Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

ベートーヴェン三昧

2007-04-30 | Media
ベートーヴェンの6大ピアノソナタは高校時代に買ったケンプ盤をレコードで持っていたが、8番、14番、23番に続いてギレリスの17番、21番、26番をCDでようやく入手(完了)。17番「テンペスト」がやはり良いですな。。。続いて、比較的新しい録音のヴァイオリン協奏曲二長調(作品61)アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)とクルト・マズア指揮のニューヨーク・フィルによるデジタル録音(DG, 2002)。いやぁこれは涙もの。じつはベトコンのCDは始めての入手。ベートーヴェンらしくないじつに優美な曲調ながら、そのスケール感は紛れもないベートーヴェン。これはしばらくはまりそう。

先日、ある輩から「いつ音楽を聴いているのか(=よく音楽を聴いている時間なんてあるな)?」という質問を受けたので、「夜遅く、仕事をしながら、もしくは仕事の行き帰りのクルマの中で」と答えた(まったくこの国は趣味にはまっている人間をして「ヒマな奴」とみる傾向がある)。深夜の音楽鑑賞は、パワーブックで仕事をしながら、ヘッドフォンでiTunesというパターン。CDを買ってきたらすぐにiTunesに取り込み、メディアはクルマへ。保育所に二人の子供を送り迎えするため、通勤にはクルマを使っている。そこで、息子たちは毎朝夕、クラシック、もしくはブリティッシュ・ロックを大音量で聴かされる羽目になるのだが、べつだん文句も言わず黙って聴いている(←よい心構えだ)。ただし、問題は、職場が近すぎて通勤時間が極端に短いこと(片道10分前後)。ピアノソナタの一楽章すら満足に聴けないのが悩みの種だ。電車通勤の友人やツマに「羨ましい」と言うと、皆口をそろえて「電車通勤なんて決していいもんじゃない」と。。。

Wk 17

2007-04-30 | Japan
Monday, April 23, 2007
*「公園計画論」の授業(千葉大)2回目。公園と緑地について。
*「特別演習ゼミ」:東京都区部のグリーンウェイの計画。
*第1回矢切研究会:矢切農地の有効活用方策について検討する研究会の初回。以前、学部の授業(2002年度の環境デザイン実習V)で扱った「〈緑〉のローカルプラン:松戸市矢切地区再生のためのプロセスデザイン」(2002年度千葉大学園芸学部環境デザイン実習V成果報告書「〈緑〉のローカルプラン:矢切地区を対象として」、千葉大学大学院自然科学研究科人間・地球環境科学専攻研究科プロジェクトチーム編「臨海都市における自然環境の創出と活用に関する総合的研究」成果報告書(2004年)に所収)。

Tuesday, April 24, 2007
*午前中、締め切りをとうに過ぎた原稿に没頭。
*午後、中野のタム研に赴き、田畑先生、建研の鈴木さん、都の北原さん、パスコの方と打合せ。東京都の最新の緑被現況について。
*帰り際、タム研の秋山さんから「見沼たんぼの環境資産を保全・活用する会準備会」セントラルパーク部会での講師依頼。テーマは「市民協働による公園づくり/フットパスについて」。
*松戸にとんぼ返りで子供たちを保育所に迎えに行く。ふぅ~。

Wednesday, April 25, 2007
*締め切りを大幅に過ぎた原稿「EUにおけるランドスケープアーキテクト資格の相互認証制度について」をようやく脱稿。「緑の読本」の星野さんへメイル。
*大学院授業「プロジェクト実習」(千葉大)の初回。ガイダンス。大学院での初めての実習科目のスタート。しかも1年間通期の実習。今年度から大学院でも論文ではなく「制作」による修了が制度的に可能になった。この実習はそのための布石。齋藤・柳井の両先生とボクの3人で担当。受講生は20人弱。テーマは「みどりで遊ぶ街、松戸」(仮題)。次回は松戸市関係各課へのヒアリングを予定。
*高田馬場に移動し、「公園緑地計画」(早稲田芸術学校)の授業。「制度としての都市公園:公園ゴミ箱論試論」。

Thursday, April 26, 2007
*教授会:園芸学部創立100周年記念事業にて建設予定の「記念館」の建築位置について討議。
*息子らの誕生会など。

