8月初旬のことですが、高原の涼を求めて富士五湖を巡りました。富士五湖シリーズを3回に分けてご紹介します。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
この日は「富士スバルライン」の4合目付近にある「奥庭」に行くつもりで、早朝4時に車で家を出ました。5時半過ぎに高速を降り、先にスバルラインに入るか、下から朝の富士山を見るかで迷った挙句後者を選び、まずは河口湖南側湖畔中央部にある「大石公園」に行きました。
6時前だというのに、カメラを持った人で公園は賑わい、横のグランドには地元の人達がラジオ体操に集まっていました。
ブルーベリー狩りやジャム作りが体験できる「河口湖 自然生活館」@大石公園。
(中央)建物手前はラベンダー畑。最盛期に来れば、色も香りもラベンダーで染まっているのでしょうね。
目の前には朝靄に霞んだ富士山が。靄がかかっていて、かえって幻想的です。
早くも水上スキーを楽しむ若者や釣り人の姿が見られます。でも、時はゆったりと流れていました。
山の向こうから朝日が......日が上り、晴れてはいても、夏の朝の富士山はすっきりと姿を現してはくれないのですね。
(左裏)遠景に富士急ハイランドのジェットコースターが見えています。
(右)ボートによる波が......
6時半になろうかというところで、スバルラインに向かいました。
(左裏)信号機のポールにも富士山が!
ところが、料金所が近づくとすでに長蛇の列が...係員がチラシを手にやって来て、「只今5合目まで渋滞です。3時間くらいかかるかもしれません」と! ぎょえぇぇぇ! 知っていれば、先に大石公園に行かなかったのに...とほほ。
また後で来ることにしてUターン。テレビの某旅番組で見たひまわり畑@忍野村内野に行くことにして、山中湖方面に向かいました。まだ最盛期には早そうですが、だめ元ってことで。
↑(右)「富士山レーダードーム館」の前を通りました。
忍野村内野に行く手前で偶然見つけたのが、この「花の都公園」。中に入るには入場料が要る&まだ開園前で入れませんが、街道沿いの畑にはヒャクニチソウ(ジニア)が咲き誇っているので、写真を撮ることにしました。
富士山が見えるはずの方角に向け、カメラの三脚の列ができていました。仲間に入れてもらうと、「あら、ちょうどいい具合に、うちの車が画面に入るじゃない! 記念に入れておこっと...」 車内には夫が残って地図を見ていました。
(中央)山の上の建物は「ホテルマウント富士」。
ただでお花畑の写真を撮って気をよくした私、次に本来の目的地のひまわり畑を探しに行きましたが、内野村を2回周回しても見つからず...。「ほんとに内野って言ったのかぁ?」とか夫に言われつつ、結局諦めて山中湖半に出ました。
ここでも富士山の“全身”は見られません。
白鳥の親子連れがなんとも微笑ましいこと!
あら、こちらにも“白鳥”が...。
何やかやで、最初にスバルライン入口に行ってから3時間近くが経過したので、再び行ってみることにしました。ところが、渋滞は朝より悪化、列はもっと長くなっています。この次の週末からスバルラインが夏期閉鎖期間に入るので、この週末はいつもより混んでいるのかもしれません。
考えが甘かった! やはり諦めて、五湖を順番に回ることにしました。続きは次回に譲ります。
<こぼれ話>
「花の都公園」でのことです。ヒャクニチソウの写真を撮ろうと、私は三脚の列に混ぜてもらい、本格派のおじさんたちを尻目に一人でコンパクトデジカメのシャッターを切っていました。一眼レフにしなかったのは、畑の中に入ることができなかったから&望遠が利かないからです。
おじさんたちは富士山が姿を現わすのを今か今かと待っているようでした。準備万端、でも所在なさそうに雑談している風でした。
そのうち、どこからともなく湧き上がるおじさんたちの声が耳に入ってきました。どうやら何かにご不満の様子です。
「あの車邪魔だな~」
「全くだよ。どうしてあんな所に停めてんだろーなー」
「カメラをずらせば、横の木の陰に車を入れることができるかね」
「いや、だめだろう...」
「ほっんと、邪魔だよなー」etc..........
