hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

平湯温泉・上高地のバス旅(3):富士見高原リゾート・花の里と清里高原ホテルのランチ

2019-08-12 09:18:42 | 旅行

(富士見高原リゾート・花の里にて)


 平湯温泉、上高地などの2泊3日のバス旅、最終日(7月31日)は、平湯温泉からの新宿までの帰りに寄った「富士見高原リゾート・花の里」と「清里高原ホテル」のランチでした。

 バスは9時に平湯温泉の宿を出て、松本ICから中央高速、そして南諏訪ICで降りて、まず「富士見高原リゾート・花の里」に向かいました。着いたのは11時半ぐらいだったでしょうか。それから1時間ほどこの花の里の散策を楽しみました。

(「富士見高原リゾート・花の里」パンフより転載)

 ここ富士見高原リゾートはスキー場です。山梨県との県境に近い富士見高原、長野県の高原ということで夏は涼しく、東京などから暑さをのがれての人気のゴルフコースがあるところで、私も一度やったことがります。ただ、スキー場があるとは知りませんでした。もっとも、そのスキー場もいわゆる小規模のファミリーゲレンデといった感じではあります。そして、この時期は「花の里」として大きな花畑になっています。

 3つに分かれた花畑、最初にリフトに乗って、山頂近くの「展望エリア」に向いました。ここにはワイルドフラワーという可愛い花が斜面一面に咲いています。(冒頭の写真も)
 花畑から見下ろすと見事が景色が広がります。もっとも、その名も「富士見高原」ですが、ここからは富士山は見ることができません。
  

 そこで、展望エリアの名のように、花畑から近くには、彫刻の森のようなエリアを経て、「展望台」がありましたので、そちらに向かいました。


 で、結果は、最上段の写真の左端辺りに富士山が見られるようですが、残念!雲の中でした。
 
 「展望エリア」からリフトで下り、次に、この花の里ではもっとも大きな花畑「ロマンスエリア」に向かいました。おそらく、初心者用の緩斜面でしょうが、広い長いスロープに百日草やサルビアなど沢山の花が整然と植えられています。



    





 最後に向かったのが、「白樺エリア」、ここではニッコウキスゲの仲間の「ヘメロカリス」という花が咲いているということでしたが、残念ながら花はピークを過ぎていました。代わって白いアジサイ「アナベル」が満開でした。








 「花の里」の散策を終えて、今回の旅の最後は、花の里からは30分ほど山梨県に入って、ランチだけの訪問でしたが、「清里高原ホテル」へ向かいました。







 清里、山梨勤務時代や、妻とも何度も訪れた地ですが、久しぶりでした。この日の清里は日向で25度、ホテルはリゾートホテル、緑に囲まれて、滞在型のホテルとしてはいい環境です。最近は長距離運転が苦痛になっていますが、中央高速からも比較的近く、来年の避暑地の候補には良さそうなホテルでした。特に「天文台」があるのは魅力的です。


 以上、2泊3日のバス旅のご報告は終了です。締まらないお話に長くお付き合いしていただき、ありがとうございました。









平湯温泉・上高地のバス旅(2):新穂高ロープウェイと平湯温泉

2019-08-11 08:05:47 | 旅行

(平湯温泉・深山桜庵にて)

 平湯温泉と上高地などのバス旅、少し時間が空きましたが、続きのご報告です。今日もながくなります。どうぞ、写真だけでもご覧ください。

 で、続きの今日は、初日の「新穂高ロープウェイ」と二泊した平湯温泉の「深山桜庵」のご紹介です。
 新穂高ロープウェイ、平湯温泉とも長野県との県境の安房峠(安房トンネル)を超えてすぐの岐阜県・奥飛騨温泉郷といわれる地区にあります。
 長野県側から、安房峠を超えて岐阜や富山に、このコースを通るのは比較的最近では3回目、過去からを入れると7回目ぐらいかと思います。いずれも、松本から松本電鉄上高地線沿いを走り、途中新島々駅付近から山道に入って、梓川沿いをダムを右手に3つ見て多くのトンネルを抜けて、やがて安房峠越えとなるわけです。このルートは、途中から乗鞍や上高地へと繋がる観光ルートで、今の時期は多くの車が行き交います。
 
 (梓川三ダム・最下流側の稲核(いねこき)ダム)

 さて、今回も含め最近3回とその前4回の安房峠越えですが、大きな違いはトンネルです。昔はトンネルがなくて、結構大変でした。
 初めての安房峠越えは40年ほど前でしたが、メーカの山梨工場勤務時代で、仲間と高山まで1泊のドライブに行ったのです。当時は舗装も十分でなく、5月連休の雪解け後で道がぬかるんでいてタイヤが滑って、みんなで車を押して脱出したのが一番の思い出になっています。山梨時代はもう一度高山に行っていますが、その時はバスでの社員旅行でした。その後、3年ほど後の営業時代には、今度も5月連休に会社の仲間と能登一周のドライブに行った時で安房峠越えに挑んでいます。しかしこの時はまだ雪が溶けていなく通行止めで峠越えが出来ませんでした。しかたなく、一旦松本方面に戻って国道19号で木曽福島へ、そこからの峠越えで富山に入った記憶があります。
 そんな難所だった安房峠、トンネルが出来て、最近では雪の白川郷へのバス旅で通っていますが、スイスイと越すことができます
 