Friday, April 27, 2007
*息子らを保育所に送り届け,朝一で授業の準備。西千葉に移動し昼食も食べる間もなく,エコデザイン論(2)の授業(3回目):「環境共生とランドスケープデザイン」について。
*授業終了後、学生時代によく行った南門前の中華料理屋で遅い昼食をとり、駅前のドトールで食後のバニララテ。大急ぎで松戸に戻り、メイル対応など雑用を済ませてから、18時過ぎに再び保育所へ。子供をピックアップし松戸駅でクルマごとツマにバトンタッチしボクは表参道へ。
*造園学会関東支部幹事会:表参道のウィメンズプラザにて、赤坂さん(千葉大)、高橋(輝)さん(千葉大)、池尻さん(プレック研究所)、片受さん(横浜市港湾局)、河村さん(東光園)、阿部さん(東農大)らと関東地方の造園空間資産インベントリーの試作に向けた臨時の打合せ。

Weekend, April 28-29, 2007
*土曜日、ほんとうに久しぶりに締め切り仕事から解放され,晴れ晴れとした気持ちで子供たちと散歩へ。ところが、遊んでいるのも束の間、突然西の空が暗くなり雷鳴が轟き始めたので買い物を済ませ早々に帰宅。ほどなく雨がパラパラと舞ってきた。終日、自宅で息子と遊ぶ。
*日曜日、韓国から義母が来るというので、クルマで成田に迎えに行く。

Wk 16

2007-04-25 | Japan
Monday, April 16, 2007
*「公園計画論」(千葉大)の授業開始。午後はゼミ。
*千葉大学園芸学部創立100周年記念事業の臨時打合せ。
*非常勤講師をお願いしている兵庫県大のサイトー先生から、大学院の「公共空地特論」の成果報告書「横浜都心臨海部の活性化」が送られてくる。

Tuesday, April 17, 2007
*恩師の田畑先生から各種資料をいただく。先生が寄稿(「旧堀田邸の復元整備」)された「佐倉市史研究」(第20号,平成19年3月)など。
*ドイツから、ベルリンのランドスケープ・プランニング&デザインコンペ、通称「レンネ賞」の開催通知と作品集が送られてくる。

Wednesday, April 18, 2007
*午前中、造園学会全国大会分科会「アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮退と郊外のランドスケープ」の発表要旨をとりまとめて学会に送る。
*大学院の授業「プロジェクト実習」の打合せ。
*今夕の早稲田芸術学校の授業「公園緑地計画」の準備。

Thursday, April 19, 2007
*午前中、大学院の授業「エコデザイン論1・2」(千葉大)の準備。
*午後は論文ゼミと院生の研究紹介など。

Friday, April 20, 2007
*西千葉で「エコデザイン2」(博士課程)の授業の2回目。後半担当させていただく「エコデザイン1」(修士課程)の受講者数が60名を超え、廊下で立ち見状態につき、教室を変更するとのこと。大学院の授業でこんな人数ってありですか。やれやれ。
*午後は松戸に戻り、諸々の雑用を片づけ、来週月曜日の矢切研究会の準備など。

Weekend, April 21-22, 2007
*土曜日、締め切りを大幅に過ぎた原稿があったのだけれど、子供の要求に抗えず散歩に出かける(←決して子供のせいにしているわけではない)。途中、松戸ラドン温泉で昼食。台地に上がりいつもの畑を通って和名ヶ谷クリーンセンターで小休止。松戸市長に直接お願いした甲斐あって、公園のスロープの工事が始まっていた。ちょっと遠回りではあるが、これでお母さんたちがベビーカーを押したまま公園にアクセスできるようになる(現在は階段しかない。それも長い)。言ってみるものだ。
*日曜日、昨日のタイムロスを埋めるかのように原稿書きに没頭する(ことはできず、子供の面倒をみたり、買い物に行ったりと、、で、結局徹夜)。

「故郷の喪失」は感極まった 「道州制」第四の列島改造は奈落の夢、とタスキにある

2007-04-19 | Media
さる筋より,星野建士『米食悲願民族ー「山の権兵衛」から「平野の権兵衛」へー紫雲寺潟と江戸時代』自然食通信社,2006 という書物をご恵贈いただきました。いただいておきながら失礼なんですが、なんかこの手のタイトルって本能的に引いてしまいます。でも著者の星野さんってものすごく頭の良い方だと聞いております。ちゃんと読んでみたいと思います。

流山市より,一昨年~昨年度と関わらせていただいた「新川耕地有効活用計画具現化に向けた調査~新川耕地自然活用型土地利用ゾーン検討調査報告書」(流山市,2007)が届く。

