店長今日の一撮 2

ある時は熱帯魚屋パラダイスの店長
ある時はネイチャーフィールドのおっさん
しかしその正体はケンぢファ〜ムの設立者

オカダン ストロベリー

2025-01-21 17:34:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و

オカダン ストロベリー(レッドオカダンゴムシ)さん

推奨餌  何でも食べる🥺


暖かい季節になると皆さんの自宅周辺や庭、畑などどこにでも見られるアレ(オカダンゴムシ)の色彩変異個体です。


とても丈夫で気温マイナス帯から夏の高温帯まで幅広く適応します。もちろん、気温帯によって冬眠モードに入るなどの行動変容は見られます。


艶やかな表面にストロベリージャムのような
濃いめの赤系発色が特徴的で、子供の頃はさらに透き通るようなピンク系から徐々に変化して大人の色への進化を楽しめる点も良き。

本種は極めて丈夫で累代繁殖も容易。
また、環境適応性も極めて高く極度の乾燥状態でも土に潜って超期間耐える事もしばしば。

長期飼育時の注意点としては床材への
過度な糞の堆積からくるPH低下と
アンモニア発生の2点だけと言っても過言ではない程には丈夫です(*´-`)


本種の色彩は自然発生したモルフの1種で
庭先や公園などで大量のオカダンゴムシを観察できる場では自然下でも同様な個体を見つける事もできたりしまっす(探す根気は必要)




そんなこんなで宝石ワラダンの超入門種として初めての飼育チャレンジ者さんにもオススメです。


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アルビノ レッドスカート(ランサカアルビノ、アルビノピーチ)

2025-01-05 14:38:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



アルビノレッドスカートさん٩( 'ω' )و
(ランサカアルビノ、アルビノピーチとも呼ばれる)

推奨餌・葛の葉うどん、葛の葉万能フード

キュバリス属の中では維持管理がかなり容易な部類に入るレッドスカートのアルビノ個体です。
フルサイズ個体ではノーマルのレッドスカートの模様に準じた箇所に色の差が見受けられ


ノーマル模様を知ってる方が見れば
なんとなくイメージに合う感じ。



8mm程度までの若い個体は
ご覧のようにとても透明感の高い乳白色で全身統一しており、見るタイミングによっては別種にも見えちゃいますね。

飼育法はノーマルのレッドスカートと全く同じでワテクシの手元では繁殖まで順調に進んでおります。

アンバーダッキーなど一般的なキュバリス属の飼育時よりも乾燥気味を好む傾向が強く
ケース内湿度も低めで通気性の高い環境で
子供をバシバシ産んでる印象。



ケース内湿度が高いと蒸れの発生が無くとも
ポロポロと数日に1匹親がロスる場合もありますので、その際は蓋を開けてケース内の表層をカラッと乾燥気味に仕立てて危機回避するのが有効な場合も。
緊急回避後には通気穴を増やすか
給水ポイントを減らすなど、継続的なケース内湿度の低下対策も大事ですー。


絶対とは言えませんが、ポロポロと親個体がロスる状況で他のキュバリスも飼育してる方が見たら恐らく加湿不足だって感じるであろうシチュエーションが本種の飼育で起きた場合は多分逆で加湿し過ぎ(*´-`)

それぐらいカラッとした場所をケース内で好む傾向が強い品種です。


その他、餌の好みなどは一般的なワラダンと変わらず気難しい部分は微塵も見受けられませんので、2種目3種目の飼育候補種におすすめでっすー。


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T・ポルセリアン

2025-01-02 18:42:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



トログロディロ属 
ポルセリアンさん٩( 'ω' )و

推奨餌・葛の葉万能フード、葛の葉うどん



2024年初登場となる大型トログロディロ属。

一見するとアンバーダッキーさんのようなスタイルからキュバリス属に見えますが、VEXと同じトログロディロ属です。

VEXと同じタイミングで日本初登場しなければ、しばらくの間はポルセリアンが最大種と言われていたんだろうなぁ(*´-`)

