甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

夏☆高校野球 兵庫大会 姫路南 初戦☆**

2010-07-14 | 2010 夏 ☆ 甲子園

今日の姫路球場、姫路南と姫路西との対戦は、5回 姫路西の攻撃終了後、降雨により約2時間の中断後、ノーゲームとなりました。  

      
    
      

姫路西先攻1回の表では、先頭バッターにスリーベースを放たれノーアウト3塁からのスタートとなった対戦でした。
初回からピンチに立たされてしまった姫路南でしたが、その後、エース則直投手の好投と
守備にも守られ得点を与えることなく5回を乗り切りました。

        

今日は、マウンドに集まり空を見上げる高選手を見ることもない、則直投手の好投ぶりでした。
高選手のあの表情は見れませんでしたが 今日も素晴らしいフィールディングを見せてくれた高選手でした

動いたのは4回の裏、姫路南 先頭バッター釣 選手の打席。
春、素晴らしいレフトスタンドへのホームランを見せてくれた釣選手。
今日も、素晴らしいレフトへのツーベースヒットを打ってくれました

3番 須槍選手の完璧な送りバントで一死三塁から、主将 田村選手のタイムリーヒットで先制、繋いで取った素晴らしい一点でした

    

    

    

            

    

          

          

  
朝からのパラパラとは降っていましたが、試合に影響するほどでもなかった雨が、
5回 姫路南 合田選手がバッターボックスに入った瞬間、あり得ないほどの豪雨になり試合は中断してしまいました。

流れは姫路南にあったので、この回追加点が欲しい場面での残念な中断となってしまいました。

    

姫路南と姫路西の再試合は16日となりました。
ぜひ今日の流れをまた作って勝利を掴んで欲しいなぁと思います

この夏の大会から、姫路南野球部ユニホームが一新しました。
先日新聞でも取り上げられた真新しいユニホーム。
高野連の規制も緩和されて、今夏新しいユニホームにそでを通したチームが何校かあります。

スタンドに居た林選手にお願いして新しいユニホームを撮らせてもらいました

    

     

スッキリしたかっこいいユニホームです 林選手ありがとう

  

 

そして、今日は昨日に続き順延になった対戦が多く、1回戦3試合と2回戦4試合が行われ
2試合は降雨ノーゲーム、8試合は雨で中止となりました。

春夏通じて18回の甲子園出場を誇る強豪・東洋大姫路が、ノーシードのため1回戦から登場。
科学技術の雑賀投手に8回まで無得点に抑えられていましたが、2対1と逆転サヨナラ勝ちで初戦を突破しました。

対戦結果は・・・

 1回戦

松陽      6-1  明石西
県尼崎工   8-2  西宮南
東洋大姫路  2-1  科学技術

【 2回戦  】
 
川西明峰   7-0    神戸高塚
伊川谷北    5-4    八鹿
夢野台       3-2    相生産
網干          6-3    西宮東


雨続きで、対戦予定が大幅に崩れています・・・
今週末は、お天気も回復するらしいので順調に大会が進む事を祈り、選手のみなさんがんばってください


夏☆高校野球 兵庫大会初戦 上郡 vs 飾磨工業 ~検証 甲子園コラム~より

2010-07-14 | 2010 夏 ☆ 甲子園
各地方大会の対戦を書いた コラム~検証 甲子園コラム~
兵庫大会初戦の上郡と飾磨工業の対戦についての記事が掲載されていましたので紹介したいと思います。