フォーラム「富士山:世界遺産と環境保全」

2007-04-19 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースを転載します

No.134 配信日:2007年4月18日
====================================
山梨県環境科学研究所
フォーラム「富士山:世界遺産と環境保全」 
 
 講演会と自由討論の午後(YIES)

“富士山とわれらのまちをまもる“

 講師 田畑 貞寿 先生
    富士山世界遺産二県学術委員会委員・日本自然保護協会理事長・千葉大学名誉教授
 
富士山が世界文化遺産であるためには,自然環境もきれいに保たなければなりません.世界中からのお客さんを迎え,我々住民もともに豊かな生活をたのしむためには,どのようなことをしたらよいか?
講演を聞いた後に,たっぷり時間を取って,自由討論をしよう!  
(山梨県富士山世界遺産推進課の方も参加予定)
 
5月11日(金)13時30分~
山梨県環境科学研究所 講堂

問い合わせ:0555-72-6211

Millennium Ecosystem Assessment

2007-04-19 | Media
造園学会分科会の発表要旨の参考資料として:
・福川裕一・矢作 弘・岡部明子『持続可能な都市ー欧米の試みから何を学ぶかー』岩波書店,2005
・松永安光『まちづくりの新潮流 コンパクトシティ/ニューアーバニズム/アーバンビレッジ』彰国社,2005

大学院授業「エコデザイン論」(千葉大院)の準備のために:
・Millennium Ecosystem Assessment 編,横浜国立大学21世紀COE翻訳委員会 責任翻訳『国連ミレニアム エコシステム評価 生態系サービスと人類の将来』オーム社,2007。詳細はこちら(オリジナル入手可)→ http://www.maweb.org/en/index.aspx
・三嶋博之「エコロジカル・マインド 知性と環境をつなぐ心理学」NHKブックス,2000 を再読。アフォーダンス。

アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ

2007-04-19 | Fieldwork
平成19年度日本造園学会全国大会分科会案内

日時:2007年5月21日(月) 12:30~14:30
場所:日本大学生物資源科学部湘南キャンパス・3号館・315教室
   (神奈川県藤沢市亀井野1866,小田急線六会日大前駅より徒歩5分)

趣旨:人口減少による都市の縮減を前提として,郊外のニュータウンのランドスケープの今後について検討した昨年の分科会に引き続いて,今年は郊外地域全般を視野に入れ,そこでの土地利用やランドスケープの在り方についてさらなる検討を加える。郊外地域は今後四半世紀の間に急激な人口減少が予想され,空き地や空き家の大量発生による住宅地の衰退が必至とされる。こうした中,都市計画の分野では人口減少社会における交通インフラや都市・住宅政策の在り方について研究が進められている。また,建築の分野では郊外住宅地の再生・再編手法の検討や都市縮減を前提とした新しい都市像の提案がなされつつある。しかし,その一方で,郊外団地の建て替えといえば,相も変わらず住宅の高層高密化が指向され続けているという現実がある。こうした実態をふまえ,それではランドスケープ(デザイン)の視点からは,都市縮減後の郊外地域の空間像や土地利用についてどのような展望を持ち得るのか。本分科会ではこうした問題について,具体的な提案をもとに議論していきたい。

企画責任者:
 木下  剛(千葉大学大学院園芸学研究科)
 高橋靖一郎(マスターピース/ランドスケープデザインスタジオ)
 石川  初((株)ランドスケープデザイン)

話題提供者:
 1.都市のエッジから非都市のエッジへ,そのデザイン/木下  剛
 2.緑地ストックを活かした団地再生と地域環境構造の再編/根本 哲夫((株)日建設計)
 3.「緑」の継承と再編/高橋靖一郎
 4.見知らぬ土地へのアプローチ/石川  初

討論:
 話題提供者および会場参加者による自由討議

モデレーター:
 木下  剛
 高橋靖一郎

Wk 15

2007-04-19 | Japan
Monday, April 9, 2007
新年度初回のゼミ:学部4年生11名、修士1年生5名、修士2年生6名、博士1年生2名、博士2年生2名、博士3年生2名、研究生1名の総勢30名弱(内留学生11名、台湾、コスタリカ、中国、韓国)の大所帯で新セメスターをスタート。自己紹介、今年度のゼミテーマ、運営体制などの確認の後、各部屋の大掃除。

Wednesday, April 11, 2007
*大学院授業「プロジェクト実習」の打合せ
*大学院博士前期課程入試合格判定会議、新年度初回の教授会など
*早稲田大学芸術学校都市デザイン科「公園緑地計画」の授業スタート:今年度もプレイスメディアの吉田さんと担当させていただくことに。

