桜とお城の北陸旅の最後は、織田家の猛将柴田勝家の居城跡、そして今は神社になっている「北の庄城址・柴田神社」でした。
北の庄城址は福井駅西口から駅前通りを左に5分ほど行った、北の庄通りの商店街の一角にポツンと鳥居がある「柴田神社」周辺ということです。正しくは、城址というより、こじんまりした神社というのが正解のようです。
したがって、北ノ庄城は壮大な天守をもつ立派なお城であったようですが、堀や石垣とかも残っていなく、ポツンと神社があるだけです。
そして、北の庄といえば、あのお市の方の最後の地、そしてその三姉妹がはっきりと歴史に登場する最初の地、ということで、お市の方と三姉妹の銅像が本殿前に置かれていました。
北の庄城址、勝家とお市の方の最後の悲劇の地ということもあり、今はひっそりとした小さな神社に静かに祭られている、というのが何やらピッタリくる気もしました。
北の庄城址・柴田神社で、今回の「桜とお城の北陸旅」の訪問地は最後、その後福井駅から米原経由東海道新幹線で東京まで帰って来ました。
福井駅は12:36発、東京駅着は16:10でしたから、まだ他にも例えば、Pさんから紹介のあった一乗谷や永平寺、それに岡崎に寄って墓参りなども十分できたのですが、なにぶんそこは妻が一緒でしたから、早々と帰宅の途につきました。
その妻、金沢城の1時間の歩きで疲れた!、疲れた!と連発、福井城はホテルで、北の庄城址は駅の喫茶で待機、2日目は私一人でのお城巡りとなりました。
しかも、帰ってきての妻の一言「兼六園の石垣が良かったね!」と。金沢城に行きたい!ということでついてきたはずの妻、それが、金沢城でなく兼六園を回っていたと思っていたとは・・・
最後に旅日記定番の食事、福井名物の「ソースカツ丼」と「越前そば」を泊まったフェニックスホテルでしっかり食べてきました。
このホテルの食事、朝食も美味しかったです。
(上段:ホテルの食事(上段右下が朝食)、下段左:行きの新幹線の駅弁、下段右:帰りの駅弁(笹子寿司)、下段中:ホテルの置物)