9月に入ってからの晴天は極めて少なく、
今年の秋の日照不足は、本当に長く続いています。
グリーンにも
芝本体の光合成不足による活性低下に伴い、
生理障害的な様々な問題が発生しています。
ベントグリーンにおいては
炭壊、黄化(イエロータフト)、藻苔、表層透水、葉の軟化 等
コーライ・ノシバ(ノシバの方がキツイです)においては
台湾はげ、象足(リゾクトニア)、ラージパッチ、犬足(カブラリア)等
ティフトン・バミューダ系は最も影響を受けていて、
病害の侵入も見られました。
◇
気象庁データによれば、
9/1~9/20の状況は
関東甲信地方は 降雨量平年比 163%、日照時間平年比 83%
東海地方は 降雨量平年比 159% 、日照時間平年比 77%
近畿地方(太平洋側)は 降雨量平年比 208% 、日照時間平年比 76%
と
ここ3週間は
明らかに雨が多く、日照が足りません!
◆
秋雨前線は10月10日頃まで 続きそうなので、
日照不足に対抗できるおすすめの資材としては
ベントGにおいては
●炭壊が動いている場合は
抗菌性能を持つ良性菌の「コンパニオン」
●黄化(イエロータフト)には
”グルタミン酸”が光合成に変わりタンパク質合成し、
活性を回復できる「ターフバイタル・プロ」
●表層の黒藻には
アイルランドの黒藻除去に高い実績のある
「エクストラ・アイアン(6-0-0)」
●表層透水性の向上、表層酸欠の改善には
古茎根を分解する良性菌資材の「デ・サッチャー(15-0-0)」
●葉の軟化抑制、徒長抑制には
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」
そして、
●コーライ・ノシバにおいては
(特にストレスのかかるテイーと外周には。。。)
日照不足からの活性を回復する
「ターフバイタル・プロ」
+
マットや有機残渣を砕き、表層の透水性を改善できる
「バイオ 8-0-9」
が
おすすめです。
◆
是非、
試してみてください!
(^。^)
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