 (梓川三ダム・真中の水殿(みどの)ダム)

 写真で、梓川のダムをご紹介していますが、バス旅で新緑や川の流れとともに車窓観光の楽しみの一つです。最後は最上流にあり三つのダムでは最大の「奈川度(ながわど)ダム」で、ダム提を道路が通っています。
 


 さて、前置きがやたら長くなりましたが、今日の本題です。安房トンネルを出て30分ほどで、この日の目的地「新穂高ロープウェイ」に到着となりました。

 ここでの見ものは何と言っても、2,100mの展望台からの北アルプスの山々です。私も、このロープウェイのことは前から知っており一度行きたいと思っていて、期待大でした。
 で、結果ですが、残念ながら、上の写真の最上段左が見れた風景で、しっかり雲に覆われていました。本来右の写真のように見えるようです。それでも、珍しい2階建てロープウェイにも乗りましたし、日本で一番高い所に在る毎日集荷の郵便ポスト(山びこポスト)も見てきましたので一応の観光は出来ました。

 そして、新穂高ロープウェイを降りて、今回2泊した平湯温泉の宿「深山桜庵」へと向かいました。
 この宿、冒頭の写真で見ていただいたように、一見お洒落な雰囲気のありそうな宿ですが、どうだったでしょうか?まずは、部屋や庭などの写真です。

 和風旅館ですが、部屋はバリアフリーで、寝室が別室風になっていて、そんなに広くはないですが、使い勝手は良く居心地は良かったです。ただ、部屋からの景観は今一でした。庭もありますが、手入れが今一で、それらしい雰囲気作りはされていますが、あくまで「それらしいレベル」の宿といったところです。

 で、やはり旅行の楽しみは食事ですね。そちらはどうだったでしょうか?初日の夕食、2回の朝食、2日目の夕食の順でご紹介です。






 和風旅館ということで、すべて和食で、夜は懐石風です。高山ということで、豪華に飛騨牛が、ということでしたが、美味しかったのは2日目の夕食のしゃぶしゃぶと、その後の締めのうどんぐらいで、あとは普通といったところでした。そうそう現地報告した朝食の「ほうば味噌」も美味しかったです。
 この宿、共立リゾートという企業が経営する宿ということで、食事の世話も若いスタッフがテキパキとしてくれますが、その分心遣いは何か形式的です。全体の雰囲気も合理的ですが、その分まさに「それらしく」という域をでない宿といったところです。和風の宿ですが、かえって若い人向きかもしれません。

 今年は20年来夏に避暑で出かけている万座温泉に行くのをやめにしました。正直さすがに飽きた、ということです。とはいえ、やはり真夏は避暑に出かけたいと、このツアーに申し込んでみました。それで、宿が気にいったら、来年以降も今度は個人で利用しようという下見の意味合いもありました。
 でその結果ですが、部屋は一応合格、大事な避暑の要素も、朝夕涼しくて合格でした。ただ、食事は和食で、部屋からの景観も今一で、滞在型の宿ではなさそうです。そうそう、お風呂ですが、これまた「それらしい」お風呂です。木の内風呂も露天風呂もいい雰囲気です。ただ、暗いし、段差があって年寄りには足元がやたら不安でした。ということで、こちらも△といったところでした。

 ということで、今回は2泊ということで、十分満足なツアーでしたが、来年以降の避暑地はまた探します。


 

平湯温泉・上高地のバス旅(1):概要と上高地

2019-08-03 08:11:06 | 旅行

(河童橋付近より穂高連峰を望む)

 平湯温泉や上高地への2泊3日のバス旅、既に現地報告も含めご報告済みですが、整理してご報告したいと思います。
 まずは、旅行概要と日程では2日目でしたが、今回のバス旅のメインエベントの「上高地」のご紹介をしたいと思います。

 今回のバス旅、7月29日から31日までのいつもの旅行会社のツアーで、3列シートトイレ付きのチョッピリ豪華なバスを使ったツアーとなっていました。参加者はいずれも中年以上の方ばかりで、7組の夫婦と個人参加のご婦人一人の合計15名の旅でした。
 (以下、長々と話が続きます。写真だけでもご覧ください。)

