昨日K様から譲ってもらったダイヤペアしゃん。。
これまた誰かからもらったグリーンテラーとトリカラーアウロノカラ(?)と混泳中。
水槽に入れて1日経過するとまた色が変わってますね。。
水槽の色とかライトの影響ももちろんあるが、綺麗になる方向で変化してますよね。
生後3ヶ月ぐらいでしたかね???
淡水エイの飼育って難しいの??とよく聞かれますが、これはいつも答えに困るのですよね。。。。。
おっさん的には簡単だと思ってます。むしろ難しい面など微塵も無いわと言いたいぐらい。
しかし、それってのはおっさんが売る淡水エイの質と言いますか、おっさんの手元に来るまでのその淡水エイの状況と現状のコンディション状況などを知っているから「簡単」だと言えるだけだったりします。
だから、この種類は飼育が難しくて、あの種類は簡単だよ!!ってな感じでの会話は成り立たないので、質問者が淡水エイの種類だけで飼育の難易度を質問してくると返答に困るのです。
例えば今回入荷したダイヤは産まれてから十分な時間経過しており、冷凍エビや赤虫に始まり人工飼料も食っている。。てか、人工飼育下で産まれた個体は、初めて与えられたエサを本能的に自然と「食べる物」と認識して動くから、妙に硬い餌でなければすんなりと食べるようになるのです。
それゆえに、以後の飼育で人工飼料に馴れる馴れないのハードルは無いに等しい。。
そして、この個体を育てていた環境をおっさんは知っている。。
なぜならその水槽設備を納品し、改造したのはおっさんだから(笑)
そして生家からパラダイスまでの移動によるストレスも、過去に何度も産ませていた方ゆえに完璧な移動スタイルで持って来てくれる。。。。(移動時の水量、温度、エサ抜き、酸欠防止など)
そんな訳で、パラダイスに到着して、卸先なり小売先なりに出す前の段階での生体コンディションは抜群で
不安要素が無い為、飼育は簡単と言わざるを得ない。。
淡水エイに興味のある人なら常識的に知ってる事と言えば、飼いだし初期にエサを食べずに衰弱するとか
激やせして死ぬとか、欲を言えば人工餌を食べてくれないか~~?とかってのが大きな悩みになるのだけど
パラダイスに持ち込まれたタイミングでは、それらの不安要素が皆無となる状態で来るのだからそりゃ~飼育は簡単でしょ。
スタート時の不安要素が無いのであれば、あとは飼育中に想定されるトラブルを未然に飼育者に伝えるだけでかなりの確率でトラブルは防げる。
例えば、淡水エイ飼育において日本の水道水の水質であればほぼほぼ100%の確率で飼育スタートから3ヶ月、遅くても半年以内に発生するPH低下によるコンディション悪化。。これなんかは知らなかったら、ほぼ確実にエイを殺す要因になりますが、知っていれば初めから骨サンゴを濾過槽に入れておけばいいだけの話しだし、カルシウムが溶けて効果が下がる事まで知っていれば定期的にサンゴの補充をすれば良いだけ。。5キロで1000円程度の骨サンゴ。。。。腐る訳でもないし、買って保管しておけば~~~~~~で、話は済む。
そんな訳で、淡水エイ飼育は簡単だと個人的には思っているのです。。
ですが、仕入のルートが異なれば話は変わってきます。
例えば、普段取引の無い個人ブリーダーさんから買ったと仮定するとK様からの買い取りと異なり
移動時の梱包や事前のエサ抜きの配慮など到着してみなければ見えない不安要素が出てきますよね。
また、個体の太り方などからどの程度の管理をしていたかも、到着しなきゃわからない。。。。
これだけでもパラダイスに入荷した際のコンディションのスタート地点が異なってくるのが判りますよね。
これまた淡水エイ飼育者なら常識的に知ってる事だけど、エイって一度ダメージを負うと回復するのにすごく時間がかかります。そして他の魚と違ってダメージを負ってもそれが表面上に出てくるまでに時間がかかり、逆に言えば表面上に出てきている時は既に時遅しだったりもしますよね(爆)
一般的な魚なら白点病とか水カビ病とか出ている状況でも、淡水エイはこれらの症状が表面に出てくる事ありませんから(これすら知らないのはヤバス)。
まあ、それでもK様以外の知らないブリーダーから買った仮定では、幸いな事にパラダイスに到着した時に生体を観察すればどの程度の状況にその個体が有るのかは見て判断出来ますので、まだいいです。。。
最近全くご無沙汰な南米からの直輸入で入れた淡水エイの場合はどうだろう??
