飯能駅北口から斜めに突っ切る「川寺街道」を歩いて天覧山に向かう。
低山の間に分譲住宅は増えたが街の寂れ感がすさまじい。
この数年の間に歩いた越生や武蔵嵐山などの地方都市はどこも同じように衰退している。
広小路交差点付近にあった八百屋も廃業したようだ。
昭和のころ、郊外に住宅を求めた人が多かったが、半世紀が過ぎて人口流出が止まらないのだろう。
観音寺と言えば鐘堂に立つ張り子の白象。
高校生の頃から見慣れているが、子供や孫とも来ているので思い出深い。
観音寺裏から諏訪八幡神社に抜ける細道を降り、坂下を流れる諏訪沢を越える。
周囲はかなり静かで車道からの音は聞こえない。
中央公園通り沿いに建つ山門を抜けて増上寺燈籠が建つ参道を進む。
能仁寺 (埼玉県飯能市飯能1329)
本堂前に展示された「コロナ」というタイトルの彫刻は何度観ても色褪せない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます