隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その4・アマルフィイ マリナブルー)

2023年06月12日 | 旅行記

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その3・ホテルメトロポリタン鎌倉)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e1e648731ad5c59501860567f0bb6f6

 

 

 


旅の一日目、横須賀線「鎌倉駅」から16時2分発の「久里浜駅」行きに乗車し、「横須賀駅」のホームに降り立ったのが、16時22分です。


駅舎を出て、直ぐ左手を見ると、海上自衛隊横須賀地方総監部の「逸見(へみ)岸壁」に、大きな空母のような艦船が停泊しています。

 


隊長は、もちろん艦船名など分からないので、横須賀在住で、艦船の写真撮影が趣味の“モリジュン”さんにお聞きしたところ、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも DDH-183」だそうです。

 


(“モリジュン” さん撮影)

 


右手の「ヴェルニー公園」には、戦艦「陸奥」の主砲が、鎮座しています。旧横須賀海軍工廠で、建造された戦艦「陸奥」。1943(昭和18)年、原因不明の爆発によって瀬戸内海柱島沖で沈没してしまいましたが、その後引き上げられた主砲が、70余年の時を経て横須賀へ里帰りしました。

 


対岸の米海軍横須賀海軍基地に停泊(赤矢印)しているのは、“モリジュン” さんによると、ミサイル駆逐艦「ヒギンズ DDG-76」です。


公園を奥に進むと、対岸の海上自衛隊第2潜水隊群司令部に、真っ黒な潜水艦(赤矢印)が停泊しているのが、見えました。“モリジュン” さんに聞くと、番号が消されているので「そうりゅう型」としか判らないとのこと。

 

 


17時にディナーを予約している「AMALFI Marina Blu(アマルフィイ マリナブルー)」は、夜の営業開始前でひっそりとしています。

 

 


実は、ディナーの前に「YOKOSUKA軍港めぐり」のクルーズに乗船を予定していたのですが、この日は雨で視界が悪いので、天気の良い日にしようと、直前で予約をキャンセルしました。


せっかくなので、停泊中のクルーズ船「Sea Friend 7」をパチリ。

 

 


まだ時間があるので、「アマルフィイ マリナブルー」の裏口に回ってみることに。

 

 


すると、白亜の素敵な建物が目に入りました。お洒落なカフェか何かと思い、近づいてみると、

 


よこすか近代遺産ミュージアム 「ティボディエ邸」であることが、わかりました。嬉しいことに、入館無料なので、中に。

 

 


「ティボディエ邸」は、横須賀製鉄所副首長ジュール・セザール・クロード・ティボディエの官舎で、1869(明治2)年頃に建築され、2003(平成15)年の解体時まで本州最古級の西洋館でした。


このミュージアムでは、その小屋組みを移設した実物展示のほか、日本近代化の礎となった横須賀製鉄所の歩みなどを、展示しています。

 

 

 

 


邸内から出た先には、石碑・文学碑が、数基置かれているエリアがありました。


軍艦長門碑

 


正岡子規の句碑

「横須賀や 只(ただ)帆檣(ほばしら)の 冬木立(こだち)」

 


時間も過ぎ、「アマルフィイ マリナブルー」の店内へ。同店は、2023年1月15日に公園内にオープンした、株式会社ビィバリューが運営する本格イタリアンレストランです。ティボディエ邸の景観と調和した木造瓦葺2階建てが、映えます。

 

 


案内されたのは、1階の横須賀港が見渡せる席です。

 

 


テイブルの上も、綺麗にセッティングされています。

 


予約したのは、“CENA Aコース”。 税・サービス料込みで、3,500円ですが、ディナータイムには330円のコペルト(席料)が、かかります。


厨房は、イタリアンでは珍しい “オープンキッチン” です。

 

 


一杯目の “スパークリングワイン”  750円(税込)を飲んでいると、テーブルに “新玉ねぎのスープ カカオのクランブル” が、運ばれてきました。

 

 


自家製パン

 

 


季節の前菜 “近海鮮魚と横須賀旬野菜の盛り合わせ”

 

 


パスタ

 

 


二杯目の赤ワイン。銘柄は、忘れました。

 

 


メインの “神奈川県産相模豚の炭火焼き パイナップルと柑橘のマルメラータ ”。

 

 

 

姉妹店アマルフィイ ドルチェより “自家製ドルチェ” と、コーヒーを頂きました。

 

 


こうして、旅の一日目の夜が更けていきました。

 

★ 続きは、『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その5・朝の鶴岡八幡宮) で ★ 

 


==「旅行記」バックナンバー ==
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