気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

俳句🖊50~去年今年(こぞことし)

2024年12月31日 | 喜代の俳句

奥浜名湖の日の出(2024/11/18)

【去年今年】(こぞことし)季語【新年】

※俳句歳時記

元旦の午前零時を境に去年から今年に移り変ること。

一瞬のうちに年が変わることの感慨がこもる。

🔶「去年も今年も」という意ではない

例句:【去年今年貫く棒の如きもの/高浜虚子】

     

今年は・・・

夫と妹と、春・秋それぞれ2回の旅行もでき、友人達とも近郊の散策コースに出かけたりして、自分では「まあ元気に過ごせたかな…」と思った1年でした。

俳句もあまり上達はしていませんが、何とか続けられました。

去年今年!

もうじき日付が変わります。

今年もこの拙いブログにお付き合いいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

※げげゑさん/写真AC

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そろりとろり俳句の道~44【冬暖か】

2024年12月25日 | そろりとろり俳句の道

画像※na23kanさん/写真AC

【俳句ポスト365】は、愛媛県松山市が運営する俳句投稿サイトで、誰でも無料で投句できます。

毎月1回の兼題について俳句を募集し、発表しています。

選者は初級者部門は家藤正人先生、中級以上部門は夏井いつき先生です。

11月の兼題は季語【冬暖か/ふゆあたたか】(三冬/時候)

傍題:冬ぬくし

※俳句歳時記

冬のさなかでありながら気温が上昇する日がある。

寒さを忘れるような日の暖かさが嬉しい。

例句:【冬あたたか掃溜菊が花のこす/島谷征良】

※掃溜菊(ハキダメギク)牧野富太郎博士命名

     

 妹の句:【冬ぬくし「あずさ」の車窓初乗車】初級者部門入選

画像※photolibrary

妹の句は先月、姉妹で信州諏訪へ旅行したときのことを詠ったのだと思います。

句を載せた写真は「あずさ」全景で、撮り鉄さんらしき方?の作品をフォトライブラリーさんからお借りしました。

 特急あずさの車窓から実際に写したもの(茅野付近走行中/iPhone)

     

 私の句:【路を行く猫に声かけ冬ぬくし】初級者部門入選 見出し

私の句は今回も「類想」に入っていました。

家藤正人先生のピックアップコメント:

初級・中級に関わらず、類想は似通ったものが集まります。

猫好きの俳人いわく「猫はどんな季語とも合う」らしいのですが、「冬暖か」と猫の取り合わせは特に多かったです。

どんな季語にも合うって・・・流石「猫」です。

台紙画像を探していても無料の写真がいっぱいありました。

猫好きな人って見ると写したくなるもので、俳句も同じく詠ってみたくなるのでしょう!

類想・類句・凡人脱出はなかなか難しい・・・

12月の兼題【春着】(新年/人事)

傍題:春衣・正月小袖・春小袖・初衣装・初重ね

最近はお正月でも着物を着た人を全くと言っていいほど見かけません。

今では、いつでもおしゃれできるので、お正月だからといって特別感が無くなってきているように思います。

このお題も難しそうです・・・

でも・・・句作を楽しもう!来年も引き続き頑張ろう!と思っています。

締め切り:1月19日 発表:2月24日です。

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鎌倉散策~②【大船観音寺】完成に30年を費やした白衣観音(びゃくえかんのん)

2024年12月20日 | 旅行

大船駅歩道橋から見た観音様
(2024・12・9/iPhone写)

居なくなって10年経ったけれど、ナラが私の心を埋めているスペースは今も大きい!

ナラのお墓参りに行く時は、JR横須賀線の大船駅からバスに乗る。

その乗り換え時の歩道橋から、いつも見ている観音様は慈悲深く優しいお顔をしている。

するとナラが「また来てくれたんだね!」と言っているような気がしていつも涙が溢れそうになる。

なのでいつかは直接拝観したいと思っていた。

🔗2020年6月のブログ

 

ナラのお墓参り~大船観音 - 気がつけば思い出Ⅱ

今日、ナラのお墓参りに行ってきた。電車に乗るのは5ヶ月ぶりになる。自粛は解除されたもののナラのお墓参りは躊躇していたのけれど、行けないとなると行きたくなるのが心...

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【大船観音】は聞くところによると、「胸像」だと言われている。

「胸から下は土に埋まっている!」などとの都市伝説もあるらしい。

私も、遠目で見る限りは立像だと思っていたので・・・

先日、北鎌倉の円覚寺散策の折に一緒に行った友達にそのことを言うと「一つ手前の駅なので降りて観よう」ということになり、大船駅で一度降り拝観することになった。

※大船観音寺のホームページより抜粋

昭和4年4月14日、起工式が行われ、工事が着手されました。
しかし、建立予定地が丘の突端で地層が東側斜面に崩れる地層であることから、当初の計画である立像建立を変更しなければならないこととなり
坐像を検討したが地形との調和がとれないことから、胸像に変更されたといわれています。
そして、世界恐慌という世相の中で寄付金は思うように集まらず、昭和9年にはとうとう工事が中断され、観音像は未完成のままの状態で23年間放置されることとなりました。
昭和56年11月20日、曹洞宗の包括下にある「大船観音寺」としての準備と手続きを行い、神奈川県より寺院としての認証を受け、現在に至っています。

     

12月9日(月)

10:30 【参道入口】

参道入口の真ん中にある赤いコーンをよく見るとお地蔵さまが彫られている。

【地蔵コーン】

【参道】

【山門】

山門は無人のため参拝料300円は入口に置いてある募金箱へ入れる。

山門の奥に見えるのが本堂。

山門付近から大船の街並みが見渡せる。

そこから観音様までの階段を登る。

左手に見えるのは【大梵鐘(ぼんしょう)】

大晦日には一般の人でも除夜の鐘をつくことができるらしい!

