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hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

高幡不動尊(2)・不動堂

2021-01-21 09:19:44 | 寺社・神社巡り

(高幡不動尊:不動堂   1月13日撮影)






 『今朝の天気』


(7:15頃)

 今朝の温度(5:30) 室温 リビング:17.7、 洗面所:19.5、 湿度(リビング):28%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温: 9.5、最低気温: 0.2
  本日の予想気温 最高気温:11、最低気温: 1)


 初詣でお参りした高幡不動尊のご紹介です。今日はメイン施設の「不動堂」のご紹介です。
 高幡不動尊のパンフレットによると、高幡不動尊は清和天皇の勅命で平安初期に、円仁(慈覚大師、794-864)により、関東鎮護の霊場として不動堂を建立し、不動明王を安置したのに始まるということです。
 ということですから、境内の奥に大日堂とよばれる総本堂がありますが、やはり不動堂が文字通り高幡不動尊ではメインの施設ということになるようです。このため、普通、門を入って正面に本堂といわれる建物がありますが、ここ高幡不動尊では仁王門をくぐった正面に不動堂があります。
 現在の不動堂は、建武2年(1335)に山中にあった建物が倒壊したため、康永元年(1342)に現在の地に移建されたもので、重要文化財に指定されているということです。






 なお、不動堂を建立した円仁(慈覚大師)は、天台宗第3代の座主で、開祖最澄の意をくみ唐に渡り密教を研鑽した人物で、天台宗が密教化(台密)する基礎を作った人です。当時の高僧のほとんどが畿内出身者で占められた中で、唯一関東出身(栃木県)ということでも有名な人物です。
 現在の高幡不動尊は同じ密教系ですが真言宗のお寺で、どこかの時点で宗派が変わったことになります。高幡不動尊のHPの沿革にはそのことの記載はありませんが、康永元年に不動堂を現在の地に移建した儀海上人という人は、真言密教を研鑽した人物いうことですから、その頃にはすでに真言宗のお寺であったと思われます。









 (本日コメント欄お休みをいただいております。)





 

仏教思想:中国華厳思想概要(その1)

2021-01-20 08:36:56 | 仏教思想
 『今朝の天気』


(7:30頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:17.5、 洗面所:19.5、 湿度(リビング):26%
 (昨日の外気温 東京、最高気温: 9.5、最低気温: 1.2
  本日の予想気温 最高気温: 8、最低気温: 1)



 「中国天台思想の概要」の最終回から4か月半ほど経ちました。
 右眼の緑内障の悪化もあって、続きの「中国華厳思想の概要」は中断中でしたが、1日30分を一応の限度として少しづつですが整理を再開しています。週に2,3日ですからトータルでも1,2時間と超スローペースですが、整理出来た部分をご紹介していきたいと思います。
 
 インドにて成立・発展した仏教はシルクロードなどを経て中国にもたらされました。その中国では、主な宗派として理論仏教の「天台宗」と「華厳宗」、実践仏教としての「禅宗」と「浄土宗」の4大仏教宗派が成立・発展しました。
 この中にあって、天台智顗を事実上の開祖とする天台宗は、現実の改革によるさとりの世界を説き、実践面でも坐禅、念仏と仏教修行の基礎を確立し、華厳宗、禅宗、浄土宗それぞれに大きな影響を与えます。一方、華厳宗は天台思想の強い影響を受けながらも、中国独自の思想(老荘思想)や唯識説などの思想を取り込み、「真理の純粋性」を強調する独自の仏教思想を確立して発展します。
 理論仏教としての天台思想も非常に難解でしたが、中国華厳思想は、独自理論の展開を強調する意味からか、細部に亘る理論展開がなされており、さらに難解と私には思えます。
 著書『仏教の思想6 無限の世界観<華厳>』により作成したノートをもとに、概要を整理中ですが、再び一部は本を読み直しながら整理中です。ということで、いつ終わるか分かりませんが、整理出来た範囲を少しづつUPしていきますので、よろしければお付き合いください。正直、付き合わないのも正しい選択の気もします。

 それでは、(その1)として、まずは、中国天台同様、中国華厳宗の全体像をつかんでいただくための、華厳宗成立・発展の系譜についてみていきたいと思います。

1.中国華厳宗の成立と発展
1.1.中国華厳宗の系譜
 中国華厳宗(以下華厳宗と称す)の思想を説明する前にまず、華厳宗がどのように成立し発展したかをみてみたいと思います。
 成立過程の説明の前に、華厳宗の成立・発展に関与した主な人物と組織を系譜で示します。(下図1参照)



1.2.中国華厳宗の成立
①中国における仏教の成立
 ブッダ没後五、六百年の紀元前後、後漢と中央アジアとの交通発達にともなって貿易商人などの渡来と一緒に隊商達の守護神として仏像や教誡師(きょうかいし)としての僧侶のたずさえた経典などによって、中国へ仏教は伝来します。
 伝来した経典は、渡来僧などにより漢訳されます。(~4世紀前半頃)。やがて、4世紀後半には、当時中国において儒教に変わり発展した道教の老荘思想により仏教は解釈(格儀仏教)されようになり、中国における定着の基礎が作られます。
 同時期に、道安(312-85)やその弟子の慧遠(314-416)は、格義仏教は、老荘の「無」と仏教の「空」を同一視する考え方であり、格義仏教を排斥して真の仏教へ回帰すべきとの仏教思想運動を起こします。この結果、外来宗教の仏教が、彼らにより中国社会に確実に定着しました。

