hiroべの気まま部屋

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書道・隷書最初の十六文字(天地玄黄・・・)

2019-12-28 08:41:00 | 書道
 千字文による臨書、楷書・行書・草書の三体が終わって、いよいよお手本の四体千字文の最後、隷書の千文字のスタートです。

 草書の最後の十六文字が終わって、2か月ほど経っていますが、これまで2,3週間ごとで、練習結果のご報告をしていたのに比べて随分時間が空きました。少しお休みをいただいたということもありますが、隷書では特に苦戦のスタートとなりました。
 崩しがない、という点では楷書に近いのですが、デザイン文字のような隷書、お手本を見ながら3,4枚書いてみて、明らかに楷書とは筆遣いが違うことが分かりました。特に書き初めと終わりが、楷書の筆遣いではお手本とはまるで違ってしまうのです。
 そこで、苦しい時のネット頼み、You-Tubeにしっかり筆遣いの方法が数例ありました。それを参考に何とか最初の十六文字を書いてみました。

 「作品」などという用語を使うのは図々しいですが、最初の十六文字の「練習結果」、いわゆる「ミミズが這ったような文字」ですが、長い目で見てやっていただければと思います。

 (手本)


 (作品)



 【意味】

 天地玄黄(てんちげんこう)あめつちはくろくきに:天は玄(くろ:赤味を帯びた黒)く地は黄色である
 宇宙洪荒(うちゅうこうこう)おおぞらはおおいにひろし:宇宙は広く広大無辺である。「宇」は天地四方の広がりを、宙」は古往今来(過去・現在・未来)の時間的な広がりを示す

 日月盈昃(じつげつえいしょく)ひつきはみちふけし:日月のぼり傾き欠ける。「盈」は月光の満ちること、「昃」は日が傾くこと
 辰宿列張(しんしゅくれっちょう)ほしのやどりはつらなりはる:星や星座(辰宿)が連なり広がる