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気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

俳句🖊37~乙女椿

2023年02月22日 | 喜代の俳句

【散るさだめ哀しき乙女椿かな】

季語:乙女椿(春)【椿】の傍題・・・山椿・藪椿・白椿・紅椿・乙女椿・八重椿 玉椿・つらつら椿・花椿・椿林・落ち椿

※俳句歳時記

花は八重咲と一重咲きとがあり、鮮紅・白色などの色はさまざま。

「椿」は国字で、春の事触れの花の意。中国で椿の字をあてる木は別種で、山茶と書くのが日本の椿にあたる。

日本にもともと自生していたのは藪椿であり、それをもとに園芸種が多数作られた。

藪椿の素朴な美しさと園芸品種のあでやかさが対照的。

地上に落ちた「落椿」が俳句の素材になることが多い。

     

俳句に使用した写真はこども植物園に咲いていた椿です。

ピンクのツバキの花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」だそうです。

この花も植物園の裏手に咲いていました。

それでも「乙女」と言われるように、愛らしい美しさがあります。

そのまま散る(落ちる)のは惜しいような…そんな気持ちを詠んでみました。

     

「椿」は「俳句生活」の今月(2月)のお題です。

我が家の乙女椿はまだ蕾なので、実際に見てみようと思いお天気も良かったので、昨日こども植物園へ行ってきました。

まだ蕾のものが多い中、他にこのように、濃い紅椿が咲いて【黒龍】と立て札に書いてありました。

【藪椿】は沢山咲いていました。

足もとには福寿草

俳句を始めて2年になり、このところ他の方にも、解かるような句になってきているのかを知りたい気持ちが起きてきました。

通販生活を利用している妹から「俳句生活へ投句してみれば…」と以前からの助言があったり(妹も投句しています)

ブログをフォローさせていただいている方が数名投句されているので、毎月、発表を見るのを楽しみになっていたので、

少しずつ「俳句生活…通販生活主催」と「俳句365…松山市主催」などに投句を始めました。

自分のだけでなく、知人の名前(俳号)を探すのが、入試発表を見るような、何かの当選を探すようなドキドキ感やワクワク感があるのです。

 

去年、何事も経験なので1年に1度募集している「猫俳句大賞…(株)アドライフ主催/堀本裕樹選」に応募してみました。

「大賞になって10万円貰えたら、また旅行に行こう!」なんて妹に冗談を言っています。

万に一つもそんなことはありえないでしょうけれど!

でも、またひとつ楽しみが増えました。

「椿」は年末には開花する山茶花のせいでしょうか?何となく冬に咲く感じがしていますが季語は「春」です。

言われてみれば「春」の「木」で…【椿】でした。

もうじき春ですね・・・

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俳句🖊36~冬日向

2023年02月08日 | 喜代の俳句

冬日向猫競り合ひて暖をとる

季語:冬日向(冬・天文)

【冬の日】の傍題:冬日向・冬日(ふゆひ)・冬日影

※俳句歳時記

寒気の中の輝かしい冬の太陽、あるいはその日差しをいう。

◇冬日影の「日影」は陽光のこと。→冬の日(時候)

     

今年もまたこんな取り合いが始まった。(去年のブログ写真から)

まるで家猫のように、我が家の陽だまりでお昼寝をするようになっているロシアンブルー?の「ニャーニャ」

ニャーニャとは私の付けた名前だけれど、この間、小次郎ママに本当の名前を教わった。

「豆太」と言うらしい。

ええっっ~以外な名前にビックリ!

豆太の実家?の方から聞いたらしい。

実家とは、出窓からいつも外を眺めているニャーニャそっくりの猫がいるお宅。

こんな感じで!(※写真がないので写真ACさんよりお借りしました)

その窓辺の猫ちゃんとニャーニャは「きょうだい」らしい。

兄・妹…か、姉・弟…???

という事は姉か妹の猫は、もしかしたら「豆子」?…って聞いたら「ピンポン!」って…小次郎ママが言う!

でも私は、豆太はしっくりとこないので、これからもニャーニャと呼ぶことにした。

だけれど、何故ニャーニャは家出なんかしたんだろう。

私の見た、窓辺の豆子は、毛もつやつやとして綺麗で、お借りした写真のように、いかにも「ロシアンブルー」って佇まいだった。

「男の子なので家の中に閉じこもっているのが嫌いだったのでしょう」と飼い主さんは思っているらしいのだけれど...「自由を求めて!」ってところ?

でも地域猫でも野良は野良!

冬は寒いし…猫は猫なりに大変だろうと思うのだけれど…。

人間社会にもいろいろあるけれど、猫社会にもいろいろとあるのだろう…きっと!

