アガサ・クリスティー、全巻読破を達成しました。
最後はポアロ物「死者のあやまち」でした。
厳密にはクリスティーはシナリオも書いていますから、全巻とも言えないのかもしれませんが、
ハヤカワ・ミステリ文庫で発行されている84巻の全てを読み終えました。
いつから読み始めたか記録を取っていなかったのではっきりしないですが、5年強はかかっていると
思いますから、結構読むのは遅かったようです。
どれが一番面白かったか？というと、これが読むそばから忘れていて、？？？ですが、全体に
ポアロ物にしろ、ミス・マープル物にしろ、情報を整理してじっくり推理するタイプの物が多い中で、
ポアロ自身が事件に巻き込まれたり、トミーとタペンスのように自ら行動する冒険探偵のようなものが
印象には残っています。
ちょっと異色な物では、エジプト物で古代エジプトが舞台の物もありました。短編で、宗教詩のような
物もありました。
そうそう、恋愛小説も6巻あります。全巻読破に挑戦される方は、途中で挟んで読むと気分転換に
なるかもしれません。
ということで、目標達成、しばらくクリスティーはお休みとして、次をどうするか？ですが、
ともかく長いのが良いので、徳川家康の5回目？6回目？かな、と思ったのですが、中里介山の
「大菩薩峠」に挑戦しようかと思っています。
ということで、まず図書館に第1巻を予約しました。1巻読んで、続けて読んでみたくなったら、
全巻に挑戦します。
全巻読破まで後・・・は存じておりましたので、
まるで自分が読破した感もあります(笑）
今のところ、実生活では老眼鏡無しでいけてますが、やはり細かい字になるといけません。
それで、ついつい活字から遠ざかってます。
hiroべさんを見習って、私もページを開いてみましょう。
推理小説、本来は間を空けずいっきに読んだほうが
いいのでしょうが、なにぶんのんびり読んでいるので、
前回までどうだったか、忘れていることが多く、
最後の結末も、すっきりせず終わることも多かったです。
という訳で、内容がどうだった、というよりも、ともかく
読破が第一、という結果になったような気もします。
とは言え、クリスティー物面白いです。お勧めです。
いまだに老眼鏡なし、それは素晴らしいです。
細かい字は特に目が疲れますので、出来るだけ
最近に出版された本をお勧めします。最近の本は
比較的字が大きくなっています。
て、図書館で眺めているだけですが・・・笑。
あれは、本当にズラリ・・・で気が遠くなりそうです・・・
本当におめでとうございました。
hiroべさん、私、おススメがあります！
拙ブログのコメントでも申し上げましたが
夢枕獏「沙門空海 唐の国で鬼と宴す」・・・
いかがですか？
文庫本にして四巻なので、長編のお好きなhiroべさんには
物足りなくお感じになるかもしれませんが・・・
私は第一巻を読み終わり、次も読むつもりだったのですが、
染ちゃんの舞台で結末がわかってしまったので・・・(;^_^A
さすが博学の夢枕氏なので、私にはチンプンカンプンな
仏教や祆教、儒教のお話もhiroべさんなら楽しまれるのではないでしょうか・・・
本の押し売り、お許しあれ～～
↑ホイッスラー、開港の頃の横浜のようです・・・♪
そういえば竹橋は、今、ルノワールですね♪
ルノワールは、六本木の国立新美術館でした。
読書の質はともかく、達成したことはいいことですよね。
推薦本ありがとうございます。
夢枕氏は本の題名は忘れましたが、一度読んだことがあります。
好きなSF作家の半村良に近いイメージはありますが、
怪奇的な部分が強くて、正直得意な作家ではないです。
密教は、祈祷の宗教と言っていいと思いますが、その点では
夢枕氏としては空海は良いテーマになのだと思います。
せっかくのご推薦、早速図書館に予約を入れました。
ルノワール、これは観たいですね。
西洋美術館の常設展のキップもまだ残っていますので、
美術館巡り計画します！