和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

奥日光 小田代が原

2011-11-09 06:04:39 | カメラ
フィルムから 高山植物 26

ミヤマキンバイ(深山金梅)
バラ科 キジムシロ属

ミヤマキンバイ 北海道 旭岳

キンポウゲ科のキンバイソウに似ていますが、
同じ金梅の文字が当てられ花で区別が付きにくいから葉で区別します。
花はミヤマキンバイの方がツヤが感じられます。
キンバイソウは一面に咲くのに対し、
ミヤマキンバイは株の塊で咲きます。

高山植物を整理していたら霧の写真が出て来ました。
35mmで撮っていますが何時のかは分かりません。
上高地大正池です。


奥日光小田代が原の写真も出て来ました。
7、8年前のものですが、今年も台風の雨で
湖が出来ているという事です。







喪中はがき

2011-11-08 03:08:59 | カメラ
11月に入ると喪中ハガキが届きます。
その中でビックリしたのが、Tさんでした。
Tさんは和尚が地図出版社に入社した時の上司(係長)でした。
一回りぐらいの年齢差でしたので、75歳になるかどうかです。
少し早すぎました。
もう一人は小学校の時のO先生です。
卒業後欠かさず年賀状を書いてきたただ一人の先生でした。
学校時代の諸先生のいい思い出が全くなかった中でO先生だけは別でした。
差別のない優しい先生でした。
今あるのはこの先生のおかげだと思っています。
合掌
この歳ですのでまだまだ届くかもしれません。


昨日は散々でした。
皆、期待して安田の里にきましたが、
三脚を立てるまでもなく、撤収です。

東吉野のコアジサイの森は樹の伐採で見る影もないという事です。

帰りに明日香で


5回目の柿の木です。
普通は行く度に良くなるのですが、
行く度に悪くなっているめずらしい例です。
これで終りにします。

東から


北から


西から


近くで



フィルムから 高山植物 25

イワヒゲ(岩髭)
ツツジ科 イワヒゲ属

イワヒゲ 北海道北海岳

中部以北の高山帯の岩隙や礫地に生える常緑小低木です。
地面にへばりつくように生えているので、花が咲けば目立ちます。
スズランみたいに下向きに咲き、形も似ています。
葉は桧の分かれない葉みたいで、びっしり出ています。

四度目柿の木へ

2011-11-07 04:20:04 | カメラ
柿の実がどれくらい採られたか、
気になって、四たび行きました。
見る方向を西よりにすると、
採られた分が目立たなくなります。

和尚の癖として、気に入った物(事)があると、
通い続けることあります。
余談ですが
まだ現役の頃、気に入った飲み屋さんがあると、
連続一週間(5日間)行っていました。
5日間行くと大抵のメニューが一通り楽しめます。
それに顔を憶えてもらえます。
それで飽きが来なかったら一ヶ月ほど通い続けます。
あれだけ飲んでいた酒は今はほとんど飲みません。
家で飲んでも美味しくありません。

話しはズレましたが、そんな癖で今回も4度目となった訳です。
これまでの3回は遠くから眺めるだけで、
近くには行きませんでしたが、
今回は樹の幹に触って来ました。
そして、いろんな方向から撮って来ました。
生憎の曇り空でしたが、資料としてストックします。
おそらく5度目もあるでしょう。
ええのが撮れたらそのストックは整理します。


左下部の空きが目立ちません。


背景は金剛山。


背景の森は宮山古墳です。
(場所は御所市室の吉野川分水路から)


こうして見るとよく実がなっていますね。



おまけ
今年はぎょうさんなっています。

こうして見ると晴れよりも小雨のある方が雰囲気がええですね。


フィルムから 高山植物 24

サンカヨウ(山荷葉)
メギ科 サンカヨウ属

サンカヨウ 上高地



シラネアオイ(白根葵)
シラネアオイ科 シラネアオイ属

シラネアオイ 白馬尻

サンカヨウもシラネアオイも、ここにはないがキヌガサソウも
同じような環境に生育します。
50cm~70cmのかなり大振りな多年草です。
葉も大きく花が咲くと目につき易いです。
標高1500m前後の林縁や林内で見られます。
北アルプスでは各登山口でよく見ました。
私の好きな花です。