【手水舎】

ここからも大船の街並みが見渡せる。

観音様に近づいてみると、確かに胸像だった。

左手に写ったのが観音様の右胸部分で、胸像は高さ約25m、幅約19mあるらしい。

確かにインパクトが半端なかった!

ここで友の一人が「観音様の額のところに観音様がいるらしい(いらっしゃる)」と気づいた。

写真※パンフレットから

iPhoneのカメラをマックスにして写してみると確かに!

冠の中に【阿弥陀如来様】がほんとうにいらっしゃった!またビックリ

【胎内】

観音様の背後から中に入ることができ、そこでは木彫りの千体仏や平和への願いをこめた千羽鶴・建立に関わる資料・写真を見ることできる。

※写真は撮らなかったのでパンフレットから

「観音様への伝言帳」もあったので、思いは3人とも一緒ということで私が代表して「家内安全・健康祈願」を伝言(お願い)を書き留めた。

     

帰り際、境内に咲く綺麗な紫色の花に気づいた。(野牡丹?)

そして【縁結びの木】

「縁結びの木」を見て「もういいや!」「そうだね!」と…何気ない私達の会話!

すれ違いざまに聞いた他人(ひと)からするとある意味…怖いなと思ったかもしれない!

     

長年見てみたいと思っていた大船観音寺を散策し、観音様が胸像だったことも分かったのだけれど、気になるのは都市伝説・・・

それでネットのいくつかのサイトを見てみると、やはり原因は地表からの高さにあるらしい。

電車から、または駅の歩道橋から見ると胸から下の距離(長さ)が絶妙に立っているように見える。👀

先日歩道橋から写したもので見てみて、なるほどと思った。

長年の謎の解けた散策だった。

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母さんへ~電話ができないから手紙を書くね(^-^)/✉61

2024年12月17日 | 母への手紙

(ダイソーで買ってきたクリスマスグッズをが中学生の頃に作った花瓶に入れてみました)

母さん、12月も半ばを過ぎ、今年も残すところあとわずかとなりました。

本当に、1年があっという間に過ぎていきますね。

退職後は、ことさらに速く過ぎていくように感じます。

前の手紙に書いていましたが、先月夫婦ふたりで【浜松】へ行ってきましたよ。

じじは一泊なので、旅をした感じがあまりしていないと言っていましたが、一日目は浜松城へ、二日目は舘山寺へと行き、

奥浜名湖のほとりに立つホテルでのんびりしてきました。

その後も、近所のママ友と川越散策や鎌倉散策へ行ったり、そこそこ忙しい、楽しい日々を過ごしていました。

     

猫額庭(2)にクリスマスツリーを飾りました。

飾り方が変ですね…

毎年飾っていたママの実家で貰った本物のモミの木は、今年の夏の暑さのせいか葉が落ちて形も崩れてしまったので、

がAmazonでイミテーションのモミの木を買いました。

 今咲いている花

【山茶花】の咲き始めです。

【黄色い薔薇】ポツンポツンと一つ二つ咲いています。

【エリカ】って一年中咲くのでしょうか?まだ咲いています。

チュウリップの球根を植えたところが猫に掘られないように、ダイソーでうさぎの置物を買ってきて置いてみました。

【よく咲くスミレ】近くのスーパーで買って植えた苗が咲き始めました。

こちらは10月半ばに種を蒔いたパンジーとビオラです。

一緒に【ルピナス】も蒔きました。

本葉が出始めた頃一回植え替えました。

今ベランダで育てています。

春になったら咲く…はずなので、楽しみにしています。

実はが、暑い盛りにホームセンターで買ってきた種を蒔いて2度失敗したので、悔しくてダイソーで2袋100円の種を買ってきて私が蒔いたものです。

何故、私が悔しがるのかという話ですが・・・

     

そういえば母さんの七回忌ですが、が内々で済ませたようです。

済ませた後にメッセージをもらいました。

ちゃんに「遠くて寒くて大変だから声をかけなかった」と言っていたらしいです。

気を遣ってくれたのかもしれませんが、できれば行く気でいたので、ちょっと残念でした。

コロナの流行から、仏事は簡素化に拍車をかけているようです。

良いのか悪いのか正直のところ分かりません。

     

昨日、の弟から「肝臓にできた腫瘍を取る手術をするので、お正月には来られない」とのメールがあったそうです。

手術してみないと良性か悪性か分からないらしく、付きそいは義妹のみで、心配ですが面会はできないそうです。

     