成熟した大人は2センチを超え
幅広なスタイルも相まって非常に大きく見えます。




顔周りには特徴的なオレンジ色が乗り
パークチョンダンゴムシほど明確な色合いでは有りませんが、同属間では異彩を放つに十分な特徴です。


その特長は子供にも5mmを超える頃から現れ
画像の1センチ未満程度の子供では十分に赤顔っぽく見えて可愛いです。

また、大人も子供も全身に光沢が強く入り
渋く煌めく通好みな色合いですかね。

あと、子供の身体は非常に透明度が高く
同系統のVEXと異なり透けて見える点と
本種のヒゲは黒色なのに対し、VEXのヒゲは白髭であるなど明確な違いもあります。



なにぶん、初輸入が2024年の夏頃と最近の事で明確な飼育方法が確立しておりませんが
ワテクシの飼育下ではVEXと同じく非常に飼い易く子供の育成も極端な蒸れが発生しなければ生存率は極めて高い飼育向きの品種ってイメージです。

念の為に床材にはカキガラパウダーなどで
PH低下を極端に抑制したワテクシなりのトログロディロ属飼育法を施してありますが
正直言ってメリットを感じる事もなく
凝った一手間は不要なのではなかろうかと思ってます(*´-`)








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ホワイトスカル

2024-12-29 19:01:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



ホワイトスカルさん٩( 'ω' )و

推奨餌 葛の葉うどん、葛の葉万能フード



ラウレオラ属のトゲトゲダンゴムシ。

メリハリの効いた白黒カラーがグッと来るのは勿論のこと、その独特すぎるトゲトゲがかっこいい小型の宝石ワラダンでっす。

同属の中では大型で1センチに迫るサイズまで成長しますが、ワラダン全般的な平均から見ると小ぶりな品種別と言えますよね。

成体が見せるメタリカルな白色は
熱帯魚でも同じ色の魚が居たら相当綺麗だろうなぁと思える白色です。

一般的なワラダンと異なりトゲトゲ系の本種は日中でも明るい場所を歩き回る習性があり
鑑賞性も抜群に高いです。



幼いベビーでは白も黒もやや薄めな印象を受けますが、清澄に伴いそこはしっかりと色上がりしてきますので心配ご無用٩( 'ω' )و

本種のトゲトゲは非常に固く、レイアウトが複雑すぎると挟まって動けなくなり死亡につながる事例が多いのも特徴です。

特に気をつけるべきは割れ目のある樹皮。
ワテクシの飼育ケースでも2mmほどの割れ目のある樹皮の隙間にベビーが挟まって動けなくなる事故が・・(*´-`)


やや飼育が難しいと言われるトゲトゲ系ダンゴムシさん達ではありますが
いくつかの要点を守った湿度コントロールと
餌回りをクリアしておけば、ワテクシの手元個体群同様に維持もわっさわっさとブリードも可能です。

要点としまして本種が要求する空中湿度が70%を常に超えてる点と、それに相反して通気性の高さを要求される点でつ🥺🥺

つまりは、しっかりとケース内は湿らせないとダメだけど通気性が悪くて蒸れたら即お亡くなりって感じです。

通気性確保にはケースの通気穴を拡大、もしくは増やす事で対応するしかない訳ですが
常時エアコン稼働してる室内だと冬場は相当空中湿度が下がりますので、少しの通気穴でケース内湿度がすぐに70%を下回ってる事も多々あると思います。

イメージとしては、そーゆーケース内では
親個体の維持が難しくポロポロとお亡くなりになる印象でっす。

エアコン常時稼働だから安心ではなく
エアコン常時稼働だろうが、自然空調だろうが、実際の飼育ケース内の空中湿度の確認によって季節変動なども加味しながら湿度70%〜80%以上を維持する事が成功への近道です。
ケース内湿度の計測が不十分だと失敗時の原因追及が厳しくなる為、やや飼育が難しいとか癖があると言われる品種の飼育チャレンジでは是非とも湿度計の設置を( ゚д゚)

なお、温湿度計はどうせデジタルタイプは早々に嘘の数値を表示し始めますし、アナログタイプも内部の錆などで嘘つき始めるので
100均の格安品を1年未満で使い捨てる感じが現実的(*´-`)

なお本種は

こんな感じにわずかな壁面の凹凸(水滴の乾燥跡など)でも足場とし垂直な壁を登ります(*´-`)



その特性から脱走防止策の必要性もありますが、飼育ケース内の地表面から天井まで幅広く歩き回る点も見過ごせない重要ポイントでっす。

なにせケース内でも上と下では湿度変わりますからね。
元々蓋と本体に全周隙間があるシューズケースを飼育ケースとして流用していたりすると
本種の場合は通気性が良過ぎて湿度不足になる場所がケース内に沢山できちゃうから、空気が乾燥する時期にはうまく飼えない可能性は高まるだろうなぁと(*´-`)