残り柿のつもりが

2011-11-06 04:32:13 | カメラ
4日にも例のお年寄りと柿の木の所へ行きました。

誰も採らないはずの柿が採られていました。
遠くから眺めるだけでした。

左下が少なくなって来ています。
この木に光が当たるのは、山に日が沈む前15分ぐらいです。

また来年ですかね。

昨日の朝は天気が悪くなる前です。
予想通り普通に焼けました。
土曜日の朝は遠くへは行けませんので近くです。

九品寺の駐車場は誰もいません。

こんな時は四方焼けます。

真後ろ


南空


北空はありません。



フィルムから 高山植物 23

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
シソ科 イブキジャコウソウ属

イブキジャコウソウ 伊吹山

ジャコウの香りがする事からの名前。
日当りの良い草地や岩礫地に分布します。
伊吹山では山小屋の石垣に花を咲かせています。
クサとありますが小低木です。
六甲高山植物園にもありますが、
高山だけではなく海岸近くにも分布します。


當麻の里 朝の散歩

2011-11-05 05:23:07 | カメラ
寝過ごしたわけではないのですが
目が覚めたのは5時でした。
東の空は赤く焼けています。
顔も洗わず飛び出しましたが、
すぐに色がくすんできました。
こんな時は近場でゆっくり散歩するに限ります。
今の當麻の里で風景になりそうなのは、ここです。

柿のおかげでこの風景が出来ました。
近景よし、中景よし、背景よしでうまくまとまっています。
カメラ露出では明るく仕上がりますが、
朝の雰囲気を出すにはマイナス1の補正がいるでしょう。

ここには古墳が多く見られます。
撮影場所は古墳の墳丘の上です。




7時45分になると小学生の登校が始まります。
各班に分かれて、次々やって来ます。



この時勢、子供を追いかけていると、あらぬ誤解が生じます。
誤解なき撮影に心がけています。

切り取ればいい感じの所もあります。




野蒜

野蒜が生えて来ました。いつもは春先に採取します。
葉よりも球根?が美味いので、土の柔らかい土手で採りましょう。
野蒜を採取する人は少ないです。
土筆などより数段美味しいのにね。

畑でこんなものが栽培されていました。

手前の植物です。ホトケノザです。
どう見ても自生ではなく、栽培みたいです。
春の七草にあるのはキク科のホトケノザです。
これはシソ科のホトケノザです。
七草のホトケノザと間違えたわけではないでしょうが、
何に使うんでしょう。
間違えて売られたとしても、食べても毒がないから大丈夫。


フィルムから 高山植物 22

オンタデ(御蓼)
タデ科 オンタデ属

オンタデ 大天井岳(おてんしょうだけ)



中部以北の高山に分布します。
地味と言えば地味な植物です。
タデ科は花が地味です。
(だだしイヌタデやオオケタデは赤く人目を引きます)
葉もイタドリに似て目を引かない。
それでも槍ヶ岳を背景に孤高に咲いています。

供養碑

2011-11-04 23:00:38 | カメラ
伊勢本街道沿いには道標や常夜燈などがあります。
御杖の旧菅野村の僧光悦が残した供養碑が所々に見られます。
先日も榛原区(区はなくなったの?)澤あたりで
光悦とよく似た文字の碑を見ました。
何が書いてあるかよう分かりませんので
写真に撮ってきました。
夕方、ライトを当てて撮れば良かったのですが・・・。
六柱神社の近くです。
文字が分かるように大きくしました。

光悦のものですかね。

横に供養塔がありました。


柿の木のある風景

2011-11-04 03:10:12 | カメラ
昨日、あれだけ長々書いて、今日(3日)は山添を走っています。


2日前の掲載写真ですが、上手く撮れていると見えるかもしれません。
しかし
柿の木も人物も中央に来ているのでリズム感がありません。
リズム感を持たせるために柿の木を少し左に、
人物を少し右に来るように次の日に構え直しました。
ところが、
このお年寄りの農作業終了が日没後になってしまいました。
構図はうまくいきましたが、光のメリハリに欠けました。