Thursday, April 12, 2007
*院生と研究打合せ:つくづくいいなぁ、中国の山水画。
*大学院園芸学研究科ガイダンス、大学院修士課程の授業「プロジェクト実習」の説明。

Friday, April 13, 2007
エコデザイン論1・2:大学院の修士課程と博士課程を対象とした工学研究科との共催による新設科目。今日はその初日のガイダンスで朝から西千葉本部に赴き、一緒に授業を担当するウエダ先生(デザイン工学科)と打合せ。自分で言うのもなんですが、「エコ(ロジー)」をキーワードに製品デザインから空間、環境のデザインまでを読み解こうという、非常に野心的な内容です。大学院の選択科目だというのに40名超という受講者数。気合いが入ります。

Weekend, April 14-15, 2007
*土曜日、ツマの用事に付き合って筑波に行く。例のごとく松見公園でランチ&野外コンサートを楽しんだあと、センターまで歩き、駅前の Q't でショッピング。国総研に立ち寄り帰路につく。良い天気だった。
*日曜日、造園学会全国大会分科会の発表要旨の準備。

富士山の世界遺産暫定リスト登録について 現状と課題

2007-04-12 | Fieldwork
研究会のご案内
毎年イコモスが推薦し、世界中の国内委員会が行事を開催する4月18日International Day on Monuments and Sitesの2007年のテーマは、Cultural landscapes and monuments of natureとなっております。この機会に日本イコモス国内委員会は、今年1月に暫定リストに登録された富士山について考える研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。参加はイコモス会員を中心にしていますが、会員以外の方々も、文化的景観に関心をお持ちの方はふるってご参加ください。

1.「富士山の世界遺産暫定リスト登録について 現状と課題」
・主 催 日本イコモス国内委員会
・講演者 山梨県企画部 世界遺産推進課 課長 吉澤 公博 氏
ICOMOS次回総会のテーマは‘Finding the spirit of the place’ですが、富士山をはじめとして信仰の対象となっている山が古来多くあります。そこで、今回文化遺産として世界遺産登録をめざす冨士山の現状と課題について議論を深めたいと思います。

2.期日及び場所
・期日 研究集会:平成19年4月18日(水)18:00?20:00
・場所 東京都千代田区神田神保町2-3-1 岩波書店アネックス 3Fセミナー室
・プログラム: プレゼンテーション 18:00?19:00
ディスカッション 19:00?20:00

3.参加申込み
会議室の席数に限りがあるので、参加を希望される方は申込みをされますようお願いいたします。メール、ファクスでお申込みください。受付は先着順とさせていただきますが、会員以外でも関心をお持ちの方をお誘い合わせの上、早めにお申込みください。件名は「20070418 研究会(富士山)申込」として、
・氏名、・住所、・電話・ファクス・メールアドレス、・所属、
・イコモス会員であるかないか、参加希望人数、
を記入の上、下記連絡先までご送信ください。

申し込み先:
日本イコモス国内委員会 事務局
〒101‐0003 東京都千代田区一ツ橋2-5-5-13F 文化財保存計画協会気付
電話・ファクス 03-3261-5303
メール jpicomos@kb4.so-net.ne.jp

クライバーのベートーヴェン

2007-04-10 | Media
ベートーヴェン:交響曲第5番+第7番(C. クライバー+VPO,DG):一度でいいからこんな演奏をナマで聴いてみたいものである。それもウィーンとかで。ああ、いつの日か。。。モーツァルトはCDでいい。でもベトちゃんはCDだけじゃぜったい欲求不満(←比べられても困るよね、ご両人)。いやはや評判どおりの名演。久しぶりに興奮したよ。つぎのベト5&7はドゥダメルを試してみるつもり。

Wk 14

2007-04-09 | Japan
Tuesday, April 3, 2007 新年度に突入なるも昨年度の仕事を引きずっている
*午前中、新園芸学部・大学院紹介用パネル(千葉大)の修正原稿データを持って神田の印刷工房へ。
*平成19年度日本造園学会全国大会研究発表論文「イングリッシュ・ヘリテッジによる歴史的公園の登録とその基準」の初校が届く。
*園芸学部創立100周年記念事業企画委員会:栗生事務所から記念館の基本構想案が出てきた。