 コースはご報告済みですが、29日の初日は新宿から中央高速を使い松本経由で「平湯温泉」までのコースでした。平湯の宿に入る前に「新穂高ロープウェイ」で西穂高や槍ヶ岳が望める展望台まで登ったのが、この日の唯一の観光でした。
 二日目の30日は平湯温泉の宿を出て、終日「上高地」散策で、再び平湯の宿に戻りました。
 最終日の三日目31日は、平湯の宿を出て、再び松本経由で中央高速にのり、南諏訪ICで降りて、まず「富士見高原リゾート」に向かいました。ここは冬はスキー場で、この時期はお花畑「花の里」となっています。ここでリフトなどに乗り、花を見ながらの散策を1時間ほど楽しんで、最後の訪問地は清里、ここでは「清里高原ホテル」でのランチタイムとなりました。ランチ後は新宿に戻ってきました。
 ということで、平湯温泉の宿に2泊、あとは3日間ともそれぞれ、観光は一日1か所というのんびり旅でした。

 
 それでは、今日は2日目の「上高地」のご紹介です。この時期の信州の人気の観光地で、「知ってる!」という方がほとんどと思いますが、私もおそらく6回目になるとも思います。妻も3回目で、二人で10年前に来て以来の訪問となりました。
 上の写真、左上:大正池、左下:河童橋、右上:上高地の碑、右中:ウエストン碑、右下:バスターミナル、以上に「田代池」「明神池」でも加えれば、上高地散策のポイントはそろうでしょうか。
 

 上高地観光の中心はその象徴ともいえる「河童橋」でしょうか。バスターミナルから徒歩で5分ほど、ここに観光客が集まってきます。そして散策のメインコースは、その河童橋から大正池までとなっているようです。上高地へ上ってくる路線バスも、ターミナルより手前の大正池で止まって、そこから散策を始める人も多くいます。大正池から河童橋まで、速足で1時間ほど、ゆっくり写真など撮りながらで2時間ほどでしょうか。

 

 今回のツアーでも、ツアーバスはまず大正池で止まって、ここで15名の参加者のうち5組の夫婦の10名が下車しました。次に田代池に比較的近い帝国ホテルでも下車可でしたが、ここでは誰も降りませんでした。ただ、ここでの下車は私のお勧めです。
 われわれは大正池では降りませんでしたが、バスの中から見てみると、残念ながら過っての立ち枯れた木が幻想的な雰囲気をつくっていた大正池ではなくなっていました。特別水も綺麗ではありませんし、ごく普通の池になってしまっています。その点、田代池は湧き水や清流が上高地らしい爽やかな雰囲気をつくってくれています。夏は上高地も日中は歩くと結構暑いです。帝国ホテルでやたら高いコーヒーでも飲むのも帰ってからの話のネタにもなります。河童橋までのゆっくり散策で1時間ほど、特に時間に余裕のない時は是非どうぞ。

 で、われわれはどうしたかというと、残った3人の方(夫婦1組と一人参加のご婦人)と一緒にバスターミナルまで乗って、そこで降り、バスガイドさんも一緒に河童橋まで向かいました。さらに河童橋では、明神池に向かった3人の方とお別れしました。(明神池までは河童橋から片道1時間強、距離は大正池ー河童橋とほぼ同じですが、往復2時間強アップダウンもあり道も狭いため、お年寄り向きではありません。)
 では、われわれ二人はどうしたのでしょうか?われわれが向かったのは、河童橋を渡ってすぐの「ホテル白樺荘」でした。
 
 ここでいきなりコーヒータイムです。時刻は午前10時頃でした。実はここは、ツアーの午後1時からのランチの場所だったのです。つまりここで3時間コーヒー1杯で粘ろうというわけです。なにぶん出不精の妻、このところ全く歩いていなくて、「散策は結構!」というわけでした。
 もっとも、このホテルには、目の前に穂高連峰を眺められる素敵なテラスがあるのです。まだ開店前でしたが、早めに開けて貰えて、早速座り込みスタートでした。
 
 6度目となった上高地、それでも10年ぶりでした。この間何度か行こうと思ったのですが、結局10年経っていました。何度も来たくなる上高地、その目的は、つまりは「穂高」を眺めたい、眺めていたい、それだけなのです。もっとも、いつもそうですが、天気が良い日でも穂高はなかなかその表情をはっきり見せてくれません。この日も、いつまでも雲がかかっていました。
 結局ほんのわずかの時間でしたが、ランチが終わって、バスに戻ろうとしたその時に、冒頭の写真のように全貌を見せてくれました。時間にして10分ほどだったと思います。幸運でした。

  

 結局妻は本当にコーヒー1杯で3時間粘っていました。私は途中1時間ほど、ウエストン碑までの往復の散策をして、上高地の風景を少しだけ写真に撮ってきました。カメラは妻の荷物も私のバッグに詰めたため、一眼は入らなくて、コンデジだけを持っていきました。ということで、記念写真として撮ってきました。

 



 


 最後に、白樺荘のランチの写真です。
 


 いつもどおり、締まらない長話になり大変失礼しました。平湯温泉、富士見高原リゾートなどのご紹介は、また整理して明日以降に。よろしければ、また写真だけでもお付き合いください。