     

俳句に使った写真は私を見ている。最近は逃げない。

この頃、17歳になったチワワ犬小次郎がだんだんと弱ってきていて、ニャーニャは一緒の散歩できなくなって、なんとなく寂しそうだ。

「可哀想だから」と小次郎ママが時々一人散歩をして、その後ろをニャーニャがついて行っている。

以前の散歩写真

こんなほのぼのとした光景がもう見られないのかと思うとちょっぴり寂しい。

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俳句🖊35~息白し

2023年01月27日 | 喜代の俳句

大空の青々として息白し

季語(冬・生活):【息白し】白息(しらいき)

※俳句歳時記

冬季、大気が冷えることによって吐く息が白く見えること。

◇季語としては人間の息のみをいい、馬や犬などの動物については使わない。

句を載せた写真はこども植物園のメタセコイアを仰ぎ見た時の青空。

     

ニュースを見ていると、寒波襲来で雪が降り、あちこちに交通の混乱や被害がでているようです。

この南関東は、そのような地方には申し訳ないほどの青空が続いていました。

まぁでも、雨もしくは雪が降らない乾燥状態は、それはそれで大変な面もあるので、難しいものです。

が、今日はもしかしたらここでも、少し雪が降るかもしれない?と天気予報が出ていました。

私は低気圧に反応する体質のようで、以前健康診断の問診で、お医者さんに聞いたところ、

私のような痩せ型は気圧も敏感に感じ取ってしまうので、「もっと食べて太りなさい!」と言われたことがありました。

診断結果にはいつも「痩せすぎです。もっと食事に留意しましょう!」と書いてありました。

それも歳をとるとともに(感受性も徐々に鈍感になっていくのか)最近は頭痛も減っていました。

でも今朝、久しぶりに頭痛で目覚めました。

雨戸を開けると、やはり天気予報通り、外は曇天の寒い朝でした。

夫を会社へ送り出し家事をするうちに頭痛も治まったので「やっぱり、私のお天気感知だったんだ!」と安堵しました。

の高校入試!が2月14日です。

なので、それまでは彼女に風邪の類(インフルエンザ・コロナを第一番に)をうつしてはならぬ!と家族全員がちょっとした体の異変にも敏感です。

いつも思うのだけれど、こんな時期の入試ってそれなりの訳があるのでしょうが…

ある意味(別の意味)…人生の試練なのでしょうか?

雪は降っていないけれど、それなりに寒い一日になりそうです。

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俳句🖊34~冬薔薇

2023年01月23日 | 喜代の俳句

冬薔薇造花のごとく咲き続け

季語:【冬薔薇(ふゆそうび)】→(冬)

傍題:冬薔薇(ふゆばら)・寒薔薇(かんそうび)

※俳句歳時記

冬に咲いている薔薇のこと。

薔薇の開花時期は初夏と秋だが、暖地では12月中旬まで咲き続ける。

寒気の中で鮮やかに咲いている花や、開ききらない蕾も見かける。→薔薇は(夏)の季語

     

今朝のニュースで、明日からは今冬一番の寒気が流れ込み、比較的暖かいこの南関東でも寒さ一番になり、ひょっとしたら雪の舞うところもあると言っていた。

ということで、取り敢えずフリージア(私の一番好きな花)の寒さ対策をした。

庭に出るともうすでに寒い!

そんなな中、咲き続けている一輪の薔薇!

そして、どのくらい前からか忘れたほど、ずうっと蕾のままの薔薇も一つ!

     

庭には他に、ヒマラヤユキノシタの花が地面すれすれに咲いていた。

そして、クリスマスローズの蕾が顔を出していた。

この寒波を乗り越えれば、春になるという兆し・・・

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俳句🖊32・33~冬うらら・春待つ

2023年01月19日 | 喜代の俳句

【手水鉢花を浮かべて冬うらら】

季語:冬うらら(冬)【冬麗(とうれい)】の子季語

※俳句歳時記

おだやかに晴れ渡り、春の「麗か(うららか)」を思わせるようなさまである。

寒さが続く中にこのような日が訪れると、冬の日差しのまばゆさが恵みのように感じられる。

◇「麗か」は(春)の季語 

     

写真は去年妹が写したもので【行田八幡神社の花手水】です。

その時のブログ🔗

母さんへ~電話ができないから手紙を書くね  (^.^)/ ✉30 - 気がつけば思い出Ⅱ

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【行田八幡神社の花手水】母さん、立春も過ぎましたが、まだ寒い日が続いています。コロナもまだ続いています。3回目ワクチンのクーポンもまだ来ていません。横浜市のHP...

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※埼玉日和より

近年、花手水(はなちょうず)が普及するきっかけを作ったのは、京都府にある古刹「楊谷寺(ようこくじ)」です。

2017年、境内のアジサイを浮かべた同寺の花手水がメディアやSNSで評判となり、全国的な人気となりました。

2019年からは新型コロナウイルスで手と口を浄める手水(ちょうず)が難しくなった背景もあり、多くの寺社が趣向を凝らした花手水を取り入れています。

秩父鉄道「行田市駅」周辺では寺社だけでなく商店や一般民家の軒先などにも「花手水」がしつらえられ、道行く人の目を和ませています。

今年も遣っているようです。※行田市観光NAVI

もう一句、季語のみを変えて詠んでみました。

【手水鉢花を浮かべて春を待つ】

季語:【春待つ】(冬)傍題:待春(たいしゅん)

※俳句歳時記

近づく春を心待ちにすること。

◇暗く鬱陶しい冬を耐えてきた雪国の人々の、春を待つ思いは切実である。

私の住む南関東は、雪の降る地方に比べると凌ぎやすい冬かもしれません。

それでも、お花の少ない季節の春を待つ間、花手水のような趣向はとてもいいなと思います!

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