気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

蔦紅葉をお題にした母の句~今年も もう師走

2019年12月01日 | 伊代の俳句

今年ももう12月。

蔦紅葉をあちこちで見かけるようになり、これからこの葉がはらはらと舞い落ちる季節。

このところ本当に寒くなり、もう晩秋というより、初冬でしょうか。

お酒を飲む方などは熱燗  なんていうのもいいな・・・なんていう季節になってきたようです。

私も通勤にはコートにブーツといった服装になってきました。

 

母の句につた紅葉を詠ったものがあったので、そのイメージ合うような写真を撮ろうとしたけれど、

多くは廃屋などに絡んでいるものが多く、このような美しい写真を撮ることができなかったので、

またダウンロードできるネットのサイトから頂きました。

常盤木の幹借り申すつた紅葉 (伊代)

常盤木とは常緑樹のことらしい。それなので、その対比が美しい。

正岡子規も蔦紅葉をお題に幾つかの句を詠んでいます。

そのひとつ。

行く秋や松にすがりし蔦紅葉 (子規)

これは母の句に似ています。

いや母の句が似ているのでしょう。子規がこの句を詠んだのは明治ですから。

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