群馬の高校で寮生活を送っているも「お正月に来れるかどうか分からない」らしいし、ちょっと寂しいお正月になりそうです。

孫達が育って…兄弟たちが歳をとって…お正月にたくさんの客が来て大変だった頃が懐かしいです。

母さんも「そんな思いをした経験があるのでは…」と思いました。

何だかんだ言っても、私もそんな年代になっているようですね。

     

今、週に一度、以前勤めていた場所の近くにあった馴染みの整形外科にマッサージをして貰いに行っています。

効果はよくわかりませんが、足の攣るのが少なくなってきているような気がするので少し続けてみようと思います。

その帰りに、通勤の際に毎日見ていた懐かしい川と桜の木を写してきました。

もうすっかり冬景色ですねぇ!

母さんの命日も、もうすぐですね!

お通夜がクリスマスイブ、お葬式がクリスマスでしたね。

コナンのログインアプリでポイントをためて、また新しく壁紙を貰いました。

祈りを捧げている哀ちゃんが可愛いです。

相変わらずコナンファンの私です!

春になり暖かくなったら、お墓参りに行きますね!

それでは長くなったので、今日はこの辺でね。母さん!

 

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鎌倉散策~①【円覚寺】

2024年12月14日 | 旅行

円覚寺の紅葉/2024・12・9

今年6月、ひとりで北鎌倉の円覚寺へ行った。

円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた臨済宗円覚寺派大本山、鎌倉五山の第二位。

🔗その時のブログ

 

ひとりプチ旅~北鎌倉【円覚寺】 - 気がつけば思い出Ⅱ

6月に友人とブルーポピーを見に行くという旅の計画が無くなって意気消沈していた私は、ひとりで行ける所はないかと考えて「そうだ京都へ行ってみよう」・で・な・くて・・...

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円覚寺は広い敷地を徐々に登っていく大きなお寺で、

前回は歩き過ぎたせいなのか途中で足が攣ってしまって、すぐ近くまで行ったのに【国宝舎利殿】を見ることが出来なかった。

なのでリベンジも兼ねて!秋の紅葉の時季にもう一度行こうと思っていた。

先日、川越散策に行った際にママ友ふたりにその話をすると、「じゃあ私達も・・・」ということになり、今回もまた3人で行くことになった。

     

12月9日(月)

12:00【北鎌倉駅】(いつ見ても素朴な駅!前回は紫陽花の季節で人が多く、撮れなかったけれどこの日は撮れた)

前回ひとりで行った時と同じ駅前のレトロな喫茶店【LIDO】で昼食を済ませ、駅前から左にでて線路を渡る。

実は電車が円覚寺の敷地内を走っているのだ。

【白鷺池(びゃくろち】という池の間の道を通って踏切を渡る。

白鷺池脇から今回も、走る横須賀線の電車を写すことができた。

【総門前】色鮮やかな赤の紅葉が青空に映えている。

円覚寺は【北条時宗】が創建した寺。

良い時季に行った。(紅葉真っ盛り)

階段脇の紅葉

【十王堂(桂昌庵)】の前の銀杏

【山門】

円覚寺は夏目漱石も修行をしたお寺で、小説【門】に出てくる門はここのことだとされている。

【松嶺院(しょうれいいん)】

【仏殿】

仏殿内【毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)】天井画は【白龍の図】(撮影可能)

【勅使門/唐門】

【方丈庭園】「心」という字を象った池

【妙香池(みょうこうち)】

【舎利殿】国宝(神奈川県では唯一の国宝建築物)

一般公開は期間限定らしく(おもに11月の数日と正月3が日)、残念なことにその日は開かれていなかった。(門前より写す)

舎利殿とはお釈迦様の骨や遺灰を祀るお堂のことで、ここには「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られているそうだ。

【如意庵】

竹林に陽射しが入り美しい!

【佛日庵(ぶつにちあん)】八代執権北条時宗の廟所(開基塔)

(写真は撮り忘れたので6月に写したものなので、紫陽花が咲いている)

三つ鱗の香炉にお線香をたてお抹茶を頂く!北条家家紋【三つ鱗】

秋の紅葉を愛でつつ!!(お抹茶と鳩の落雁が美味しい!歩き疲れが癒される)

     

一休みして、元の道を戻り、次は二つ目の国宝の洪鐘(おおがね)へ向かう。

【洪鐘(おおがね)】国宝

【弁天堂】

弁天堂からは雪化粧をした富士山が見えた。

弁天堂から絶景を見たところで円覚寺散策もそろそろ終わり、143段ある階段を下る。(今回、足は攣らなかった。嬉しい)

内側からの総門

あまりにも美しいので絵画のように切り取ってみた。

総門を出たところ(ちょうど横須賀線が通ったので写したけれど、紅葉に遮られ電車がハッキリと見えない)

     

ママ友ふたりは「また違うお寺にも行ってみたい。鎌倉は思ったより近い!」と言っていた。

14:00 私達の円覚寺散策は終わり、また横須賀線に乗り帰途についた。

満足のいく秋の円覚寺散策だった。

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