hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

同じ演奏の聴き比べ

2014-09-08 10:36:03 | 音楽鑑賞

(今朝の朝顔)


 「同じ演奏の聴き比べ」という変なタイトルになりました。

 毎日曜日の夕方、クラシックの時間、先週と今週で、ブラームスのピアン協奏曲第2番を聴きました。

 指揮はアバド、ピアノはポリーニ、オーケストラはウィーンフィル、録画・録音は1976年という演奏です。

 実は先週聴いた(観た)のは、スカパーの無料放送を録画した映像で、昨日はLPの演奏を聴いたのです。
つまり、全く同じ演奏の映像版と、録音(LP)版というわけです。
 LPはもともと持っていて、映像は最近スカパーの放送を録画したものです。

  
 (アマゾンサイトより転載したLPジャケット)

 同じ演奏ですから、聴き比べというのも変ですが、視覚の有無や音質の差ははっきり出ました。

 映像があると、やはり臨場感がでます。それと音はかなり明確でした。一方、LPは、音のメリハリがしっかりして
それとLPの持つ音のソフト感いいですね。

 それにしても、まだ若いころのアバドとポリーニの演奏は、若さの出た迫力ある演奏というよりは、この曲の持つ
重厚さをしっかり表現した、さすが天才の組合せ、じっくり楽しめました。

 それにしても、1976年といえば、まだビデオデッキが発売され出した時期で、しかもまだ音はモノーラルの時代、
映像付きコンテンツが売れる時代ではなかったと思います。CDもまだの時代です。

 おそらく、レーザーディスクの開発時期で、そのテスト用映像として録音・録画されたのでしょうね。そこからLP
がまず発売され、そして後に映像としてレーザーディスクで発売され、それが映像として放送されたのでしょう。

 それにしても、映像とアナログ録音の二つで楽しめた、とても珍しいケースの気がします。

 (「それにしても」の連続でした(汗))
 ついでに、もう一度、それにしても、録音・録画用機器は、カセットデッキから始まって、オープンリールデッキ、
VHSのビデオデッキ、8ミリのビデオデッキ、DVDデッキ、ブルーレイデッキといろいろ使いましたが、再生専用の機器は
あまり使っていないです。

 CDやレーザーディスクの再生専用デッキは買ったことがないのです。そうそう、MDも使ったことがありません。









 


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8 コメント

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私も縁なし ()
2014-09-08 16:46:50
MDも使ったことがありません・・・

それにしても(真似っこですね♪)
全く同じ演奏を二つの媒体で楽しむっておもしろいですね。

もし私だったら映像つきの方が良いかな~
オケは、指揮者をはじめ、それぞれの奏者の表情や
姿勢を見るのが好きなんです。
学生時代にオケに入っていたからだと思いますが・・・。

↑の色の朝顔、良い色ですね。
うちにも、この色が少しだけ咲いてくれます。
今年の朝顔では一番好きな花です。
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面白いことを (屋根裏人のワイコマです)
2014-09-08 19:40:02
同じ演奏でも・・耳だけで聞くものと 目と耳の
両方で聞くものでは大違いでしょうが・・たぶん
映像を見なくても、相当違って聞こえるかも??
不思議な世界です・・同じDVDでもマシンによ
って大きく違います。専用再生機とパソコンでは
大きく違うでしょうし 仮に同じスピーカーを使っても
違うかもね・・・思ってもいない発想と現実は
私も機会が在ったら試したい。
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なるほどですが (旅の途中)
2014-09-09 06:06:42
私はきっと真に音楽をわかっていない。自分の好きな分野だけで楽しんでいます。音楽も幅広く、同じメサイア合唱団の中にいても、同じ年齢の女性が、いつもCD聴きながらに比べて、私は練習日に歌うだけ。予習復習ありあません。
クラッシックもCDまぁまぁ持っているのに、封も開けてないものがたくさん。見栄で買ったのかしら?

たぶん他に興味のあることが多すぎて、そこまでたどり着けてないということでしょうね。24時間しかない一日ですから。せめてhiroべさんの体験をお聞きして刺激をいただきましょう。
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そうなんですね! (albi)
2014-09-09 08:24:48
我が家には、訳の分からないデッキがあります(笑)
何に使うんだろう?と常々思ってますが、やはりそれぞれの特性があるのですね!
私には分からない・・・特性が(笑)

私が分かるのは、スピーカーから流れてくる音の違いくらいかなぁ~(笑)
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釉さん (hiroべ)
2014-09-09 14:00:04
基本映像付きの方が臨場感が違いますね。
ただ、おそらくカラヤンがそうしたせいと思いますが、
海外の映像はどうも好きになれません。

演奏者の手元だけとか、ピンポイントでの映像が多過ぎます。
その点は、日本の映像は演奏風景全体の雰囲気を出すのがうまいと思います。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのTV放送もNHKの協力でスタートしているため、
日本スタイルですね。

昔のように、あまり音質は気にしなくなったので、映像付きがいいのですが
目が疲れるので、映像を消して音だけ聴くことが多いです。

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ワイコマさん (hiroべ)
2014-09-09 14:08:06
CDもスーパーオーディオになり、今はハイレゾなるものも出て来てますね。
当然、同じ演奏でも音質が違うのは当然ですね。

時期的に、デジタル化に移行する時期で、デジタルの映像(レーザーディスク)とアナログレコードの比較
というのは面白いですね。
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途中さん (hiroべ)
2014-09-09 14:14:27
音楽も色々な楽しみ方があります。
自分流の楽しみ方でいいと思います。

昔はオーディオファンということで、
ともかくいい音質でと、機器に凝った時期もありましたが、
今は純粋に音楽を楽しめるようになりました。
今回は少しマニア的な話になりました。お付き合いありがとうございます。

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albiさん (hiroべ)
2014-09-09 14:43:34
専門店などの特別な環境で聴くと、ともかく凄い音がするんですよね。どれを聴いてもそうなんです。
所詮その程度レベルなのに、わかったような顔をして私レベルでは、身の程知らずの機器を
揃えて来ましたが、今はあまりそういったことは気にせず
純粋に音楽を楽しめるようになりました。

ご主人の機器を前にチラッと拝見しましたが、超ハイレベルの機器のようですね。
私だと、凄い!で終わってしまいそうですが、聴いてみたいですね。

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