気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

【二人静】と【林檎の花】~またこども植物園へ~

2022年05月14日 | 日記

4月半ば、こども植物園へ行った時に一人静の側に立札だけがあって見あたらなかった【二人静/フタリシズカ】の花がずっと気になっていました。

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俳句🖊11~花の塵~こども植物園のヒトリシズカ - 気がつけば思い出Ⅱ

花の塵ふむかふまぬか惑いけり季語:花の塵(晩春):落花の子季語【落花】の子季語・・・他に、散る桜・花吹雪・飛花(ひか)・花散る・花屑などがある。桜の花の散りぎわ(落...

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そして、他の方のブログで林檎の花を見て、その赤い蕾、白い花がとても綺麗で「林檎の花も見てみたいなぁ~」とも思っていました。

ふと…そういえば…こども植物園に【ニュートンのリンゴの木】という立札を見たような気がしたので、

あそこならば両方とも見ることばできるのでないのか?と思いまたこども植物園へ行ってみました。

こども植物園/5月3日

 まずは【二人静/フタリシズカ】~咲いていました。

 そしてニュートンのリンゴ(奥にウィリアムテルのリンゴ?)

ちょっと終わりかけていましたが、花も咲いていました。

 【ニュートンのリンゴ】の花 

 ウィリアムテルのリンゴ(奥の方の木なので多分…ほぼ同じで差が分かりません)

二人静も林檎の花も、植物園のお陰で、肉眼で見られることに感謝です。

その後いつものように園内をひと回りしてみました。

 メタセコイアは青々と葉が茂りました。

 桃太郎の桃

ちょうど剪定していた職員さんに「ちょっと裏側が虫食いなのであげる」と、いただいた桃の実。

「先が尖がっているだろう!桃太郎のモモの証だよ!」と手渡しして下さった。

 確かに!と思い家に持ち帰り、孫に見せた桃の実。

 ブルーベリー

ドイツアヤメ

 シラン

 ツユクサ

猫ちゃんの長閑な散歩!

 シャリンバイ

 コバノタツナミ(小葉の立浪)別名:ビロードタツナミ

 イカダカズラ(ブーゲンビレア)温室

 オオデマリ

 コデマリ

 サクランボ

 翌日(5月4日)こども植物園の隣り、児童遊園地脇の花壇にもお使いのついでに行ってみました。

見出しも児童遊園地脇小路の花壇です。

今度は林檎の実を見てみたいので、園の職員さんに「園内で生った果物などはどうしているのですか?」と質問してみたところ、

「半分は施設などで利用してもらい、半分は見て頂くための観賞用として、そのままにしておく」とおっしゃっていました。

なのでまた行ってみようと思います。

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俳句🖊15~白鷺

2022年05月09日 | 喜代の俳句

白鷺の橋のたもとに居てしづか

季語:白鷺【夏】子季語(大鷺・小鷺)

サギ科の白色の鳥の総称で、大鷺(ダイサギ)・中鷺・小鷺がある。前二種は渡り鳥、小鷺は留鳥。
いずれも初夏から巣を営む。沼沢や水辺を渡り歩いて餌をあさる渉禽(しょうきん)で、形は鶴に似ているが小さい。※俳句歳時記

ちなみに、背面が青灰色の青鷺は独立した季語で、季節は同じ【夏】でした。

 先月、夕餉の買い物に行きながら「鯉はいるかな?」と…いつも眺めている帷子川に白い鳥がいた。

🔗 多分【鷺】だと思い、まず浮かんだのは、鷺を詠った母の句

今日から2月~寒晴(かんばれ)と鷺を詠んだ母の句 - 気がつけば思い出Ⅱ

今日から2月~寒晴(かんばれ)と鷺を詠んだ母の句 - 気がつけば思い出Ⅱ

寒晴の野の静けさに鷺の立つ今日から2月。春の声を聞く一歩手前。寒く暗く乾燥しきったこの月を乗り切れば春を感じる3月になる。でも、今年は暖冬のせいか、冬なの?と思...

