプルとして写真が飾ってあるが、あれって当然客に告知されるんだろうな。肖像の使用料は客に支払われるんであろうか。ひじょうに興味深い。そして、ネガは、こっちが欲しい(しかるべき料金で買い取る)といえば、渡してくれるんだろうか? と思ってググったら、こんなのがあった → http://life.2ch.net/sousai/kako/1006/10062/1006222203.html

11/24(火) 午前中、(財)都市緑化技術開発機構機関誌「都市緑化技術」の記事原稿をN市に依頼。科研費研究分担者承諾書の処理。昼、ダブルディグリー制度の運営に関する打合せ。推薦・社会人・理数大好き学生入試判定会議。午後、科研研究分担者承諾書および奨学寄付金(東金プロジェクト)に係る事務対応。翌日の授業の準備。

11/25(水) 午前中、卒論・修論ゼミ。午後、マスターコースの授業「広域緑地計画論」の4回目。東ロンドンのグリーングリッド計画のその2。先週に引き続き、「東ロンドングリーングリッドフレームワーク」について解説。次回は「エリアフレームワーク」を検証する予定(来週12/2は受講生の多くが京都実習のため休講にします)。夕方、院生のD論予備審査会。

11/26(木) 午前中、学部の授業「造園図学A」の補助。学生時代、同じ造園学科の先輩でありクラブ(ワンゲル)の先輩でもあった松戸市役所のSさんが自然解説員の件で研究室にみえ、院生と一緒に打合せ。昼、院生の修論打合せ。午後、FD講習会および教授会。夕方、板橋区立西台公園改修計画ワークショップ(第5回)のため板橋へ。学ぶべきことはつきない。

11/27(金) 午前中、院生の修論打合せ、理数大好き学生の発掘・応援プロジェクト対応。午後、科学技術振興調整費対応、院生の修論打合せ、来週の授業の準備。

11/28(土) 午前中、千葉大学大学院環境健康学プロジェクト実習「松戸タンケンタイ」に参加する1号(千葉大より学童保育所にお誘いがあった)につきあって大学に。1号を預け、ボクは研究室へ。1号は大いに楽しんだよう。駅前で昼食を済ませてから帰宅。午後は、親しくさせていただいているKさんご一家と久しぶりのお茶&夕食@自宅。

11/29(日) 朝一でクルマを車検に出す。午後は、マスターコースの授業「広域緑地計画論」の見学会で港北ニュータウンへ。第一地区のグリーンマトリックスシステムに沿って、センター北駅(横浜市営地下鉄ブルーライン)から北山田駅(横浜市営地下鉄グリーンライン)まで歩く。見学会終了後、北山田駅前にて夕食&意見交換会。


徳生公園(港北ニュータウン)