Wednesday, April 4, 2007
*午前中一番で新学部・大学院紹介用パネル(千葉大)の再修正データの提出。
*平成18年度日本造園学会企画委員会制度担当アンケート提出等諸々の対応。
*夕刻、巣鴨に移動。久しぶりの巣鴨。様々な問題が一斉に動き出し、いよいよまちづくりが待ったなしの状況に突入。今後の対応と取り組み体制について協議。

Thursday, April 5, 2007
*午前中、刷り上がった新学部・研究科紹介パネルの掲示(千葉大学園芸学部E棟2階)
*午後、新体制での初めての会議2件:環境造園学領域会議、新緑地環境学科(学部)・新緑地環境学コース(大学院)合同会議。新年度より、千葉大も遅ればせながら大学院が重点化され、我々教員の所属が園芸学部から大学院園芸学研究科に異動となりました。大学院園芸学研究科は、大学院工学研究科,大学院理学研究科、大学院融合科学研究科とともに千葉大学大学院自然科学系研究科アソシエーションを構成します。この改組により、部局毎に学部と大学院が一本化されるかたちになりました。詳しくはこちら。また、研究室という単位が事実上解体され、教員個人体制になったほか、私の役職である「助教授」も「准教授」(助手は助教、教授はそのまま)に変わりました。私の所属する大学院コース・領域は緑地環境学コース環境造園学領域で、このほかに「緑地科学領域」「環境健康学領域」があります。
*そのほか、研究室事務の引き継ぎなど

Friday, April 6, 2007
*院生の調査研究に随行し北の丸公園(1969年開園)のフィールドワーク(“名作再訪”企画 Masterpieces Revisited Project 第1弾):東洋大の入学式で賑わう武道館をよそにしっとりとした落ち着きを見せる同公園。池周辺の造園設計を伊藤邦衛氏が担当され、日本造園学会賞受賞。管理事務所でいろいろ貴重なお話を伺う。入学式をサボって公園で屯している東洋大新入生アリ(笑)
*新入生ガイダンス(千葉大):教員自己紹介など

Saturday, April 7, 2007
*日本造園学会企画委員会(今年度最終):5月の全国大会のプログラムおよびその運営体制。企画だけで逃げようと思っていたミニフォーラム「造園専門教育プログラムの適格認定制度の在り方」に急遽パネラーとして出演することに。。。
*学会事務局に行ったついでに、院生と進めている研究のための調査の一環として、日本造園学会賞受賞作品の申請図書及びジャッジペーパーの開示請求。

Sunday, April 8, 2007
*春爛漫の多摩ニュータウンを歩く:5月の日本造園学会全国大会分科会の仕込みとして、多摩ニュータウンのアーバンエッジを踏査。石川さん、日建設計のネモトさん、都市機構のタケダさんらのほか、この日6歳の誕生日を迎えた長男も同伴しての濃い~フィールドワークだった。
*夕方、松戸に戻り、ツマと二男と合流しトイザらスに向かう。長男はこの日トイザらスでプレゼントをゲットすることだけを夢見て多摩丘陵を元気に歩き通したのだった。その後、某イタリアンレストランにて誕生日を祝い食事。

高齢期の居住選択:都市/農村のポテンシャル

2007-04-05 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転送します。


No.131 配信日:2007年4月4日
====================================
早稲田まちづくりセミナー ~Ageing, Identity, Place~
高齢期の居住選択:都市/農村のポテンシャル 

■日 時:2007年4月21日(土)14:00~17:00
■会 場:早稲田大学理工学部(新宿区大久保3-4-1)55号館S棟2階第3会議室
http://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/ 参照)
■主 催:早稲田大学理工学研究所
     「中山間・離島における地域づくりに関する研究」プロジェクト
     ニューカッスル大学、Centre for Rural Economy (CRE),
     Global Urban Research Unit (GURU)

■ 趣旨
 団塊世代の大量退職に伴って、高齢期のより豊かな居住環境を求める動きが、イギリス・日本共に顕著になりつつある。イギリスでは、都心部から農村地域への人口移動がかなり進むなど、「逆都市化現象」が見られる。しかし、住宅供給量が少ない農村地域では、住宅価格高騰だけでなく、医療・交通サービスが手薄な農村地域に高齢者が増えることによる、
 将来的な財政圧迫が懸念されている。一方の日本では、イギリスと異なり団塊世代の居住選択としては、都心回帰(駅近など)が大きな動きとしてある。福祉サービスへの民間進出、特に高齢期の住居選択オプションは増えている。
 居住地の選択という視点では、国交省の支援もあって「交流居住」と称した農村回帰の動きも現れている。いずれにせよ、このような高齢期の居住を自由に選択できる世代というのは、心身ともに健康、経済的な余裕がある、社会参加(雇用・ボランティア)意欲が高い、自分のスタイルにこだわる、土地に縛られないなど共通する特徴が見られる。

