和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

デジブックの効用

2011-12-21 07:13:56 | カメラ

これはですね、朝の写真じゃないのです。夕方なんです。
この時の2日間は天気が良く、夕方になっても霧氷が落ちませんでした。
朝はアイゼン付けてピッケルを持って雪の中を宝剣岳に向かって登っているのです。
雪の斜面を横断するときは午前中の雪が固い時に通過します。(雪崩に遭わないため)


木曽駒ヶ岳の頂上に祠があります。その祠は氷で固まっていました。


宝剣岳ですが頂上直下で登頂は断念しました。
単独行だったのと、木曽側の凍った斜面を見てビビって引き返しました。
(写真で示すと頂上直下の右下に流れるルンゼ〈小さな谷〉まで行ってビビリました。)

ここでの撮影が終ってから、上高地に向かいました。
当時は車は沢渡までで、そこから歩いて上高地入りでした。
5時間ぐらいは歩きましたか。
この写真を見る度に思い出します。
思い出すということは歳をとってきた証拠ですね。

話は変わりまして

デジブックを作ってみて
色々な効用があることが分かって来ました。

掲載枚数が100枚以下、100枚も枚数があると見るのに疲れます。
まあ50枚前後がいいみたいです。
50枚前後と言えば個展の枚数が大体この位です。
撮影の姿勢として、50枚前後でまとめることを念頭におけば、
やる気がするのではないでしょうか。
テーマは一つではなく複数持ちます。
例えば:明日香の四季や大和路サクラ廻りなど、撮影の期間が長いほど楽になります。
また、一日であってもその日が最高の日であれば、その日だけで50枚にまとめる。
皆さんのデジブックを拝見すると2、3日の旅日記感覚でまとめられているようです。
それは自由です。
ある意味、疑似個展体験にもなります。
有料会員になって、一枚毎の文字を付けることができますし、
個展のように掲載順番も指定出来ます。
まあ、デジタルだから出来ることでしょうが、
このデジブックはデジタルのフットワークを生かす為にあるようなものです。
個展をやろうと思えば全紙50点でプリント、額裝、会場費、DMなどで100万ほどかかります。
デジブックは30日間掲載で無料です。
考えよようで、こんないいことはありません。
デジブックの利点、弱点などもう少し見てみたいと思います。
いいと判断出来ればデジブックの有料会員になります。
以上です。