合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

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通関士試験と学習習慣

2010-08-03 02:17:15 | 通関士
通関士試験まで、あと2ヶ月ですね。

 本格な受験勉強は、
 今月からスタートという人が多いでしょう。

 どういうことかというと、

 気持ちが乗ってくるのが
 今頃なんですね。

 1つは
 願書を書くことによって
 この試験を受けるという現実が
 意識できるからです。

 どっちかというと
 今までは他人事。

 2つ目は、
 再受験組が動き出すのが
 この季節なのです。

 大体内容は熟知していて
 実務科目で1点不足していただけで
 5年前だったら
 余裕で合格できたはずの人

 4月から勉強したのでは
 長すぎて気持ちが続かない。

 直前の2ヶ月で勝負をかける。
 こんな人が多い。

 3つ目は、
 合格者を多く輩出する学生が

 夏休みを利用して勉強を始めるのが
 この季節だからです。


何といっても、
時間を多くかけられる学生が絶対的に有利です。

 時間は実務経験より有利です。

 夏休み中に図書館通いをして
 合格した学生を何人も知っている。

 通関士という試験、
 実務という科目はありますが、

 実務ができるかどうかではなく、
 実務に関する知識の有無と勘が鋭いか
 が問われます。

 知識も勘も、時間によって向上します。
 

何といっても
この資格が一番欲しい業界の人は
忙しすぎて

 勉強時間の確保が難しいらしい。
 最近、海も空も貨物の動きに
 回復の兆しが見え始め
 平日の帰宅時間は極めて遅い・・・

 ので、平日の生活の中に
 受験勉強をする習慣がない。
 という生活習慣病を煩っているよう。

 勿論、毎日2時間は勉強しているという
 良いリズムを持った業界の方も
 いらっしゃる。

 会社によって、人によって
 差はあるようだ。

 
そんなことを、
試験のときにアンケートをとって 
考慮するということはない。

 その代わり、
 科目免除という恩恵が与えられる。

 いくら科目を免除してもらっても
 法律、政令、省令、通達等で
 試験に出るものは

 実務面の運用と差異があって
 判断に迷うこともあって、

 意外と何も知らない学生の方が
 正解してしまうこともある。

 あくまでも法律の試験なので
 覚えないといけない。


毎日の勉強時間を確保し
規則正しく勉強するという
物理的な学習習慣に加えて

 法律を根拠に理屈で考えるという
 学習習慣も必要になると思われる。

 ということは、
 何となく○とか何となく×ではなく、
 法律を根拠に判断できるような
 学習習慣が必要。

 すなわち、
 本試験に出る法律の規定は
 正しく整理して記憶するという
 学習習慣が必要になる。

 法律科目や実務科目の
 複数選択式を正解するには
 このような学習習慣があれば
 比較的正解しやすくなる。

 過去問なら解けるが、
 ちょっと応用問題は解けない人は、
 この学習習慣がない。

 答えを覚えてしまうくらい勉強しても
 何となく答えを覚えただけで
 問題が解けたと勘違いしているだけで

 それが証拠に法律を根拠に 
 説明をすることができない。

 この場合、勉強時間があっても
 効率が悪いように思う。
 その覚えた法律を根拠に
 問題を解くという姿勢が必要。

ということで、
願書を出して、これから準備にかかる人に
何かヒントになればと思って書きました。

 長すぎて何が書いてるか読み取れなければ
 あるいは、ちょっと違うかなとお感じの方は
 無視していただければ結構。

 何らかのご参考になれば幸いです。 




コメント
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