自宅から徒歩20分ほどのところにある「都立桜ヶ丘公園 ~旧多摩聖蹟記念館~」を先週末訪れました。
多摩丘陵の自然を生かした自然美豊かな公園は、散在する桜と萌える雑木林が春の香りを存分に放っていました。その様子を3回に分けてご紹介します。
★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。
★秋の様子は、過去記事:「多摩の紅葉(1)」でご覧いただけます。
多摩の桜2008 ~桜ヶ丘公園~
いつも入る門から入って行くと、右手に目を引くものが...紅白の箒桃が咲いていました。去年は気がつかなかったような...。
都心の桜が散り始めても、この辺りの桜はまだまだ見頃でした。
(左)ドウダンツツジ(裏画像は昨秋のもの)
この公園は自然を生かしているため、桜は28万㎡近い園内に散在しています。
ここは桜が集中している場所の1つです。
丘陵を生かした公園なので起伏に富み、高低差が数十mもあるそうです。新芽が萌える雑木林の中を登って行くと...
多摩市指定文化財の「旧多摩聖蹟記念館」が丘の上にあります。日本各地の天皇が訪れた場所を「聖蹟」と呼ぶそうです。
この建物は明治天皇の聖蹟を記念して昭和5年に建てられました。紅葉とも相性がよいですが、桜とも合いますね。
記念館の北側の木々の間から多摩市の街並みが見えます(左)。
桜の木の高さはかなりなものです。
桜吹雪が見えますか?
記念館がある丘とは別の丘「富士美(見)の丘」に登りました。富士山は見えませんでしたが...。
(左)丘の上のあずまやを見上げたところ (右)あずまやの横から見下ろしたところ
花吹雪がハラハラと舞う中でおにぎりをいただきました。
帰途の小径で
<散策こぼれ話>
「富士美の丘」を降りてくる途中、真近でウグイスが♪ホーホケキョ...♪ 声は聞こえてもなかなか姿を見ることができない鳥ですが、あまりに近くで聞こえるので懸命に姿を探していると、通りかかった犬連れのおじさまに声をかけられました。
おじさま:なかなか姿は見えないでしょう?
私:ですねぇ...
おじさま:(笑いながら通り過ぎる)
そのときです、いたいた、見つけました、いると思っていた木ではなく、その手前の笹の枝の上に!
私が思わず「いた!!!」と叫ぶと、おじさまが戻ってきて「どこどこ?」
こんなに近くでウグイスを見たことはありません。首からぶら下げていたカメラは望遠が利かないので、コンデジを出そうとリュックの中をごそごそしているうちに......
おじさま:あ、飛んでっちゃった!
再び見上げたときにはウグイスの姿はありませんでした。残念!!!
一緒に残念がってくれたおじさま、唐突に「ガビ鳥って知ってますか?」 知らないと答えると、啼き声に特徴がある鳥なのだと説明してくれました。
帰宅して調べてみると、ガビ鳥とは中国からの帰化鳥で、ウグイスの物真似をすることもあるようです。姿もウグイスに似ています。なるほど、それでおじさまがガビ鳥のことを言い出したのね。
因みに、ガビ鳥の啼き声は「都幾川村の自然」というサイトや「姿見せぬ美声の主」で聞くことができます。
次回は萌える雑木林の特集です。お楽しみに!
多摩丘陵の自然を生かした自然美豊かな公園は、散在する桜と萌える雑木林が春の香りを存分に放っていました。その様子を3回に分けてご紹介します。
★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。
★秋の様子は、過去記事:「多摩の紅葉(1)」でご覧いただけます。
多摩の桜2008 ~桜ヶ丘公園~
いつも入る門から入って行くと、右手に目を引くものが...紅白の箒桃が咲いていました。去年は気がつかなかったような...。
都心の桜が散り始めても、この辺りの桜はまだまだ見頃でした。
(左)ドウダンツツジ(裏画像は昨秋のもの)
この公園は自然を生かしているため、桜は28万㎡近い園内に散在しています。
ここは桜が集中している場所の1つです。
丘陵を生かした公園なので起伏に富み、高低差が数十mもあるそうです。新芽が萌える雑木林の中を登って行くと...
多摩市指定文化財の「旧多摩聖蹟記念館」が丘の上にあります。日本各地の天皇が訪れた場所を「聖蹟」と呼ぶそうです。
この建物は明治天皇の聖蹟を記念して昭和5年に建てられました。紅葉とも相性がよいですが、桜とも合いますね。
記念館の北側の木々の間から多摩市の街並みが見えます(左)。
桜の木の高さはかなりなものです。
桜吹雪が見えますか?
記念館がある丘とは別の丘「富士美(見)の丘」に登りました。富士山は見えませんでしたが...。
(左)丘の上のあずまやを見上げたところ (右)あずまやの横から見下ろしたところ
花吹雪がハラハラと舞う中でおにぎりをいただきました。
帰途の小径で
<散策こぼれ話>
「富士美の丘」を降りてくる途中、真近でウグイスが♪ホーホケキョ...♪ 声は聞こえてもなかなか姿を見ることができない鳥ですが、あまりに近くで聞こえるので懸命に姿を探していると、通りかかった犬連れのおじさまに声をかけられました。
おじさま:なかなか姿は見えないでしょう?
私:ですねぇ...
おじさま:(笑いながら通り過ぎる)
そのときです、いたいた、見つけました、いると思っていた木ではなく、その手前の笹の枝の上に!
私が思わず「いた!!!」と叫ぶと、おじさまが戻ってきて「どこどこ?」
こんなに近くでウグイスを見たことはありません。首からぶら下げていたカメラは望遠が利かないので、コンデジを出そうとリュックの中をごそごそしているうちに......
おじさま:あ、飛んでっちゃった!
再び見上げたときにはウグイスの姿はありませんでした。残念!!!
一緒に残念がってくれたおじさま、唐突に「ガビ鳥って知ってますか?」 知らないと答えると、啼き声に特徴がある鳥なのだと説明してくれました。
帰宅して調べてみると、ガビ鳥とは中国からの帰化鳥で、ウグイスの物真似をすることもあるようです。姿もウグイスに似ています。なるほど、それでおじさまがガビ鳥のことを言い出したのね。
因みに、ガビ鳥の啼き声は「都幾川村の自然」というサイトや「姿見せぬ美声の主」で聞くことができます。
次回は萌える雑木林の特集です。お楽しみに!