桜や
菜の花が満開となり、
季節は春本番を迎えています。
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24節季で
4月5日は「清明」。
暦便覧には
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」
4月20日は「穀雨」。
「春雨降りて百穀を生化すればなり」
とあり、
ゴルフコースにおいても
グリーン面の芽数も多くなり、
フェアウエイのコーライ芝も
青々と芽吹く頃です。
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しかしながら、
この時期は、
5月のゴールデンウイークの乾燥時期まで
気圧配置、
気候が安定しない時期でもあります。
最近の気象の特徴として、
雨が降り出すと、時間あたりの雨量が多い。
風が吹き出すと、強い風が一日中、吹いている。
ような気がします。
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雨が降り出すと、時間あたりの雨量が多い。
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グリーン面の表層の透水性を確認する良い機会です。
5月以降のドライ~夏越しに向けて
水が早く浮く場所を確認し、
撥水気味な箇所、
透水性の悪いホールを
エアレーションや分解系資材などで
表層の透水性の改善を図りたい時期です。
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風が吹き出すと、強い風が一日中、吹いている。
→
乾燥に注意です。
グリーン面の極端な乾燥は、
加湿同様、菌態活性と吸肥を 鈍化させ、
撥水層やドライ箇所を
発生させやすいです。
適切な水管理を心がけ
極端な乾燥状態を、回避したい時期です。
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オススメの資材があります!
1)表層透水性
表層の透水性を、
エアレーションとの相乗効果で、改善・持続するのが
「デ・サッチャー」です。
3種類の選ばれた分解系バチルス菌と
3種類の分解酵素(セルラーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ)が
主成分の資材です。
古根茎を分解し、表層の透水性を向上し、
三相バランスを確保・持続します。
2)乾燥の抑制
表層の乾燥を
菌根菌の力で抑制するのが
「トータル・パック」(3-0-3)です。
菌根菌には
根茎周囲に必要な水分を保持し続ける
「保水力」
と
根茎の栄養吸収を促進する
「保肥力」
があります。
「トータル・パック」の定期的な施用が、
表層の適切な潤いを、持続します。
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以上です。
是非、お試しいただければ幸いです!
(^O^)