甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2011夏☆甲子園 第5日目 ナイスゲームに感動^^*

2011-08-10 | 2011 夏 ☆ 甲子園

今日は昨日より暑い、これでピークの暑さであって欲しい と思う暑い暑い兵庫の夏でした。
クラブのみんなは平日練習だったそうで、この暑さの中、来週の大会に向けてがんばったようですね。
みんなが今週末の練習試合、来週の大会で暑い中練習した結果が出せるといいですね!

今日の甲子園

第1試合は楽しみにしていた日大三高 畔上組の登場でした。

三高の甲子園、昨年から初戦は甲子園で観てきましたが、
今日は球場には行けませんでしたので、ドキドキしながら、TV前でスコアーを付けながらの応援となりました。

日本文理の先発、二年生 波多野投手は初回から好投で、一巡目1回表はいきなり三者凡退に終わり・・・

2回表 三高攻撃  4番横尾くんが先頭バッター「四球」で出塁したものの・・・盗塁死。
              高山くん「三振」
                菅沼くん「四球」
                鈴木くん「センターフライ」で倒れ・・・。

2回裏 文理攻撃  5番 早津くんにセンターオーバー2ベースヒットを放たれ。
             7番 柄沢くんの左中間を超えるタイムリー3ベースで先制点を与えてしまい・・・
             更に返球が乱れてその間にもう1点・・・;;) 0-2。

・・・と、2回までおや?と思う展開でしたが、本日のキラリ君谷口くんが3回 三遊間を抜けるヒットで
動くかな~と、ドキドキよりワクワクに変わった3回でしたが・・・。
2巡目に入った打線もセカンド・ライトフライに倒れ2点を追いかける展開に。

・・・しかし、やっぱり動いた4回   2打席目を迎える畔上主将の死球出塁から
                      高山くんのレフトへのヒット・・・
                      そして1打席目から朝の清々しい笑顔を見せてくれていた菅沼君がまさかの三振
                      ・・・でしたが、この三振から二塁への牽制が悪送球となり1点を返し1-2。

                      そして次打者はガッツ鈴木捕手!
                      センターへガッツのタイムリーで同点としてくれました

乗ってきたなぁ~と思った5回    今日のキラリ君谷口くんが11球も粘った末
                      センターへヒットを打ってくれたときには、これで畔上組に流れがきたな!と思いました。

                      この粘りのヒットから・・・ 清水くんがきっちり送り、
                      金子くんがライトへ同点タイムリー                      

                      更に1死1塁から、我らが畔上主将の3打席目。
                      大会第7号となる2ランホームラン
                      やっぱり畔上主将は頼れる男です。最高の一打でした

                      続く4番 横尾くんもセンターへのヒットで横尾打線もジワリジワリ目を覚ましてきました。

6回 文理は2年生エース田村くんへ継投。

                      先頭バッター高山くんのヒットから、清水くん本日2本目の完璧な送りを決めて
                      金子くんのセンター前タイムリーで更に1点。6-2。

6回裏 文理の攻撃          2番 野口くんのヒットから4番 高橋くんのタイムリーで1点返され6-3。
  

7回は合計4点となったBIGイニング。
 
                      横尾くんのサードゴロがサードエラーで生きると、またまた高山くんがセンターへ。
                      本日、一打席目から四球・三振・四球ときていた菅沼くんがきっちり送り
                      ガッツ!鈴木くんのサードゴロ間に本塁を狙った高山くんが惜しい本塁アウトとなると
                      本日投打に光るエース吉永くんがライトを大きく超える大飛球で2点タイムリー3ベース

9回には
                      谷口くん・清水くん・金子くんの3連打で2得点。谷口くんはこれで4安打素晴らしい
                                     横尾くんの最終打席は犠打で1得点。
                                     またまた、またまた高山くんのライト前。本日3安打。
                                     最後のトリは、やっぱり持ってる菅沼くん
                                     ぐっと堪えてやってきた5打席目。
                                     乗ってる菅沼くんらしい左中間を抜ける素晴らしいタイムー3ベースヒット14-3。