そんなこんなの湿度コントロールを上手く行うには、飼育部屋の空調事情によって大きく変わりますからベストはコレってのは言い難いのですが、高さのある飼育ケースでケース内体積を稼ぐのが手っ取り早くて簡単かなぁとは思います。



ケース内の高さがあれば樹皮や枯葉で
立体的なレイアウトを組めますから
極端な事を言えば床材はビッシャビシャでも
生体は立体レイアウト内に生息するから
通気性を上げたケースでも高い湿度を同時に確保し易いってイメージです。


ちなみにワテクシのブリードケースでは
葛の葉由来の自作加工フードも与えていますが、メインは枯れた葛の葉や桑の葉です。


共に立体的レイアウトの足場として使いつつ
霧吹後数時間の湿ってる間は餌として
よく食べてくれますので重宝してまっすー。
紙製の卵パックも保湿と蒸散性を高いレベルで発揮しますから、餌は別で与えたい方ならこちらの方が使い勝手良いかなぁと。


兎にも角にも

魅力的な色彩とお姿なホワイトスカルさん。


トゲトゲ維持のためにも
ガジガジ食べられるカルシウム源もお忘れなくぅぅぅ٩( 'ω' )و





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VEX 巨大種٩( 'ω' )و

2024-12-29 16:27:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و




2024年夏ごろ日本初登場の巨大種
VEXさん٩( 'ω' )و

推奨餌 葛の葉うどん、葛の葉万能フード

記事カキコ時においてはトログロディロ属の仲間の中で最大種であり、成体は2センチを超えてます。


成熟した個体にはグルリと全身を回る黒紫?っぽい色の模様が入り、大きな白髭とのコンビネーションが特徴的です。

圧巻なサイズ感٩( 'ω' )و
デカいわりには可愛らしい顔つきをしている点もなかなか魅力的٩( 'ω' )و

キュバリス属の巨大種、グエンさんと同時に
なかなかグッと来る5匹8ユキチスタートにて日本デビューを果たした本種ですが
高額種に有りがちな神経質な点が無く
飼育も繁殖もかなり容易な部類に入るであろうと個人的には思っておりまっすー。

こちらは成体とその子供達。

左上に居る子供がジャスト1センチで、他の子供はだいたい7〜9mmってところですかね。
成体はだいたい2センチ٩( 'ω' )و

流通数の多いアンバーダッキーさんなら
左上の1センチの子供とアンバーダッキーの成体がほぼ同じサイズ感になると考えると
本種のサイズ感のヤバさが分かりやすいかにゃ?



立派な白髭可愛いぜぇ。


具体的な飼育難易度についてですが
アンバーダッキーさんよりも圧倒的に簡単。
湿度コントロールなど宝石ワラダン飼育の難しさにつながるような点は一般的なセッティングしてあれば全て問題なく繁殖まで成功します。

つまり、めっちゃ簡単ですww

まともなコンディションで手元に届きさえすれば、飼育に悩む点は極めて少ない強健種だと思います。

VEXさんだからこそ注意すべき点ってのがまるで思い付かないほど丈夫ですね(*´-`)


キュバリス属のワラダンにありがちな
ベビー〜子供は丈夫なのに
成体になるとメリハリの効いた
湿度勾配を再現できないと
大人だけポツポツとお亡くなりになる様な
そーゆー難しさが無いから真剣に初心者さんにもお勧めできまっすー٩( 'ω' )و

値段的にはまだ初心者向けでは無いだろうが。。。。。

悩ましいのはリリース価格かにゃ(*´-`)



↑このベビーハッチしたての写真の撮影日が11月21日だったので、約1ヶ月で

9mm近くまで猛スピードで安定して成長している点なども巨大種ならではかな。



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パークチョンダンゴムシ

2024-12-28 11:58:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



パークチョンダンゴムシさん٩( 'ω' )و

推奨餌、葛の葉うどん、葛の葉万能フード、魚用人工フードなど

顔面とお尻にオレンジ色が入り、側面には白い帯模様も入るパークチョンダンゴムシさん。
ド派手な色彩ではありませんが
キョトーンとした顔つきが妙に
可愛らしく、飼育と繁殖がキュバリス属の中では最も容易な部類に入る宝石ワラダンの入門種٩( 'ω' )و

