突然やってくるSPI・数学

貿易実務検定や通関士試験などで
専門性を身につけ、

　国際ビジネス分野に行こうと
　英検、TOEIC、中国語などを

　一生懸命に頑張って、
　そこそのレベルに達し

　勉強したことを生かそうと
　つまり、
　仕事に結び付けようとすると、

　予想外なことに、
　いや、事前に就職・転職情報を
　調べていれば

　決して突然やってくる訳ではないが

　
何年かぶりに食塩水の問題を解きました。
久しぶりに時速を秒速に変換しました。

　本屋さん行って一番薄い本を買って
　因数分解や方程式を解きました。

　などと聞くことがある。


貿易や通関の仕事をするのに
数学って本当に必要？

　因数分解できなくても
　為替手形は作れるけど・・・

　鶴亀算できなくても
　課税価格の計算できるけど

　年齢算できなくても年が変わると
　一歳ずつおばちゃんになってるけど

　などと正論を言っても始まらない！

　新入社員にあって、
　中途採用にないのも変でしょう

　などと企業の論理を振りかざしても

　じゃ、新入社員にも数学やSPIを
　止めればいいじゃないか
　とは言えず、

　２～３日の短期集中で
　必死に学生に戻るようです。


私は、
文系志望だったのに理系に進んだ
天邪鬼なので

　数学やSPIも守備範囲。

　これらの科目を教えながら

　実は、
　数学は国語だと思っている。
　
　問題文が読み取れないから
　解けないのであって、

　数学が解けないとか
　計算ができないわけではない。

解く以前の状態にある人がいる。

　国語力のない人には

　問題を、
　図に描いたり、表を作ったり、

　自分なりに問題の意味を取れるように
　問題文を整理することを薦めている。

　この整理する能力、
　これは
　仕事をする上で必要な技能だと思う。

　仕事をする上での
　コミュニケーション能力も

　相手の言い分を整理し理解できないと
　自己表現だけでは成り立たない。

　そんな意味で
　就職や転職でSPIや数学は課されるのは
　仕方ないかもしれない。

では、通関士試験のように
　難しい日本語の問題文を読みこなし

　課税価格や関税額や延滞税などの
　複雑な計算問題を解ける
　通関士試験合格者には

　数学・SPI(計数）は免除しても
　良いように思うのだが・・・