夜寝て、朝起きると枕が思わぬ方向に行っていることがある「枕返し」という。
昔々、旅館に盲人が泊まり、盲人は誰もいないと思い、懐から金の包みを出して数えた。
旅館の主人が、そっと覗いて、あまりにもの大金に、おどろいた。
それどころか、山道に盲人を案内して殺してしまった。
それから、この旅館の盲人の泊まった部屋に盲人の霊が住みつき、泊まる人の「枕を返した」
江戸時代の話です。
昔々、旅館に盲人が泊まり、盲人は誰もいないと思い、懐から金の包みを出して数えた。
旅館の主人が、そっと覗いて、あまりにもの大金に、おどろいた。
それどころか、山道に盲人を案内して殺してしまった。
それから、この旅館の盲人の泊まった部屋に盲人の霊が住みつき、泊まる人の「枕を返した」
江戸時代の話です。