今年ももう12月。
蔦紅葉をあちこちで見かけるようになり、これからこの葉がはらはらと舞い落ちる季節。
このところ本当に寒くなり、もう晩秋というより、初冬でしょうか。
お酒を飲む方などは熱燗 なんていうのもいいな・・・なんていう季節になってきたようです。
私も通勤にはコートにブーツといった服装になってきました。
母の句につた紅葉を詠ったものがあったので、そのイメージ合うような写真を撮ろうとしたけれど、
多くは廃屋などに絡んでいるものが多く、このような美しい写真を撮ることができなかったので、
またダウンロードできるネットのサイトから頂きました。
常盤木の幹借り申すつた紅葉 (伊代)
常盤木とは常緑樹のことらしい。それなので、その対比が美しい。
正岡子規も蔦紅葉をお題に幾つかの句を詠んでいます。
そのひとつ。
行く秋や松にすがりし蔦紅葉 (子規)
これは母の句に似ています。
いや母の句が似ているのでしょう。子規がこの句を詠んだのは明治ですから。