hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

書道・最近の作品(隷書:樂殊貴賤・・・)

2020-11-21 07:55:42 | 書道
 四体千字文での臨書、隷書の練習結果のご報告です。


 (手本)


 (作品)



 【意味】

 樂殊貴賤(がくしゅきせん)がくはきせんをことにし:古代中国では音楽は身分により区分があった
 禮別尊卑(れいべつそんぴ)れいはそんぴをわかつ:また、冠婚葬祭の礼式も貴賎・上下の別があった

 上和下睦(じょうわかぼく)かみやわらぎしもむつび:君は臣をいつくしみ、臣は君を敬し、上下和らぎむつびて天下泰平となる
 夫唱婦隨(ふしょうふずい)おっとみちびきつましたがう:また、家にあっては、婦人は夫の意見に従い、夫婦相和すべきである





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書道・最近の作品(隷書:學優登仕・・・)

2020-11-11 07:13:01 | 書道
 四体千字文での臨書、隷書の練習結果のご報告です。


 (手本)


 (作品)



 【意味】

 學優登仕(がくゆうとうし:がくゆうにしてつかえにのぼり):学にすぐれて役所に仕え
 攝職從政(せっしょくじゅうせい:しょくをとりてまつりごとにしたがう):官職を得て政治行う

 存以甘棠(そんいかんとう:そんするにかんとうをもってし):周の召公という人は、甘棠(花梨のこと)の下で訴えを聞き、人は善政たたえて慕い
 去而益詠(きょじえきえい:さってますますうたわる):亡くなった後にも、甘棠の木を切らず、詩に詠じて、その徳をたたえた





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書道・最近の作品(隷書:篤初誠美・・・)

2020-10-24 08:54:39 | 書道
 四体千字文での臨書、隷書の練習結果のご報告です。


 (手本)


 (作品)



 【意味】
 篤初誠美(とくしょせいび)はじめにあつきはまことにうつくしく:初めに誠意しめすが美徳
 慎終宜令(しんしゅうぎれい)おわりをつつしめばよろしかるべし:終りもつつしみ丁重にすれば、更になお良し

 栄業所基(えいぎょうしょき)えいぎょうのもとづくところ:これら教えの基づくところ(身の行いを正しくすること)、官途につき栄達するもととなり(栄業:官途につくこと) 
 籍甚無竟(せきじんむきょう)せきじんおわりなし:その名声は永遠に伝えられ、後世まで美名が残る(籍甚:甚だしく広まること) 




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書道・最近の作品(隷書:川流不息・・・)

2020-10-03 08:52:01 | 書道
 四体千字文での臨書、隷書の練習結果のご報告です。


 (手本)


 (作品)


 【意味】

 川流不息(せんりゅうふそく)かわはながれてやまず:(これまで述べてきた善行は)川は流れて休むことないように終生怠ることなく
 淵澄取映(えんちょうしゅえい)ふちはすんでえいをとる:淵の水が澄んで物影映すように何事も飾ることなく、真心を尽くすべきである

 容止若思(ようしじゃくし)かたちはおもうがごとく:姿は端正では粗暴な振る舞いがなく、静かに思うように
 言辞安定(げんじあんてい)ことばはやすらかにさだめよ:言葉は常に落ち着き、安らかに定まって、穏やかにあるべきである




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書道・最近の作品(隷書:臨深履薄・・・)

2020-09-19 08:14:46 | 書道
 四体千字文での臨書、隷書の練習結果のご報告です。


 (手本)


 (作品)


 【意味】

 臨深履薄(りんしんりはく)ふかきにのぞみてうすきをふみ:忠孝の道は、あたかも深き渕に臨むように、薄い氷を履むように注意深く、慎んで行い 
 夙興溫凊(しゅくこうおんせい)つとにおきておんせいになす:また、朝早く起きて君子の安否を伺い、冬暖かく、夏涼しくするように孝養をなすべきである(夙:朝早いという意味)

 似蘭斯馨(じらんしけい)らんのこれかんばしきににて:忠孝の道は、例えば、幽谷の蘭が香り放つように(その美名は天下に広まり)
 如松之盛(じょしょうしせい)まつのさかんなるがごとし:松の青々と高く茂るがごとくである(その徳は人々に慕われ仰がれる)




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