これはかなり運に左右されます。
原因は沢山あるのだけど、現地でのストックヤードでそもそも痩せていたり、空輸中にアンモニア中毒とかいろいろ。。
ついでに言えば、淡水エイの捕獲は罠猟もあるけど釣りでの採集が多いから、口の中の奥底に釣り針が突き刺さったままとか、すでに飲み込んで胃の中にあるとか、届いて見なけりゃ判らない事が多いのです。
ダイヤの輸入やってた時には金属探知機買って、輸入や国内で仕入れる度にチェックしてましたもんね(笑)
釣り針が取れていたとしても、いろいろと不確定要素は考えられますよね。。
例えば30㎝を超える個体にハゼ釣り用の小さな針が刺さる場合と、10㎝の個体に刺さる場合を考えると、確率論で言えば後者のダメージが大きくなる事は分かりますよね?
そ~ゆ~事も考えると到着時のダメージに幅があり過ぎて、飼育が簡単な状態なのか、難しい状態なのかの判断はその個体次第とならざるを得ません。。。
そして自然の河にいた個体ですから、当然人工飼料なんてすぐには喰わんわな。。
だって、そんなエサ見た事ないんだもん。
喰わなくて当然。
極々普通に考えれば分かる事でしょ??
あと、種類によっては完全な淡水域で取る種類も居れば、同種でもほぼ海で取ってる種類もある。。
日本では淡水で飼うのだから、海で取った子が来るとなると・・・・・・・・・・・。
まとめますと、ワイルドの輸入個体は飼育が難しい状態で届く確率がかなり高く、それを飼育したいならスタート地点での飼育は難しいと言えます。
逆の言い方をすれば、コンディション次第ですな(爆)
他にもタイやインドネシアなどでブリードしている種類のパターンもありますが、そろそろ書くのが面倒になったので割愛。。
てな訳で、淡水エイの飼育が難しいか簡単かと聞かれれば、おっさんは自分が売る個体を選択してから出すから
簡単だと言います。しかし、それがそのままどこから仕入れた個体でも同じかと言うと、先に書き上げた内容から理解してもらえたと思いますがNOと言えます。
てか、もうそろそろ大きな括りでこれは飼育が難しいとか簡単とか言う話するのやめませんかね。。。。
これ情報化社会の大きな弊害だと個人的に思っているのだけど、基本的な事を全てすっ飛ばして、応用編の知識だけかいつまんだ人が多すぎな気がしてます。
何事も基本は極めて重要です。
基本が安定したうえで応用するからこそ、それは生きた知識になると思うし、現実に役にも立つ。。。。
まあ、だからと言って基礎を一から頭に叩き込んで繰り返せ!!とは考えておりません。。
テクノロジーの進化や技術革新のおかげで、な~んにも考えてない人でも不用意な事をしなければ基本が自動的に成り立つ環境を作り出す事が可能な時代ですから、そ~ゆ~カテゴリーに関しては基本から学ぶべきだとは思っていません。。時間の無駄。。
そう、基本をぶち壊す余計な事をしなければ良いのです。
こ~ゆ~事は身近でも沢山ありますよね?
車なんか思いっきりそうでしょ?
マニュアル全盛の時代からAT,CVT全盛への技術革新したおかげで誰でもシフトチェンジしなくても
車は運転できるようになったじゃないですか。
ATよりもシフトショックの少ないクラッチワークとかおっさん出来まして、10年前ならそれに感動してくれた子も世の中に沢山居ましたが、今となっては軽でもシフトショックが極めて少なくなったから誰も気がついてくれにゃい・・・・・・・・。あっ、基本若い子しかNSXには載せませんから、シフトショックを体感している世代は載せないのが原因かにゃ(爆)
そんな感じで免許取立ての若者がMTを知らなくても、そもそもATの動作構造を知らなくても安全にスムーズにアクセルふんでりゃ車は進む。。
そうです、基本の内容まで知る必要すらないのです。
基本を壊さないようにシステム的やルールとして構築しておけばいいだけの話し。。。
最後にエイの定番な死に方として有名な痩せて死ぬパターンの見極め術を。。。
基本である水質をチェクしてなくても
エイの場合は餌への喰いつきが何かあると悪化しますんで、不断の餌やりでのエイの動きに注目するのが大事。
妊娠中で出産間近のメスを除けばこれば間違い無いので、要チェックです。
餌への喰いつき悪化=何か問題が起きている
体が目で見てわかるほど痩せる前には、眼球を覆う透明な円形の幕が凹むことも常識です。
この幕が円球状でなく、平らな感じで凹んで来たら体内の浸透圧バランスが崩れている証拠ですから、ここも要チェック( ゚д゚)
以上
これまた誰かからもらったグリーンテラーとトリカラーアウロノカラ(?)と混泳中。
水槽に入れて1日経過するとまた色が変わってますね。。
水槽の色とかライトの影響ももちろんあるが、綺麗になる方向で変化してますよね。
生後3ヶ月ぐらいでしたかね???