うまくいきませんね。
夕方晴れの日にもう一度チャレンジです。

柿の木のある風景は奈良市、山添村地域です。
道に不案内でもう一度行け、と言われても行けるかどうかです。












ここは行けます。
太安万侶の墓からの眺めです。

太安万侶は稗田阿礼と共に古事記を編纂した人です。
稗田阿礼は大和郡山市の環濠集落稗田町の売太神社に祀られています。

肩身が狭くなった風景写真愛好家

2011-11-03 04:18:41 | カメラ
ここ2、3年で
風景写真愛好家を取り巻く状況が悪くなって来ました。

どういう事かと言いますと
撮影地からの閉め出しが多く聞かれるようになった事です。
神社仏閣、特に仏閣では三脚禁止が増えています。
デジタルカメラの高性能化で高感度で手持ちで撮れるようになったから
問題はありませんが、フィルム利用者には写真が撮りにくくなっております。
また、燈花会のように広い範囲での夜のイベントが三脚禁止になっております。
これは三脚が子供に当たって怪我をさせてしまった事が原因と聞いています。
逆に三脚禁止にしたのをいい事にボランティア諸氏の横柄な態度に納得いきません。
県外から来た人で三脚禁止を知らない人もいます。
ボランティア諸氏よ、頭ごなしに怒鳴らなくても、言い方があるだろう、と。
お水取りの記者席も廃止になりました。
今は駐車場の一角に縄を張りめぐらせて、閉じ込めています。
迫力のアル写真は撮りにくくなっています。
そのうち、回廊も禁止になるかもしれません。

法隆寺など大寺院は建築物著作権とやらで、
許可なくしては使用出来なくなっています。
アマチュアは考えなくてもいいですが、
プロでは使用料を払うことによって売り上げが減ります。
それはそれで持ちつ持たれつでしょう。

金閣寺などではカメラサイズの規制もあります。
これは筆者の経験ですが、
5、6年前新雪の金閣を撮りに行った時、
ガードマンが飛んできて、大型カメラは禁止です、と言いにきました。
その時はフジカ645ZiでしたのでOKでした。
ブロニーサイズの説明ではなく、セミ判として説明したらOKが出ました。
ひょっとしたら4.5×6はダメだったかもしれません。もちろん三脚、一脚は禁止です。

今年から明日香の細川で畦道禁止の立て札がありました。
土日などは警察官が来て取締りをしています。
畦道に入って三脚を立てるので穴が開きます。
ここから水が漏れ始めますので、
特に棚田では水管理が大変です。
水田における水管理は毎日行なわれます。
毎日同じところで撮影していると、
決まった時間にお百姓さんが見に来ます。
正直に言いますが筆者も広い畦には入る事があります。
自戒を込めて収穫迄は畦道に入らない事です。

今年の九品寺ではヒガンバナが全滅でした。
このあたり今年にかけてほ場(耕地整理)が行われ、
重機が置いてあったので花の発育が悪かったのでしょう。
それにしてもカエデの下を除いて生えませんでした。
重機が置いてあったとはいえ、
少なくてもまばらには生えるだろうと思っていました。
(今、ヒガンバナの場所は葉が生えて来て、来年は花が咲きそう。
球根なので落ち着けば生育します)
この件については色々情報が入りましたので、
ここでは書けませんが、口ではなんぼでも言えます。
この寺では昨年から色々な事があって、
住職の生の言葉も人づてに入って来ています。
撮影者のマナーの悪さが原因なのは確かです。

山添村の一本杉、コンテストの写真などで有名ですが、
あまり場所を言いたがりません。
筆者はある情報から難なく探しましたが、
不吉な立て札がありました。
「農作業の妨げになるような駐車は遠慮してください」
この立て札で場所が見つけられたのですが、
いい時期になると多数の車が入るのでしょう。
このあたり営農団地が多いのですが、
立て札があるのはここだけでした。
農道上が撮影場所になるので、
閉め出しはないでしょうから、おとなしく撮りたいものです。