■ プログラム (日本語通訳あり)
 講演
 ○ジェーン・アタートン(CRE)
 「高齢化するイングランドの田園地域」
 ○大橋南海子((株)まちづくり工房)
 「都市住民の農村域への定住について」
 ○大原一興(横浜国立大学)
 「都市部における高齢者居住の場」

 ディスカッション
 ○フィリップ・ロウ(CRE)
 ○ローズ・ギルロイ(APL)
 ○大原一興(前掲)
 ◎後藤春彦(早稲田大学) (コーディネーター)

■ 参加費   :無料
■ 問い合わせ先:早稲田大学後藤春彦研究室 遊佐(03-5286-3449 / yusa@suou.waseda.jp)
■ 申し込み方法:ageing_waseda_seminar@yahoo.co.jp 宛に
         参加者名・所属を記載の上、メールで申込ください

Zwischenstadt 郊外本2つ

2007-04-04 | Media
トマス・ジーハーツ 著・蓑原 敬 監訳・澤田誠二ほか 訳『都市田園計画の展望 「間にある都市」の思想』学芸出版社,2006
コンパクトシティ論では解決できない「郊外」の問題に対して、「デザイン」によるアプローチを説く力強い書物。「合意形成の手段としてのデザイン」の必要性、重要性を強調しており、デザインのことを独断と偏見に満ち、かつ無力なものものだと思いこんでいる方々にぜひ読んでいただきたい。また、それらを新しいかたちの広域計画(都市計画の広域化)のなかで実現していく必要についても指摘。大いに納得。いずれゆっくりレビューしたいと思います。

若林幹夫『郊外の社会学ー現代を生きる形』ちくま新書,2007
若林さんって流山住民だったんですね。なんだか親近感湧いてきます。つくばエクスプレス沿線開発についても言及されてます。ウルトラセブンも出てくるし。郊外世代。
こちらも参照 → 身辺メモ

森上信夫・林 将之『昆虫の食草・食樹ハンドブック』文一総合出版,2007

2007-04-02 | Media
卒業生の林君から新著が送られてきた。タイトルを見る限り、昆虫のガイドブックに見えなくもないが、じつは「食草・食樹」という昆虫の生態を通じて植物のことを知る書物でもある。図鑑やガイドブックでは通常植物と昆虫は別々に扱われるもので、両者を繋ぐことを意図したガイドブックというのはこれまで意外となかったように思う。昆虫の写真がじつにリアルで新鮮である。
林君が運営する樹木鑑定サイト→「このきなんのき」
http://www.amazon.co.jp

Wk 13

2007-04-02 | Japan
Monday, March 26, 2007
*大学紹介パネルの編集作業(千葉大園芸)に終日追われる。
*帰宅し子供らを寝かしつけてから、兵庫県大との日韓中共同研究(東アジアランドスケープ研究会)の作業にとりかかる。なかなかまとまった時間がとれず作業がもたついている。ほかにも年度内に仕上げなければならない原稿を1本抱えているうえに、新年度からの大学院の授業(千葉大)の準備が全く手つかず。

Thursday, March 29, 2007
*研究科・学部紹介パネル(千葉大)のデータ入稿のため赤坂さんと西神田の印刷工房へ。アウトライン化の作業を忘れ急遽出先で作業。
*帰路、赤坂さんに連れられて、文化財保存計画協会を訪ねる。ジャパンICOMOSへの入会のお誘い。
ICOMOSパリ本部
ヴェニス憲章
世界遺産条約

Friday, March 30, 2007
*ようやく兵庫県大との日韓中共同研究の担当章「アーバンフリンジにおける環境資源保全・創出のためのパートナーシップの形成」を脱稿する。締め切りを過ぎてしまい、関係のみなさまにはたいへんご迷惑をおかけいたしました。
*環境デザイン学講座デザインジャーナル「萌-moe-」(千葉大)が刷り上がってきた。イメージが一新され、クールな紙面に仕上がっている。編集担当の学生諸君、ほんとうにおつかれさま!

Sunday, March 31, 2007
*日本造園学会ランドスケープ技術研究委員会評価・システム部会の平成18年度活動報告を提出。
*平成19年度日本造園学会全国大会分科会の企画最終案「アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ」を提出。