9回裏                  4番 サードファールフライ
                      5番 セカンドゴロ
                      6番 ライトファールフライを、今日絶好調の高山くんのファインプレーで試合終了。

打撃も守備も最高な形で終えました。 

終わってみれば先発全員安打、19安打14得点とものすごい勢いで重ねた得点でした。

そして今日の吉永投手も立ち上がりからものすごく落ちついているように見え、その中でも目には勢いがありました。

相手打席もスコアーを付けながら、吉永投手が築く三振の数に、

試合後「打線を信じているので思いっきり投げることができている」と言った言葉に納得しました。

1回 -②
2回 -②
3回 -③
4回 -①
5回 -①
6回 -①
7回 -②
8回 -①

・・・と、2回から3回には5者連続三振もあり13奪三振。 さすが!の一言でした。

畔上組、夏の甲子園初戦は、さすがの三高打線と吉永投手の好投で、まずは初戦突破です。
2回戦は、今日2試合目 柳井学園を完封で抑えた開星、白根くんの剛速球との戦いです。

そして、今日の3試合。
2回戦に入り、新湊と龍谷大平安との一戦は、今夏見た試合の一番星☆の試合だったと思います。

新湊の選手の粘り強さはすごかったです。
先制された直後の、平安の4番 高橋くんの同点特大8号ホームランもすごかった!

両スタンドの応援団はアルプスいっぱいに、
あの大声援で選手たちはがんばれているんだな~と感動の試合でした。

父と同じ大舞台に立った、新湊 袴谷投手は、父が果たせなかった1勝をし、喜びの初戦勝利になりましたね!
2回戦もがんばってください

~第5日目対戦結果~

第5日目 第1試合 
チーム名
日大三高  4  14 
日本文理   1 
第5日目 第2試合 
チーム名
柳井学園  0 
開星  3  × 
第5日目 第3試合 
チーム名
新湊  1  1  4 
龍谷大平安  1 


明日は地元兵庫から東洋大姫路の初戦が楽しみです

第6日対戦組み合わせ~ 2回戦

第1試合 海星(長崎)    -  東洋大姫路(兵庫)

第2試合 光星学院(青森) -  専大玉名(熊本)

第3試合 藤代(茨城)    -  徳島商(徳島)

第4試合 関西(岡山)    -  九州国際大付(福岡) 

 


試合に勝つための練習をしよう!vol.Ⅱ

2011-08-10 | 中学野球

タジケンさんのコラムに、昨夏甲子園での中京大中京と南陽工高との対戦の中で

3塁コーチの観察力の凄さと、いかに普段の練習で試合を想定した(監督さんがよく言われていますよね)

『試合のための練習』ができているか?重要か・・・がよく分かる記事を目にしたので紹介したいと思います。

中京大中京の3塁コーチの観察力はすごいなぁと思いましたし、

自分の仕事への準備がきちんとできている選手だなぁと感じました。

よく試合前、この対戦の勝者と自分たちが次に戦うという場面で、

対戦相手になるチームの試合を観戦することがありますよね。

そういう時、ピッチャーや打者ばかりではなく、相手チームの癖、こういう所にも目を向けて見てみると

自分たちの試合で生きるプレーができるのではないかな~と思いました。

少し長いコラムですがぜひ最後まで目を通してみて下さいね^^。


タジケンの甲子園リポート2010

三塁コーチが勝利導いた中京大中京

~ノックから確認していたカットプレーのフォーメーション ~

狙っていた。というより、見えていた。
7回裏、1点をリードされた中京大中京高の攻撃。
2死一塁から1番・小木曽亮の打球は左中間深くを破り、フェンスまで転がる会心の当たりだった。
一塁走者は本塁生還。打者走者も三塁へ。
 
三塁打、と思った瞬間、三塁コーチャーの今井健太朗の手がぐるぐると回る。

一度は止まりかけた小木曽だったが、それを見て一気に本塁へ。
ホームベース手前で両足でジャンプし、躍り上がるようにホームインした。

躊躇なく回した今井の好判断。これには事前の確認があった。

「ノックのときからずっと見てます。このチームはこういうふうにやるんだというのが頭に入っていました」(今井)

