エレアコ、エレキ、エフェクター自作遊びと実験!

バンド活動での日常と自作改造の実験

ブリブリ系のチューブスクリーマーのTr調整 ビンテージ

2020-10-25 17:58:37 | エフェクター自作改造

大型よりもブリブリ音がする中試験ボードのチューブスクリーマーの、トランジスターを調整してみようと思います。
誰でも作れる本では、1815Yの指定となっていて入っている所、入っている5088は歪み系のトランジスターの為増幅率が高くなっています。
指定のTrは増幅率が200で、5088は444で約倍になっています。指定通りでは面白く無いので、旧タイプの増幅率100の734Trを入れてみようと思います。ビンテージのトランジスターですよ。

734は円盤型でリングが付いている、見た目にレトロなTrですね。
さて、音の方はどのように変化するでしょうか。

①先ずは、入力側から変えてみますね。
音の感じは、素直系に変わりますがクリップ無しでもブリット感が残りますね。これはRATで後ろのTrで歪ませているのと同じ感じでしょうかね。
②次に、後ろのTrを交換してみます。
前後共に734Trになりました。音の方はダンブルモードでほぼクリーンパリッとになりました。LEDクリップはシングル平行のままなので、大きい方の4個平行よりは歪みに寄っています。
先ずは、基本の音が綺麗に整いました。Trがヴィンテージ734ですが、作る本指定の1815でも行けると思います。

音的には中道の感じで、高域を伸ばしたければ945Trにすると良いかもしれません。

チューブスクリーマーの音の調整 バッファーのパーツの組み合わせ

2020-10-25 13:09:01 | エフェクター自作改造

ドライブの音の調整では、クリップを幾つか組み合わせて切替を付けたりしています。

今回のトランジスターによる音の違いも出て来ましたので、バッファーとしてのOPアンプ前後のトランジスターが入出力の保険以外に音の傾向を左右することが分かりました。

トランジスターの音の違いとして2SC1815が中道で、945は高域の伸び系、5088はブースト太系など有りますね。さらにバッファーも前後有るので、違う物の組み合わせも有りますよね。

これは、クリップ一辺倒だった音の調整に新たな領域を生み出しました。音の変化として、OPアンプの違いにも負けない面白さを含んでいると思います。バッファーの無いドライブも有るので、その場合は対象外です。

2台のTS音の違いの、検証した結果

2020-10-25 12:00:53 | エフェクター自作改造

2台のチューブスクリーマーですが、音の感じが違うので何故か確認を実施しました。

先ずは入力からと思って、トランジスターを確認すると接続が違うようでした。小さい方を修正して試し弾きをすると音が出ませんでした。
トランジスターを抜いて確認すると、違う機種を使用していたようです。小さい方は海外製の2N5088で、大きい方は日本製の2SC945でした。

この段階で合点がいきました。5088の方は馬力のあるドライブ感の出るトランジスターで、945の方は端正で高域の伸びるトランジスターです。そのパーツの差がそのまま音に出ていますね。

もう1点の違いは、小さい方はクリップのLEDがシングル構成で、大きい方はシリコンと2個繋いだ平行クリップになっているのでよりクリーン系に寄っています。

トランジスターとクリップの違いが、音の違いになっているようですね。

ブリブリ系が好きなら、小さい方の組み合わせ
スッキリ伸びのあるドライブが好きなら、大きい方の組み合わせ、が良いと言うことですね。

2つのTSで音が違う件、如何してか

2020-10-25 11:32:43 | エフェクター自作改造

基本TSの、別の回路図のドライブですが右の大きい方の方がクリアで左の方は少し中域によった感じです。
使用しているパーツが違っているので、音が違って当然ですがそうなる要因には興味があるところですね。

少し、値の違いパーツの違いなど検証してみようと思います。