1月20日「大寒」を過ぎ、
もうすぐ、2月3日「節分」(2月4日「立春」)です。
早朝の気温はマイナスの日も多く、
北風の冷たい毎日が続いていますが、
一方で、
日もだいぶ長くなり、
昼間の日照も少しずつ強くなり、
常盤自動車道脇のスギの木が
花粉をたわわに蓄えて始めているのを見ると
春の遠くない事がうかがえます。
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グリーン面では
この先の ひと雨ごとに
表層の固結・乾燥が緩和され、
1月20日「大寒」以降は白根の発根が旺盛になり、
2月18日「雨水」以降のよこ根の成長
につながります。
「大寒」~「雨水」の時期の
根茎周囲の三相バランスが
春の新根の伸長と
芽出しを向上させると思われます。
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秋においては、
まず、夏でダメージを受けたよこ根を
亜リン酸やリン酸(P)で戻し、
さらに、たて根をリン酸(P)で成長させ、
根数→芽数を整えます。
晩秋には カリウム(K)の施肥により
冬越しのための貯蔵糖分の蓄積を促す
肥培が効果的であるように、
春においては
まず、早春の白根やよこ根を
気候不順でも吸収するタイプのリン酸(P)でスタートさせ、
その後、
鉄系(Fe)で下葉を代謝させると共に、
窒素(N)の供給で芽出しを促進し、
一旦、芽だしを充実させた後、
更新作業などとともに
窒素(N)+リン酸(P)の供給で、たて根(根量)を伸長させ
さらなる芽数につなげてゆく事が
効果的と思われます。
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おすすめの資材です。
まず、2~3月の
早春の白根、
初期のよこ根の成長を充実させるのに
効果的なミストは
「ミスト12号(3-18-18)」
です。
分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%
+亜リン酸6% なので、
晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、
表層土壌に留まり、
無駄なくリン酸を吸収するスペックです。
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次に、3~5月の
根数充実(よこ根→たて根)、
芽数アップ、
更新作業後の穴のふさがり や
播種後の発芽・発根には
メチレン尿素+水溶性リン酸の
「ミスト9号(8-32-5)」
が好評価です。
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是非、試してみて下さい!
(^。^)