南陽工高は外野から内野への中継リレーの際、カットマンは1人しか入らない。
小木曽の打球のように左中間真っ二つの場合、通常はショートがカットに走り、そのショートの後ろに保険としてセカンドが入る。

レフトからの返球が逸れた場合、ショートが捕れなくてもセカンドがカバーするためだ。
セカンドベースにはファーストが入り、その延長線上にはライトがバックアップに走る。
 
だが、南陽工高はそうではなかった。

「いつもリレーマンは1人ですね。1人で投げろというのが基本です」(セカンド・新出竜也)
 
だから、小木曽の打球が左中間を破ったときも、ショートの目代新はカットに入ったが、新出は二塁ベース付近にいた。

今井は、これを見逃さなかった。

「中京ではトレーラーマンと呼んでいるんですけど、保険の役割で必ず2枚目のカットマンが入ります。
 1枚目のカットマンの後ろ、5メートルの位置ですね。南陽工高はノックのときから、そのトレーラーマンがいなかった。狙ってました」
 
レフトの家重太誓からの送球は高く抜け、ボールはショートの目代のグラブに当たって外野の芝生の上を転々。
慌てて新出が拾いに走るが、その時点でアウトにできる可能性はゼロだった。


~普段の練習でのプレーがここ一番に出る ~

「(カットは)いつも通りの位置に入っていました。(家重は)慌ててたので、もっと気を遣って、近寄れば良かった。
 肩には自信があるので、刺す自信はあったんですけど……」
 
目代はそう言ったが、やはりカットには2枚入るべきだろう。
高校生では、毎回、毎回長い距離を正確に投げられる選手は少ないからだ。

中京大中京高のように5メートル後ろに2人目のカットマンが入れば、高い送球はダイレクトで、
中途半端なバウンドは捕りやすいバウンドで2枚目が捕ることができる。
 
ちなみに、南陽工高にはもうひとつミスがあった。

それは、レフトの家重が高い送球を投げたこと。

このときは目代のグラブに当たったが、送球が高ければ誰も触ることができない可能性がある。
明らかに高い場合は、打者走者などに次の塁を狙われてしまう。

反対に低い送球なら、カットマンの周辺にさえ来れば、ボールに触ることができる。
ボールを捕球さえすれば、走者に余計な塁を与える心配は少ない。

南陽工高でも「外野手はローボール」と徹底されていたが、このときは家重がクッションボールを誤り、
焦ったためにボールが手につかず、高い送球になってしまった。

「普段の練習のノックから送球がフケてる(高く抜ける)と言われてました。
 そこをもっと意識できていれば、ああいうことはなかったと思います。
 言われていたのに修正できなかったのが悔いが残ります」(家重)

「ノックからよくフケてたんです。もっと練習中に言っておけば……」(目代)

普段の練習でのプレーがここ一番で出る。それが大舞台なのだ。

とはいえ、今回は中京大中京高・今井のファインプレー。
ノックからしっかり確認し、準備ができていたからこそ、ここ一番で躊躇せず回すことができた。

自分たちができていれば、相手ができていないことはすぐに気づける。
それを見落とさず、勝負できる。

視野の広さ、準備力、気付き力

中京大中京高の強さはこういうところにある。


いかがでしたか?

送球のところなどは、あ~自分のこと・・・って思った選手もいるのでは^^;。

練習中、監督さんやコーチが(例えば守備ミスした選手に対して)動きを止めて指導されている場面がありますよね。

「自分のポジションじゃない」「自分のミスを指導されているんじゃない」・・・

自分ではない良かったと聞き流したりしてませんか?

こんな場面を私もよく目にし、本当に自分のことと置き換えて聞いているのかな?と思うこともあり

先日ある選手に「監督さん、すごい大事なこと言われてたの聞いてた?覚えてる?」と聞いてみると。

・・・~~; 覚えてない・・・ の返事。

覚えてないというより、自分のことじゃないから聞いてないんやろ??

こんな会話がありました。

これじゃだめですよね!

自分に置き換えて聞く、実践する・・・大事かなと。

試合のための練習。がんばって下さい!