この授業は千葉大学大学院園芸学研究科と同工学研究科の博士前期課程履修生を対象とした講義科目です。工学研究科のEdilson S. Ueda 准教授と私、木下剛(園芸学研究科)が共同で担当します。私の担当部分の内容は以下のとおりです。奮ってご参加ください。Ueda 先生の担当回を含む全体のシラバスはこちらをご覧ください。
単位数:2
期別・曜日・時限:春期・金曜・3限
担当教員:木下剛 tkinoshita@faculty.chiba-u.jp
教室:千葉大学西千葉キャンパス 工学部2号棟2階201教室
授業概要:環境負荷の低減や生物多様性、物質循環に配慮したランドスケープデザインの考え方と手法について,多様な空間スケールにおける事例を通して講述する。
授業計画:下記
1. 6/21 空間計画とエコデザイン~イントロダクション
・アフォーダンス
・ランドスケープデザイン
・事例:イーストスケールト防波堤(オランダ)、養老天命反転地ほか
2. 6/28 生態系サービスと空間計画
・生態系サービス、攪乱、持続可能性、レジリエンス
・エコロジカルなスケールと生態系サービス
・事例:ミレニアム生態系アセスメント(国連)
3. 7/5 環境共生とランドスケープ計画
・環境共生とランドスケープ計画の系譜
・緑地保全から環境構造への展開
・事例:多摩ニュータウン自然地形案、港北ニュータウン・グリーンマトリックスほか
4. 7/12 循環型社会の構築とランドスケープデザイン
・グリーン/ブルー・インフラストラクチャーと水循環
・団地再生と緑資源の保全、リサイクル
・気候変動とランドスケープデザイン
・事例: 運河再生(イギリス)、鶴見川水マスタープラン、各国のグリーン/ブルー・インフラストラクチャー政策、港北ニュータウン植生計画、多摩平団地建替事業、クリマアトラス(ドイツ)ほか
5. 7/19 環境再生とランドスケープアーバニズム
・ブラウンフィールドと都市生態学
・ランドスープアーバニズム
・事例:古典的パークシステム(アメリカ)、エムシャー・パーク(ルール地方)、ダウンズビュー・パーク(トロント)、フレッシュキルズ・パーク(アメリカ,ニューヨーク)、仙遊島公園、ノウル公園,清渓川再生(ソウル)、リーヴァレー地域公園(ロンドン)ほか
6 7/26 生物多様性とエコロジカルネットワーク
・ランドスケープエコロジー
・生物多様性というランドスケープ
・エコロジカルネットワークからグリーンインフラストラクチャーへ
・事例:エコネット(ヨーロッパ)、グリーンウェイ(アメリカ)、首都圏都市環境インフラほか
7. 8/2 ランドスケープによる持続可能性な地域のデザイン
・人口動態からみた近代の都市計画の位置
・人口減少問題と持続可能な発展
・コンパクトシティ政策、ニューアーバニズムの批判的検証
・持続性概念の再検討とレジリエンス
・事例:コンパクトシティ政策(ヨーロッパ)、ニューアーバニズム(アメリカ)、東日本大震災復興計画ほか
評価方法・基準:6/21に説明します。
以上
単位数:2
期別・曜日・時限:春期・金曜・3限
担当教員:木下剛 tkinoshita@faculty.chiba-u.jp
教室:千葉大学西千葉キャンパス 工学部2号棟2階201教室
授業概要:環境負荷の低減や生物多様性、物質循環に配慮したランドスケープデザインの考え方と手法について,多様な空間スケールにおける事例を通して講述する。
授業計画:下記
1. 6/21 空間計画とエコデザイン~イントロダクション
・アフォーダンス
・ランドスケープデザイン
・事例:イーストスケールト防波堤(オランダ)、養老天命反転地ほか
2. 6/28 生態系サービスと空間計画
・生態系サービス、攪乱、持続可能性、レジリエンス
・エコロジカルなスケールと生態系サービス
・事例:ミレニアム生態系アセスメント(国連)
3. 7/5 環境共生とランドスケープ計画
・環境共生とランドスケープ計画の系譜
・緑地保全から環境構造への展開
・事例:多摩ニュータウン自然地形案、港北ニュータウン・グリーンマトリックスほか
4. 7/12 循環型社会の構築とランドスケープデザイン
・グリーン/ブルー・インフラストラクチャーと水循環
・団地再生と緑資源の保全、リサイクル
・気候変動とランドスケープデザイン
・事例: 運河再生(イギリス)、鶴見川水マスタープラン、各国のグリーン/ブルー・インフラストラクチャー政策、港北ニュータウン植生計画、多摩平団地建替事業、クリマアトラス(ドイツ)ほか
5. 7/19 環境再生とランドスケープアーバニズム
・ブラウンフィールドと都市生態学
・ランドスープアーバニズム
・事例:古典的パークシステム(アメリカ)、エムシャー・パーク(ルール地方)、ダウンズビュー・パーク(トロント)、フレッシュキルズ・パーク(アメリカ,ニューヨーク)、仙遊島公園、ノウル公園,清渓川再生(ソウル)、リーヴァレー地域公園(ロンドン)ほか
6 7/26 生物多様性とエコロジカルネットワーク
・ランドスケープエコロジー
・生物多様性というランドスケープ
・エコロジカルネットワークからグリーンインフラストラクチャーへ
・事例:エコネット(ヨーロッパ)、グリーンウェイ(アメリカ)、首都圏都市環境インフラほか
7. 8/2 ランドスケープによる持続可能性な地域のデザイン
・人口動態からみた近代の都市計画の位置
・人口減少問題と持続可能な発展
・コンパクトシティ政策、ニューアーバニズムの批判的検証
・持続性概念の再検討とレジリエンス
・事例:コンパクトシティ政策(ヨーロッパ)、ニューアーバニズム(アメリカ)、東日本大震災復興計画ほか
評価方法・基準:6/21に説明します。
以上