餌についても好き嫌いはわりと少なく
専用フード以外も積極的に食べてくれます。

模様の遺伝性は極めて高く
安定的にオレンジ顔の子が生まれてきます。

本種は飼育環境下における適応幅がかなり広く、相当湿潤でベチャベチャな床材から乾燥気味まで幅広く適応します。

他種同様に床材のPH低下では相応のダメージを受けますので、床材の定期交換やPH低下防止措置は必要ながら、そこだけ気を付けておけば飼育は極めて容易です。

ワテクシ個人的な飼育スタイルとしてパークチョンダンゴムシの飼育ケースの床材はかなり湿潤にしており、それによってマメな給水をする必要がなくなり手間は餌の追加ぐらいしかしない前提のお手軽飼育スタイルにて安定的に殖えております。




日本市場において本種は古参の部類に属し
アンバータッキーなど色彩豊かな品種が輸入されるようになる前から根強い人気を誇っている品種だと認知しておりまっすー。知らんけど(*´-`)


そんなこんなで個人的にもかなり好みな顔つきしてるパークチョンダンゴムシさんなのですが、国内ブリード個体群もそこそこ安定的に流通している為、価格面でも安価で入手し易く初心者さんにもオススメです。

アンバーダッキーが蒸れてお亡くなりになる環境であっても本種ならば適応可能って感覚で見てますので、キュバリス属飼育の勉強用にも良いかなぁと思ってみたり(*´-`)




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レッドパンダキング

2024-12-15 15:26:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و




レッドパンダキングさん٩( 'ω' )و


推奨餌・葛の葉うどん、葛の葉万能フード



キュバリス属の仲間の中では
飼育が極めて容易なパンダキングさんの
色彩変異個体٩( 'ω' )و

パンダキングさんの黒い部分が
明るいオレンジ色に置き換えられた印象の品種でして、可愛らしさが爆発してます🥺



色彩には血統差と育成環境下に起因すると思われる色彩差が観察でき、個人的には透明度の高い明るい色彩の血統が好きですww


飼育そのものはパンダキングと全く同じで良く、宝石ワラダン初心者さんにも安心してオススメできる飼育難易度の低さです。

本種に限らず宝石ワラダンの流通名は
輸入時の仮ネームである事が多く
この色はレッドと言うよりオレンジでは?と疑問を持つ日本人が多いんじゃないかなぁと思います(*´-`)

日本人と外人さんでは色の認知度合いがかなり違うらしく、空色って認知は日本以外ではほぼほぼ無いとかなんとか聞いた事あります。

見えてる色は一緒だけど、微妙な色の差を
無自覚に認知し細かく分けちゃう人と
薄かろうが濃かろうがだいたい青色なら全部青やんけっ٩( 'ω' )وった無自覚に認知してる人の差なのだろか、ワテクシ的にはどう見てもオレンジ色だけど流通名は外人さんが決めてるからレッドになってる的な(*´-`)




まぁ、可愛いから名前なんてなんでも良いのですがね٩( 'ω' )و






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ラバーダッキー

2024-11-24 17:24:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



ラバーダッキーさん

推奨餌・葛の葉うどん、万能葛の葉フード、骨太チップ



大人気なアンバーダッキーさんの黒帯模様を太くした印象を受けるラバーダッキーさん。

実は体型がかなり異なっておりラバーダッキーさんの方が身体の中心線に沿ってかなり体高が高い。

平たい印象のアンバーダッキーさん。
険しくそびえ立つ山脈体型のラバーダッキーさん。
そんなイメージです。

子供は5mm程度まで成長すると徐々に黒帯模様が姿を見せ、それ以下では全身黄色い色彩をしている。

行動パターンについてもアンバーダッキーと比較して大きな違いがあり、ラバーダッキーさんは床材に潜り込む事が好きで自ら穴も掘ります。

アンバーダッキーさんの場合は、物陰には隠れるけど穴掘りまでは基本的に行いません。


穴掘りが得意な品種全般に言えることではありますが、その特技のおかげで飼育はかなり容易になります。

乾燥時に自らの力で穴掘れるため
湿度が生存に適した場所を探せる範囲が広がるのはやっぱり強いですね。

餌の好みはかなり幅広く腐葉土から葛の葉、タンニン成分が少ない枯葉もよく食べてます。
成熟した親個体であっても
湿潤環境下で自ら穴掘って潜る傾向が強い事から床材はやや厚め、床材内の水分量は高めがオススメです。



国内流通については常に少数は流通している印象で、入手が絶望的に困難って雰囲気ではありませんがネット通販や即売会頼みな印象は拭えない程度です。

飼育そのものは湿潤環境の維持だけ意識しておけばかなり簡単な部類に入るであろうと思いますが、床材に積極的に潜る為、床材の酸性化には長期目線では注意しておくのがよくカキガラやサンゴ砂などを利用して床材自体の酸性化が進まない環境にしておくのが良いと思います。