飾磨工野球部が練習するグラウンドは、大型商業施設が隣接するすぐそばにあり、
ナインが放課後、休日する姿を通りすがりによく見かけます。

道路に面したグラウンドから見る彼らは、いつももくもくと一生懸命練習しています。

親戚の母校でもある飾磨工も応援するチーム。

大会初戦にふさわしい対戦を制し、2回戦は昨秋の王者 神戸国際大付との対戦、注目の一戦です。




クラブ活動としての高校野球 ~検証 甲子園コラム~より

近畿では10日、大阪、兵庫、京都、奈良の4府県で開幕。その中から明石球場の兵庫大会に足を運んだ。

兵庫大会の開会式は進行が早い。出場161チーム全てが来るわけではないが、前年優勝の関西学院、
準優勝の育英を除く71校が4校ずつ一列になって行進。


1校ずつが行進する大阪などとは違い、わずか15分で行進は終了。式全体でも40分弱だった。
熱中症患者が増加している昨今。練習で鍛えている高校球児といえども、炎天下で水分補給なしに
長時間の立ちっぱなしは体にかなりの負担がかかる。式典の簡素化は今後もどんどん奨励していくべきだと思う。

 

試合に先だっての始球式には須磨友が丘高校3年の八木かなえさんが選ばれた。
八木さんは高校からウェイトリフティングを始めたが、全国高校選手権2連覇、世界選手権入賞など1年生の時から目覚ましい活躍を見せた。

そんな八木さんの始球式はキャッチャーの手前でワンバウンド。
「ちょっと悔しかった」とはにかんだ。

..ウェイトリフティングと野球ボールを投げることの共通点を訪ねると、「集中力と瞬発力」と答えた。

また高校野球では一発勝負の部分も似ているという。7月16日で18歳になる八木さんの次の目標は『高校記録の更新』。

緊張するタイプの自分にとって、とても大きな経験になったと自らを振り返った八木さんは、
「選手のみなさんも目標に向かってがんばってください」と笑顔で戦いに挑む球児にエールを送った。



さて開幕戦は上郡と飾磨工の対戦。

この勝者と2回戦であたる神戸国際大付のナインも熱心に見守っていたが、延長14回の激闘の末、
飾磨工が9番小田健太(3年)のレフト前タイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。


「あー、2時間半も試合するとは思わなかった」。


試合後のベンチ裏、飾磨工の3番ライト・金山孝弘(3年)そう言って仰向けに倒れた。延長戦に入り、両脚が痙攣していたのだ。

 
渡邉正監督が近付くと「これは酸素カプセルに行かなあかんな。(2回戦まで)中2日で、こんなんでどうしよう」と笑った。


倒れていた金山も笑顔。173球を投げ抜いたエースの境裕一郎(3年)など、みんな疲労困憊のはずだが、選手たちの充実感がそう思わせなかった。
その源には選手の自主性がある。


「うちの理想はノーサインの野球。選手が自分で考えてやりなさいと言っています」と渡邉監督は話す。


実際、この試合も選手が送るのか、強行策で打つのかを選手たちが自分自身で判断していた。
さらにサヨナラの場面は2塁走者だった代走の三浦大幸(3年)は完全にアウトのタイミングで本塁へ突入。
指示をした3塁コーチの黒田陵(3年)は上郡外野陣の動きを見抜いていた。
返球は思惑どおりそれて三浦はサヨナラのホームを踏んだ。


「一応、バントとエンドランのサインはあるのですが、私自身もめんどくさがりなので、すぐにジェスチャーとして出てしまう。
あの場面もアウトのタイミングだけどGOしかなかった」と渡邉監督も無意識に腕を回していたようだ。

 

そんな飾磨工の自主性は練習から実践しているという。
練習メニューは基本的に選手任せ。


「ノックの時に私がやるのか、選手が自分達でやるかは私が尋ねます。私がやらない時は見ているだけ」と渡邉監督。
中2日での2回戦も「神戸国際大付とやるみたいですよ」ととぼけた。


選手の自主性、監督のひょうきんなキャラクターにツッコミを入れる姿。それがこのチームの神髄のような気がした。


私学の鍛えられた強豪校では中々見ることのできない、クラブ活動としての高校野球。
それを見ることができるのが夏の大会ならではの特徴でもある。

                                                         松倉 雄太氏


今日は、昨日順延になった姫路南の応援に今から姫路球場へ向かいます
『絶対勝つ』 がんばれ姫路南のみんな
雨がパラパラ心配です