![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f0/4a5e279ddcd94be884dac548de97060f.jpg)
大型よりもブリブリ音がする中試験ボードのチューブスクリーマーの、トランジスターを調整してみようと思います。
誰でも作れる本では、1815Yの指定となっていて入っている所、入っている5088は歪み系のトランジスターの為増幅率が高くなっています。
指定のTrは増幅率が200で、5088は444で約倍になっています。指定通りでは面白く無いので、旧タイプの増幅率100の734Trを入れてみようと思います。ビンテージのトランジスターですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7e/087976fc66de70663266cc7e500731c6.jpg)
734は円盤型でリングが付いている、見た目にレトロなTrですね。
さて、音の方はどのように変化するでしょうか。
①先ずは、入力側から変えてみますね。
音の感じは、素直系に変わりますがクリップ無しでもブリット感が残りますね。これはRATで後ろのTrで歪ませているのと同じ感じでしょうかね。
②次に、後ろのTrを交換してみます。
前後共に734Trになりました。音の方はダンブルモードでほぼクリーンパリッとになりました。LEDクリップはシングル平行のままなので、大きい方の4個平行よりは歪みに寄っています。
先ずは、基本の音が綺麗に整いました。Trがヴィンテージ734ですが、作る本指定の1815でも行けると思います。
音的には中道の感じで、高域を伸ばしたければ945Trにすると良いかもしれません。