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私もこの鷺で作句をと思い写真に撮り、家に帰り鳥をしらべてみると、
頭に長い冠羽のあるのは【小鷺」で、渡り鳥でなく、水田や川辺、海岸などで年中見られるということでした。

そういえば、母の句の季語は「寒晴」で季節は「冬」、年中いるならば、鷺は季語ではないと思い、
長閑(のどか)という春の季語を用いて鷺を詠んだ句を添削に出してみました。

提出句:【長閑さや橋のたもとに白い鷺】

先生の添削:白鷺を発見されて思わず長閑な春を実感されたのですね。
ただ白鷺は夏、長閑は春の季語です。
季重なりにこだわるつもりはありませんが、ここは白鷺をこの句の主題として詠みたいと思いました。

添削後:【白鷺の橋のたもとに居てしづか】

見出し写真の句です。久々のなるほどひよこです。

母の句の場合は、(白い)鷺とは詠んでないので、季語にはならなかったのでしょう。

それにしても私のほうは、季節も異なるという見事な(?)季重なりでした。

そして、もう一つの疑問、「静か」です。

先生の遣った「しづか」は旧仮名遣い、俳句では、現代仮名遣いの「しずか」より好まれるようです。

 川にはこの鳥(多分カルガモ?)も居ました。こちらは静かではなく、動き回っていました。

おおかたの鴨は春になると北方に帰るが、そのままいるものを「夏の鴨」「通し鴨」などと言い季語は【夏】
通しとは渡り鳥がそのまま日本の滞留することをいう。鴨だけであれば冬の季語となる。※俳句歳時記

何だか、ややこしくて難しいけれど、今まで興味のなかった鳥の生態を知ることだけでも勉強になりました。

先日、次男から「母の日のプレゼントは何がいい?」と聞いてきたので、俳句歳時記を頼みました。

 昨日の母の日に届きました。文字が大きくて、とても読みやすい感じです。

「いつまでも元気でいてくださいね!」というメッセージが添えられていました。

しっかりとお勉強しなくてはなりません。

これからの人生(あとどれくらいなんだろう?分からないけれど?)退屈しなくていいかもしれません。

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俳句🖊14~青葉

2022年05月05日 | 喜代の俳句

鯉泳ぐ水面に映る青葉かな

季語:【青葉】夏:子季語(青葉寒・青葉雨・青時雨・青葉時雨)

若葉同様、木々の美しいさまをいうが、緑の深まりを感じさせる。青葉雨は青葉の時に降る雨だが、青時雨・青葉時雨は、
青葉のころ、雨があがったあとの木の下を通ると、葉に溜まっていた雫がはらはら落ちてくること。→若葉 ※俳句歳時記

先日、近くの児童遊園地に行った時、池に鯉が泳いでいました。

その池の水面に青葉が綺麗に映っていました。

そんな鯉と青葉のコラボレーションを詠んでみました。

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俳句🖊13~諸葛菜

2022年05月04日 | 喜代の俳句

山裾を紫に染め諸葛菜

季語:諸葛菜(しょかつさい):春

中国原産のアブラナ科の一年草の花。
春、大根の花に似た薄紫の四弁花をつける。
三国時代の諸葛孔明が栽培を奨励したことからこの名がついたという。
むらさきはなな・おおあらせいとう・花だいこんとも言われる。
風に揺れると紫の霞がかったようで美しい。※俳句歳時記

この間、名を知らない紫の花が沢山咲いている場所を通りました。

写真を撮っておき、後で調べると、花だいこん・ムラサキハナナ・オオアラセイトウ、そして諸葛菜とも言うと書かれていました。

あの【三国志】にでてくる軍師、諸葛孔明が出陣の先々で種子を蒔いていたことからその名がついたという。

ずいぶん前に、吉川英治の【三国志全8巻】を読んだことがありました。

最初の3巻あたりまではあまり面白くなくて、読むのを止めようかなと思った頃に諸葛孔明の登場!それからは夢中になって読みました。

戦記ものはあまり好きでない私がハマったのはやはり軍師、諸葛孔明だったのかもしれません。

その諸葛孔明から名づけられた【諸葛菜】今では野生化して群生しているようです。

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俳句🖊12~糸ざくら(枝垂れ桜)

2022年05月03日 | 喜代の俳句

溜め息をついて仰ぎぬ糸ざくら

季語:【枝垂れ桜】(糸桜・紅枝垂):春

枝が長く伸びて垂れたようになる桜で、天蓋のように花をつける。一名、糸桜。
白色・淡紅色があり、八重咲きもある。神社などの境内や庭園に植えられることが多く、
京都市の平安神宮神苑の紅枝垂桜や三春の滝桜など各地に名木がある。※俳句歳時記

写真は、お隣の枝垂桜です。

今年は植木屋さんが入り、剪定をして、道路の方へ出ていた枝を切りました。

写真にもその切り口が見えます。それでも見事に咲いた枝垂れ桜。

美しいです!綺麗です!

俳句で花と言えば桜。桜と言えば春。

今年も桜の春が通り過ぎていくようです。

 先日訪れた香取神宮の枝垂れ桜。葉桜となっても美しいです。

来年も変りなく桜の花を愛でることができますように・・・。

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