淡水エイの飼育って難しいの??とよく聞かれますが、これはいつも答えに困るのですよね。。。。。
おっさん的には簡単だと思ってます。むしろ難しい面など微塵も無いわと言いたいぐらい。
しかし、それってのはおっさんが売る淡水エイの質と言いますか、おっさんの手元に来るまでのその淡水エイの状況と現状のコンディション状況などを知っているから「簡単」だと言えるだけだったりします。
だから、この種類は飼育が難しくて、あの種類は簡単だよ!!ってな感じでの会話は成り立たないので、質問者が淡水エイの種類だけで飼育の難易度を質問してくると返答に困るのです。
例えば今回入荷したダイヤは産まれてから十分な時間経過しており、冷凍エビや赤虫に始まり人工飼料も食っている。。てか、人工飼育下で産まれた個体は、初めて与えられたエサを本能的に自然と「食べる物」と認識して動くから、妙に硬い餌でなければすんなりと食べるようになるのです。
それゆえに、以後の飼育で人工飼料に馴れる馴れないのハードルは無いに等しい。。
そして、この個体を育てていた環境をおっさんは知っている。。
なぜならその水槽設備を納品し、改造したのはおっさんだから(笑)
そして生家からパラダイスまでの移動によるストレスも、過去に何度も産ませていた方ゆえに完璧な移動スタイルで持って来てくれる。。。。(移動時の水量、温度、エサ抜き、酸欠防止など)
そんな訳で、パラダイスに到着して、卸先なり小売先なりに出す前の段階での生体コンディションは抜群で
不安要素が無い為、飼育は簡単と言わざるを得ない。。
淡水エイに興味のある人なら常識的に知ってる事と言えば、飼いだし初期にエサを食べずに衰弱するとか
激やせして死ぬとか、欲を言えば人工餌を食べてくれないか~~?とかってのが大きな悩みになるのだけど
パラダイスに持ち込まれたタイミングでは、それらの不安要素が皆無となる状態で来るのだからそりゃ~飼育は簡単でしょ。
スタート時の不安要素が無いのであれば、あとは飼育中に想定されるトラブルを未然に飼育者に伝えるだけでかなりの確率でトラブルは防げる。
例えば、淡水エイ飼育において日本の水道水の水質であればほぼほぼ100%の確率で飼育スタートから3ヶ月、遅くても半年以内に発生するPH低下によるコンディション悪化。。これなんかは知らなかったら、ほぼ確実にエイを殺す要因になりますが、知っていれば初めから骨サンゴを濾過槽に入れておけばいいだけの話しだし、カルシウムが溶けて効果が下がる事まで知っていれば定期的にサンゴの補充をすれば良いだけ。。5キロで1000円程度の骨サンゴ。。。。腐る訳でもないし、買って保管しておけば~~~~~~で、話は済む。
そんな訳で、淡水エイ飼育は簡単だと個人的には思っているのです。。
ですが、仕入のルートが異なれば話は変わってきます。
例えば、普段取引の無い個人ブリーダーさんから買ったと仮定するとK様からの買い取りと異なり
移動時の梱包や事前のエサ抜きの配慮など到着してみなければ見えない不安要素が出てきますよね。
また、個体の太り方などからどの程度の管理をしていたかも、到着しなきゃわからない。。。。
これだけでもパラダイスに入荷した際のコンディションのスタート地点が異なってくるのが判りますよね。
これまた淡水エイ飼育者なら常識的に知ってる事だけど、エイって一度ダメージを負うと回復するのにすごく時間がかかります。そして他の魚と違ってダメージを負ってもそれが表面上に出てくるまでに時間がかかり、逆に言えば表面上に出てきている時は既に時遅しだったりもしますよね(爆)
一般的な魚なら白点病とか水カビ病とか出ている状況でも、淡水エイはこれらの症状が表面に出てくる事ありませんから(これすら知らないのはヤバス)。
まあ、それでもK様以外の知らないブリーダーから買った仮定では、幸いな事にパラダイスに到着した時に生体を観察すればどの程度の状況にその個体が有るのかは見て判断出来ますので、まだいいです。。。
最近全くご無沙汰な南米からの直輸入で入れた淡水エイの場合はどうだろう??
