ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

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となりの町のお嬢さん

2009年09月07日 | 昭和諳心




となりの町のお嬢さん / 吉田拓郎


となりの町のお嬢さんが
僕の故郷へやって来た
都会の香り振り撒いて
夢を見させてくれたんだ
好きになっちまったんだよ
初めて知った口紅の味
僕の胸は張り裂けそう
月夜の晩に誘われて
大人になると決めたんだ
長い髪は夜露に濡れて
蒼い月がかわいい人の
エクボの上で揺れてるよ

となりの町のお嬢さんに
僕は心も捧げたい
忘れることは出来ないよ
白い胸で眠りたい
好きになっちまったんだよ
素敵な君は町の人だ
いつか帰ると知ってるさ
切符を二枚買っちまえばいい
二人で恋のキシャポッポ
夜風が君のうなじをみせる
思わず僕はかわいい人の
くびれた腰を抱きしめる

となりの町のお嬢さんは
僕を残して行っちゃった
約束よりも早い汽車で
何も言わずに帰ったよ
嫌いになっちまったのかよ
となりの町の風に乗って
そんなうわさを耳にした
お嫁に行ってしまったんだね
娘心と秋の空
海辺の町は夏の終わりと
酸っぱい恋でみかん色に
知らんふりして揺れてゆく
となりの町のお嬢さんは
今年の夏の忘れもの


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


高2の
夏休みだった
離島出身の友だちが
船で帰省するというので同乗?
手ぶらで出かけて、二日ほど奴の家に
厄介になったあの夏の日の出来事を思い出す
ナンバープレートの無いクルマで山を越え小学校に向かう
狭い校庭でバレーやバスケをして汗をかいたら
そのまま前海に入ってタコを捕って遊ぶ
そして、同じように帰省していた
奴の同級生の女子と
他愛もない話を
朝まで
・・・
次の日
港の船着き場で
“またね!” “またな!”
と言って別れた
あれから
32年



第五大成丸