②中国華厳宗の成立過程
 道安や慧遠により仏教が中国に定着した時期に、『華厳経』の最初の翻訳(旧訳または晋訳と称す*)が、東晋において、ブッダバドラ(仏陀跋陀羅)により行われます。これにより、中国における華厳宗の成立への歩みがスタートしました。以下、成立までの概要を、既述の系譜図と一部重複しますが、下図2にて示します。
*旧訳に対して、唐の則天武后時代に2回目の翻訳がシクシャーナンダ(実叉難陀)により行われ、これを新訳または唐訳と称す。


 本日はここまでとします。次回は、中国華厳宗の成立・発展に影響を与えた思想や宗派、さらに華厳宗を支えた高僧について取り上げる予定です。しばらくお待ちください。




 (本日コメント欄お休みをいただいております。)








野川散策にて・カモの水遊び

2021-01-19 09:13:45 | 散歩にて

(野川散策にて   1月14日撮影)






 『今朝の天気』


(8:15頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:18.0、 洗面所:20.0、 湿度(リビング):33%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温: 8.6、最低気温: 1.0
  本日の予想気温 最高気温: 8、最低気温: 2)








 野川では夏でもカモは見られます。ただ、たまに、せいぜい2,3羽が水に浮かんでいるのを見られる程度です。それが、この時期になると沢山のカモがやって来て、泳ぐ姿だけでなく、日向ぼっこをしたり、水浴びをしたりと遊んでいるのを楽しめます。
















 (本日コメント欄お休みをいただいております。)











キーマカレー

2021-01-18 09:09:04 | 主夫業

(1月16日の夕食、キーマカレー・サラダ・コーンスープ)





 『今朝の天気』


(7:30頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:18.2、 洗面所:20.0、 湿度(リビング):33%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温: 8.0、最低気温: 4.3
  本日の予想気温 最高気温: 9、最低気温: 2)



 久しぶりの主夫業・夕食当番の結果報告です。
 引退してからは、週の内私が4日、妻が3日の夕食当番でしたが、時々頼んでいた宅配弁当をコロナ禍で全面利用するようになり、土日を除いた週5日頼んでいます。ということで、土日の夕食当番は私ということになりました。つまり妻の担当は0となりした。
 はっきり言って、宅配弁当はまずいとまで言いませんが、美味しくありません。ですから、せめて土日はしっかり美味しいものをと思うのですが、これが「面倒!」が優先して、結果冷凍食品だったり、スーパーの総菜だったりと手抜きで、調理+準備時間30分コースで済ませています。
 それでも、たまにはと、1時間コースで作ったのが、土曜日のキーマカレーです。
 とは言え、香辛料を使った本格カレーは1時間では作れません。市販のルーで作ったのですが、一応本格的ぽいSBの「キーマカレーセット」というのを使っています。
 
 ルー以外に、炒め用、煮込み用、辛み用、香り用とスパイスが別に付いていて、それっぽく作れます。
 ベースは甘みが強いカレーですが、辛みと香りのスパイスの量を調整するとかなり美味しいカレーが完成しました。


 せっかくなので、普段使わないカレー皿も。これは昨年閉店してしまいましたが、自由が丘のギャラリー喫茶「るなん」のママで画家の福井ふく子さんの手作りの皿です。ちなみにスープカップに使ったのは、こちらは陶芸家のご主人の作品で赤絵のティーカップです。

 


 そうそう、日曜日は30分コースでした。「ぶりの煮付け」です。

 ほうれん草のごま和えと漬物はスーパーの総菜です。




 (本日コメント欄お休みをいただいております。)






今年の初詣は高幡不動尊で、1月の温度統計

2021-01-17 09:35:30 | 寺社・神社巡り

(高幡不動尊:不動堂と五重塔   1月13日撮影)





 『今朝の天気』


(7:45頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:17.6、 洗面所:20.5、 湿度(リビング):30%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:18.7、最低気温: 4.3
  本日の予想気温 最高気温: 9、最低気温: 5)



   
   (弘法大師像)


 13日の水曜日、高幡不動尊に初詣に行ってきました。いつもなら元日に近くの神社に行くのですが、今年は密を避けていたら、いつの間にか時間が過ぎていて、これが正に初詣となりました。
 例年、成人式が過ぎて参拝者が少なくなるこの時期に「川崎大師」にお参りするのを恒例としているのですが、今年は今の状況では無理と断念、代わりに、地元京王線沿線で下り方向、日中、各停なら電車もガラガラということで、同じ真言宗の高幡不動にお参りすることとしました。ちなみに川崎大師は真言宗智山派の大本山、高幡不動尊は同じ真言宗智山派の別格本山(大本山に順ずる格式)という関係にあります。



 【1月11~16日の朝の天気】

 


 今朝は曇りですが、割と暖かい朝となりました。先週は、火曜日にはみぞれのようなものが降る寒さ、それが木曜日には東京の最高気温が15度近く、昨日は19度近くまで上がるという温度変化の激しい週となりました。今週は明日からの前半は寒く、後半はやや暖かいという予想のようです。
 さて、日曜日になりましたので、温度統計の中間報告です。

 「温度推移表」
 

 「温度グラフ」
 





(高幡不動尊の正面・仁王門)



 高幡不動尊は、真言宗智山派の別格本山ですが、正式な号は「高幡山明王院金剛寺」と称するということです。
 2年ほど前にヤマアジサイの撮影で一度訪れていて、これが2回目ですが、初回は写真中心で境内はほとんど見ていません。今回は、一応境内全体を巡ってきました。そんなに広くない境内ですが、多くの施設があります。写真の出来が今一ですが、この後少しづつご紹介していきます。よろしければ、お付き合いください。