額井岳の麓のお寺では
あからさまに写真を撮りに来るな、
帰ってくれと言われることがあります。
まあ、たまたまでしょうが、
住職によれば声をかけてから撮るようにして下さい、と言います。
ここでのトラブルはよく聞きます。

長年行っていないのですが、
大宇陀の雲海の絶景地大蔵寺上部では
立ち入り禁止になっていると聞きます。
来年からは雲海の絶景地どころか、
境内へのカメラ持ち込みも禁止になります。
大蔵寺のHPでは
「平成24年1月1日からはカメラ持ち込みどころか、
大藏寺に立ち入りも出来ませんで写真家や写真愛好家はよくよく心得て下さい」とあります。

悪い事ばかりじゃありません。
明日香の古宮土壇です。
小墾田宮跡(おはりだのみやあと)と言われていましたが、
雷付近の遺跡が小墾田宮跡らしいので、(小治田と書いた土器が見つかった)
撮影場所は古宮土壇がいいのでしょう。
撮影場所の田んぼの持ち主が、三脚を立てられるようにと
畦道を広くしてくれている所もあります。
撮影者にとってはありがたい事です。

このように風景写真家には一部を除いて、年々撮りにくい状況が増えて来ています。
撮影者のマナー違反が規制の引き金になっているようです。
新しい場所でも発表されればカメラマンは増えます。
このブログではロケハンなどで見つけた風景は
場所はだいたいでぼやかして発表していますが、
複数人来られては困る場所は載せていません。
このまま続けて行っていいものかは悩むところです。

男は(女も)黙って一人で写真を撮るを肝に銘じて・・・。

撮影地の情報という形で3年間続けて来ましたが、
そう簡単に新しいポイントがあるわけでなく、
マンネリ化して来ました。
これを機に新しいブログを考えます。


例えばですが

二枚の写真は同じ柿の葉の紅葉です。



上はフィルターのPL効果を100%出しています。
下は半分くらいに押さえています。
上はPL効果で鮮やかに見えますが、柿の葉の持つ質感が出ていません。
こんな場合、質感の残る下の写真の方を良しとします。
上の写真を良しとする人はその限りではありません。


フィルムから 高山植物 21

ギンリョウソウ(銀竜草)
イチヤクソウ科 

ギンリョウソウ 八ヶ岳

ギンリョウソウは高山植物ではありませんが
八ヶ岳の登山道の横で撮ったので紹介します。
低山でも見られますが、私が見つけたのはここだけでした。
光合成をしない腐生植物です。
「腐生植物とは種子植物の内で、植物体に光合成で自活する能力がなく、
菌類と共生して栄養素を得て生活するものを指して呼ぶ言葉である。(ウィキペディアより)」
薄暗い堆積した木の葉の中から花を咲かせます。
ユウレイソウとも言いますが、言い得て妙です。



仏隆寺~室生間開通

2011-11-02 06:17:15 | カメラ
昨日は安田の里でした。

久しぶりに(でもないか)てつまんさんに会いました。
朝の状況は可でもなく、不可でもない。
笠間辻に着くと、その日の状況が分かります。

室生湖へ



あまり好きでないセイタカアワダチソウがきれいでした。
そう言えば背の高さが以前ほど大きくはなりませんね。

仏隆寺~室生間開通しました。
以前、落王さんのブログで知りましたが、
昨日通ることが出来ました。
かなり急坂ですが離合は出来ます。
景色が良いので、
ある懸念が生じて来ました。
仏隆寺が眼下に見下ろせるのです。
お分かりでしょう。

展望

右の山、分かりますか?

仏隆寺


峠を越えたところの溜池


田口を通って山中に入りましたが通行止めでした。
額井、大宇陀、大淀、吉野、下市、御所を回って
帰宅は午後6時でした。


室生川のカエデが色付き始め。


昨年の画像 11月13日でした。


何処かって?
田口の水分神社の前。