hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

書道・最近の作品(行書:渠荷的歷・・・)

2015-09-16 10:18:25 | 書道
 行書による四体千字文の臨書、最近の作品の紹介です。

(手本)


(作品1)


(作品2)


 書道の練習、前にもお話した覚えがありますが、八言律詩のうち四文字単位で同じ文字を3日間、1日5枚、合計15枚
書いて、その中でまず満足できるものは書けないのですが、無理やり1枚選び、手本の見開き2詩句(16文字分)を
作品(4枚分)としてご紹介しています。(作品1)

 今回も、一応、無理やり選んだのですが、どうもこのところ特に不満足で、今回は試しに16文字分を通しで、
日をあらためて、書いてみました。(作品2)

 結果は、やはり不満足に終わったのですが、個々の文字を比べると、一応3日間の中では一番だと思った物を選んだ
(作品1)の方がそれなりに出来は良さそうですが、全体の流れ・バランスは同じ筆で一気に書いた分(作品2)が
良さそうにも見れます。

 と今回はちょっと試してみたことのご紹介でしたが、所詮出来のよくない作品の比較、意味はなかったようです。(汗)


 【意味】

 渠荷的歷(きょかてきれき)みぞのはちすはあざやかにして:溝の蓮華(れんげ)は鮮やかに咲き→渠=溝、荷=蓮の花
 園莽抽條(えんもうちゅうじょう)そのくさえだをぬきんず:園内にしげる草木(園莽)は枝葉を伸ばす→條=枝

 枇杷晚翠(びわばんすい)びわはおそくみどりに:枇杷はさほど見どころはないが、年の瀬の寒い冬でもなお緑があざやかである
 梧桐早凋(ごとうそうちょう)あおぎりははやくしぼむ:青桐(梧桐)は、葉も大きく見事だが、秋には他の木より早く枯れる(早凋)