えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

多摩の桜2008(5) ~桜ヶ丘公園~

2008年04月10日 | 里山・風景
 自宅から徒歩20分ほどのところにある「都立桜ヶ丘公園 ~旧多摩聖蹟記念館~」を先週末訪れました。
 多摩丘陵の自然を生かした自然美豊かな公園は、散在する桜と萌える雑木林が春の香りを存分に放っていました。その様子を3回に分けてご紹介します。
 ★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。
 ★秋の様子は、過去記事:「多摩の紅葉(1)」でご覧いただけます。

              

             
 いつも入る門から入って行くと、右手に目を引くものが...紅白の箒桃が咲いていました。去年は気がつかなかったような...。

               
         都心の桜が散り始めても、この辺りの桜はまだまだ見頃でした。

    
(左)ドウダンツツジ(裏画像は昨秋のもの)

       
  この公園は自然を生かしているため、桜は28万㎡近い園内に散在しています。
  ここは桜が集中している場所の1つです。

            
 丘陵を生かした公園なので起伏に富み、高低差が数十mもあるそうです。新芽が萌える雑木林の中を登って行くと...
              
 多摩市指定文化財の「旧多摩聖蹟記念館」が丘の上にあります。日本各地の天皇が訪れた場所を「聖蹟」と呼ぶそうです。
 この建物は明治天皇の聖蹟を記念して昭和5年に建てられました。紅葉とも相性がよいですが、桜とも合いますね。

                      
         記念館の北側の木々の間から多摩市の街並みが見えます(左)。
         桜の木の高さはかなりなものです。

                     
                       桜吹雪が見えますか?

              

        
  記念館がある丘とは別の丘「富士美(見)の丘」に登りました。富士山は見えませんでしたが...。
  (左)丘の上のあずまやを見上げたところ (右)あずまやの横から見下ろしたところ

                

            

                   
                    花吹雪がハラハラと舞う中でおにぎりをいただきました。

                
                          帰途の小径で 


<散策こぼれ話>
 「富士美の丘」を降りてくる途中、真近でウグイスが♪ホーホケキョ...♪ 声は聞こえてもなかなか姿を見ることができない鳥ですが、あまりに近くで聞こえるので懸命に姿を探していると、通りかかった犬連れのおじさまに声をかけられました。
 おじさま:なかなか姿は見えないでしょう?
 私:ですねぇ...
 おじさま:(笑いながら通り過ぎる)

 そのときです、いたいた、見つけました、いると思っていた木ではなく、その手前の笹の枝の上に! 
 私が思わず「いた!!!」と叫ぶと、おじさまが戻ってきて「どこどこ?」
 こんなに近くでウグイスを見たことはありません。首からぶら下げていたカメラは望遠が利かないので、コンデジを出そうとリュックの中をごそごそしているうちに......
 おじさま:あ、飛んでっちゃった!
 再び見上げたときにはウグイスの姿はありませんでした。残念!!!

 一緒に残念がってくれたおじさま、唐突に「ガビ鳥って知ってますか?」 知らないと答えると、啼き声に特徴がある鳥なのだと説明してくれました。
 帰宅して調べてみると、ガビ鳥とは中国からの帰化鳥で、ウグイスの物真似をすることもあるようです。姿もウグイスに似ています。なるほど、それでおじさまがガビ鳥のことを言い出したのね。

 因みに、ガビ鳥の啼き声は「都幾川村の自然」というサイトや「姿見せぬ美声の主」で聞くことができます。


 次回は萌える雑木林の特集です。お楽しみに!



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 和紙アクセサリー(1) ~... | トップ | 城山かたくりの里(2) ~... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

里山・風景」カテゴリの最新記事