床材にチップ状のカキガラ、サンゴ砂が混ざるのが見た目的にNGであればパウダー状のカルシウム剤を定期的に散布するのも良きです。

このあたりのポイントを押さえておけば
繁殖まで含めて楽しめると思いまっす٩( 'ω' )و



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レモンブルー

2024-11-18 11:59:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



レモンブルーさん

推奨餌・万能葛の葉フード、葛の葉うどん、骨太チップ


宝石ワラダン界屈指の人気品種٩( 'ω' )و
淡いレモンイエローな色合いに、やや青味がかった背中の色彩コントラストが美しい品種。

近縁なタイプにジュピターも存在しておりますが、どちらかと言えばレモンブルーの方が有名です。

両種の見分けポイントは背中の黒っぽい部分の模様に差がありまして、レモンブルーには外殻の繋ぎ目の段差が白っぽいラインに見えるだけなのに対して、ジュピターは段差部分に明確な白っぽい模様が載ります。

写真では光の当たり方などで判別が難しい場合もありますが、原物を直接見比べればわりと容易に区別は付きます。


本種もジュピター同様に葛の葉、もしくは葛の葉ベースの餌を与える事で数日で黄色味が増し観賞性を高めます。

黄色の色揚げがどのような成分によって成されているか現状不明の為、葛の葉以上の色揚げ効果を期待できる餌は無く、そのあたりの研究が進む事も期待されます。



また、葛の葉を全く与えない環境だと
レモンイエローの部分が長い期間をかけて徐々に白く変化する事が多いです。





本種もアンバーダッキーと同じく顔の表情が観察し易く、可愛らしさバツグンです。



基本的な飼育環境としては過度な乾燥に弱く、また床材が濡れるほどのビシャビシャ環境にも弱い為、十分な通気性を確保しつつ濡らし過ぎない環境を推奨します。
特に通気性が悪く飼育ケース内が蒸れる環境だとあっという間にパタパタと倒れてしまいます。


これらの特性から加水量がとても大事になってきますが、文字で具体的な加水量を伝えるのがとても難しいジレンマ(*´-`)
また、蒸れについては飼育ケースの設置してある部屋の空調設備によって条件が大幅に異なってきますので飼育ケース内の工夫ではどうにもならない場合もありますから、部屋の条件を見定めてから飼育ケースの設置位置を決め、最終的な調整として飼育ケース内を工夫する考え方が成功への近道でっす。




そのような訳でワテクシの飼育ケースでは
樹皮とコウヤノマンネンクサを使って
蒸れすぎた時や濡れすぎな時には
レモンブルーさんがコウヤノマンネンクサに登って自分の力で通気性の良い場所に逃げられるようにしています。
逆に乾燥気味になったり適切な湿度環境のときには樹皮と床材の間で落ち着けるようにしてます。

つまりは生き物自身の判断で行きたくなる逃げ場を用意してる訳ですね。








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ゼブラダンゴムシ

2024-11-10 16:33:00 | 宝石ワラダン品種別解説
宝石ワラダン品種別紹介シリーズ٩( 'ω' )و



ゼブラダンゴムシさん

推奨餌 葛の葉うどん、葛の葉万能フード


最強レベルの丈夫さ、艶やかな白黒ゼブラ模様、殖やそうと思えば簡単に子供も殖やせる性質。

入門種としてベストな特性をフルコンプリートしてる品種です。


透明クリアー塗装をしているかの如く艶やかで、単純な白黒模様のはずなのに見れば見るほど綺麗でっす!
食欲も旺盛でわりと好き嫌いなくあらゆる物を食べます。



流通価格も安価で手に取りやすく
その他の特性からも初めての宝石ワラダン飼育にぴったりなゼブラダンゴムシさんです。

湿度コントロールもかなり雑なレベルでも適応してくれちゃいますので、本種と同じ感覚で他の宝石ワラダンも追加しちゃうと失敗しちゃうリスクが高まる・・それほど飼育は簡単なのですが、半年以上しっかりと育成した個体の白黒発色は本当に見事で高額品種に負けない良い品種ですよーー。

綺麗で艶やかな体表を維持する為にも
床材の酸性化には少し気を配ってあげたいかな?気にするポイントはこれぐらい(*´-`)

生き死にに関わる飼育ポイントは・・あんま思いつかんです🥺🥺🥺🥺🥺


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