これはかなり運に左右されます。
原因は沢山あるのだけど、現地でのストックヤードでそもそも痩せていたり、空輸中にアンモニア中毒とかいろいろ。。
ついでに言えば、淡水エイの捕獲は罠猟もあるけど釣りでの採集が多いから、口の中の奥底に釣り針が突き刺さったままとか、すでに飲み込んで胃の中にあるとか、届いて見なけりゃ判らない事が多いのです。
ダイヤの輸入やってた時には金属探知機買って、輸入や国内で仕入れる度にチェックしてましたもんね(笑)
釣り針が取れていたとしても、いろいろと不確定要素は考えられますよね。。
例えば30㎝を超える個体にハゼ釣り用の小さな針が刺さる場合と、10㎝の個体に刺さる場合を考えると、確率論で言えば後者のダメージが大きくなる事は分かりますよね?
そ~ゆ~事も考えると到着時のダメージに幅があり過ぎて、飼育が簡単な状態なのか、難しい状態なのかの判断はその個体次第とならざるを得ません。。。
そして自然の河にいた個体ですから、当然人工飼料なんてすぐには喰わんわな。。
だって、そんなエサ見た事ないんだもん。
喰わなくて当然。
極々普通に考えれば分かる事でしょ??
あと、種類によっては完全な淡水域で取る種類も居れば、同種でもほぼ海で取ってる種類もある。。
日本では淡水で飼うのだから、海で取った子が来るとなると・・・・・・・・・・・。
まとめますと、ワイルドの輸入個体は飼育が難しい状態で届く確率がかなり高く、それを飼育したいならスタート地点での飼育は難しいと言えます。
逆の言い方をすれば、コンディション次第ですな(爆)
他にもタイやインドネシアなどでブリードしている種類のパターンもありますが、そろそろ書くのが面倒になったので割愛。。
てな訳で、淡水エイの飼育が難しいか簡単かと聞かれれば、おっさんは自分が売る個体を選択してから出すから
簡単だと言います。しかし、それがそのままどこから仕入れた個体でも同じかと言うと、先に書き上げた内容から理解してもらえたと思いますがNOと言えます。
てか、もうそろそろ大きな括りでこれは飼育が難しいとか簡単とか言う話するのやめませんかね。。。。
これ情報化社会の大きな弊害だと個人的に思っているのだけど、基本的な事を全てすっ飛ばして、応用編の知識だけかいつまんだ人が多すぎな気がしてます。
何事も基本は極めて重要です。
基本が安定したうえで応用するからこそ、それは生きた知識になると思うし、現実に役にも立つ。。。。
まあ、だからと言って基礎を一から頭に叩き込んで繰り返せ!!とは考えておりません。。
テクノロジーの進化や技術革新のおかげで、な~んにも考えてない人でも不用意な事をしなければ基本が自動的に成り立つ環境を作り出す事が可能な時代ですから、そ~ゆ~カテゴリーに関しては基本から学ぶべきだとは思っていません。。時間の無駄。。
そう、基本をぶち壊す余計な事をしなければ良いのです。
こ~ゆ~事は身近でも沢山ありますよね?
車なんか思いっきりそうでしょ?
マニュアル全盛の時代からAT,CVT全盛への技術革新したおかげで誰でもシフトチェンジしなくても
車は運転できるようになったじゃないですか。
ATよりもシフトショックの少ないクラッチワークとかおっさん出来まして、10年前ならそれに感動してくれた子も世の中に沢山居ましたが、今となっては軽でもシフトショックが極めて少なくなったから誰も気がついてくれにゃい・・・・・・・・。あっ、基本若い子しかNSXには載せませんから、シフトショックを体感している世代は載せないのが原因かにゃ(爆)
そんな感じで免許取立ての若者がMTを知らなくても、そもそもATの動作構造を知らなくても安全にスムーズにアクセルふんでりゃ車は進む。。
そうです、基本の内容まで知る必要すらないのです。
基本を壊さないようにシステム的やルールとして構築しておけばいいだけの話し。。。
最後にエイの定番な死に方として有名な痩せて死ぬパターンの見極め術を。。。
基本である水質をチェクしてなくても
エイの場合は餌への喰いつきが何かあると悪化しますんで、不断の餌やりでのエイの動きに注目するのが大事。
妊娠中で出産間近のメスを除けばこれば間違い無いので、要チェックです。
餌への喰いつき悪化=何か問題が起きている
体が目で見てわかるほど痩せる前には、眼球を覆う透明な円形の幕が凹むことも常識です。
この幕が円球状でなく、平らな感じで凹んで来たら体内の浸透圧バランスが崩れている証拠ですから、ここも要チェック( ゚д゚)
以上