気がつけば思い出Ⅱ

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はじめての俳句🖊16~夏服

2021年07月01日 | 喜代の俳句

夏服に恥じらうことも孫中二

季語:夏服(夏)

夏に着る衣服で主に洋服にいう。涼しげな色や素材が中心。

(白服 麻服 サマードレス サンドレス 簡単服 あっぱっぱ 半ズボン ショートパンツなどがある。)※俳句歳時記

作品の背景:中二になった孫娘はこのごろ少女からめっきり娘らしくなってきた。

夏になると薄着になるため、本人も大人の恥じらいがでてきたようだ。

提出した句:【夏服に恥じらう孫は中二なり】

先生の添削:「中二」のお孫さんのことを詠まれたのですね。「恥じらう」という言葉から初々しさを感じます。

「中二なり」と断定的に詠まれていますが、少しぼかした表現でもよいように感じました。ご参考までに添削句をあげてみます。

【夏服に恥じらうことも孫中二】

      

先月(6月)に14歳になった孫娘の生まれた日はよく覚えている。

その日は、会社に新しい会計システムが導入されることになり、東日本エリアでの、地域担当者への説明会が行われる日だった。

私もその説明会に出席するために朝から東京営業所に行っていた。

長男から「どうも陣痛らしいので今から病院に連れて行く」と電話があったのはその説明会の最中だった。

それでも最後まで出席し、直帰で病院へ着いたのがPM6時ころだった。

でもどうも難産らしいということで、まだ生まれていなかった。

病院にはママの両親も来ていた。その後夫も仕事から直接病院に駆け付けて来たが、まだ生まれなかった。

PM11時ごろまで待ったところへ「一晩かかりそうなので、取り敢えず今夜はお帰り下さい」と看護師さんが来る。

心配だけれど仕方なく、その日は息子だけを残し、ジジババになるであろう4人は帰されたのだった。

グランマ(ママのママ)は「自分も子供たちを産むときは、二日以上かかったから…」とその大変だったことを思い出してか、帰りの車の中でしきりに言っていた。

なんでもグランマの血液型は(Rh-)で(北欧系アメリカ人には比較的多いらしい)
第二子を出産予定の場合(お父さんがRh+のため)Rh抗体を使用した出産計画が必要だったそうで、お兄さん(Rh+)を出産した直後からママの出産までの7年間それを続けていたらしい。(そうしないと血液型不適合妊娠になりさらに大変になるそうだ。)
聞いているだけで「大変だ~」と思ってしまった。(現在は医学の研究が進み、もう少し容易になっているらしい。)

その忍耐強いグランマのおかげでママは(Rh+)で無事生まれたそうだ。

ママも一晩中頑張り、翌日の夜になっては無事に生まれた。

お産というのは個人差があるようだ。

一番最初の孫の時、次男は「すぐに生まれることなんて無いからラーメン食ってから行こうと思っていたら、食っているうちに生まれた」と・・・。

そして病院へ連れて行ってくれたお義母さんも「娘を病院へ連れて行き、駐車場に荷物を取りに行って戻ったら生まれていた」と笑い話にされているような超安産だった。

私はというと長男が半日、次男4時間で安産の方だったのかもしれない。(自分では七転八倒、大変だったとの記憶があるのだけれど?)

そんなふうに生まれた孫娘も、もう14歳。時の経つのは早いものだ。

中学生になってから、特に中二になってから目に見えて身長も伸び、ちょっとした仕草も少女から娘へと成長している様子が見える。

おしゃべりも少なくなり、はしゃいでいる姿も少なくなった。その反面、絵を描いたり本を読んだりが多くなった。

BaBaとしては…孫の成長は嬉しい反面、ある意味ちょっと淋しい・・・。

 


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