あの車? 横の木? れれれ~、ひょっとして......
私は勇気を持っておじさんたちに訊いてみました。「あのぉ、『あの車』って、ひょっとしてあのシルバーのですか?」
「そーだよ」「そー」「そー」
うひゃ~、やっぱり...
「す、すみません、あれ、うちの車なんですぅ...」
すると、列のおじさんたちの視線が一斉に私に......あぁぁぁ、針のムシロ!
「なんだ、奥さんの車だったの~?」
「写真のことがわかってない人が停めたんだろうと思ってたんだけどね」
かくおっしゃっりつつこのおじさんは、三脚も持たずにコンデジを首から提げている私を一瞥しました。どーせ、どーせ、写真のことなんかわかっていませんよーだ!
「す、すみません、今いなくなりますので。失礼しました~」
私は早々とその場を退散、でも、急ぐでもなく悠然と夫の待つ車に向かいました。だって、富士山が姿を見せる気配は全くないのですもの。ゆっくりそこでそうやってお待ちあそばせ~~~っ!
この日は「富士スバルライン」の4合目付近にある「奥庭」に行くつもりで、早朝4時に車で家を出ました。5時半過ぎに高速を降り、先にスバルラインに入るか、下から朝の富士山を見るかで迷った挙句後者を選び、まずは河口湖南側湖畔中央部にある「大石公園」に行きました。
6時前だというのに、カメラを持った人で公園は賑わい、横のグランドには地元の人達がラジオ体操に集まっていました。
ブルーベリー狩りやジャム作りが体験できる「河口湖 自然生活館」@大石公園。
(中央)建物手前はラベンダー畑。最盛期に来れば、色も香りもラベンダーで染まっているのでしょうね。
目の前には朝靄に霞んだ富士山が。靄がかかっていて、かえって幻想的です。
早くも水上スキーを楽しむ若者や釣り人の姿が見られます。でも、時はゆったりと流れていました。
山の向こうから朝日が......日が上り、晴れてはいても、夏の朝の富士山はすっきりと姿を現してはくれないのですね。
(左裏)遠景に富士急ハイランドのジェットコースターが見えています。
(右)ボートによる波が......
6時半になろうかというところで、スバルラインに向かいました。
(左裏)信号機のポールにも富士山が!
ところが、料金所が近づくとすでに長蛇の列が...係員がチラシを手にやって来て、「只今5合目まで渋滞です。3時間くらいかかるかもしれません」と! ぎょえぇぇぇ! 知っていれば、先に大石公園に行かなかったのに...とほほ。
また後で来ることにしてUターン。テレビの某旅番組で見たひまわり畑@忍野村内野に行くことにして、山中湖方面に向かいました。まだ最盛期には早そうですが、だめ元ってことで。
↑(右)「富士山レーダードーム館」の前を通りました。
忍野村内野に行く手前で偶然見つけたのが、この「花の都公園」。中に入るには入場料が要る&まだ開園前で入れませんが、街道沿いの畑にはヒャクニチソウ(ジニア)が咲き誇っているので、写真を撮ることにしました。
富士山が見えるはずの方角に向け、カメラの三脚の列ができていました。仲間に入れてもらうと、「あら、ちょうどいい具合に、うちの車が画面に入るじゃない! 記念に入れておこっと...」 車内には夫が残って地図を見ていました。
(中央)山の上の建物は「ホテルマウント富士」。
ただでお花畑の写真を撮って気をよくした私、次に本来の目的地のひまわり畑を探しに行きましたが、内野村を2回周回しても見つからず...。「ほんとに内野って言ったのかぁ?」とか夫に言われつつ、結局諦めて山中湖半に出ました。
ここでも富士山の“全身”は見られません。
白鳥の親子連れがなんとも微笑ましいこと!
あら、こちらにも“白鳥”が...。
何やかやで、最初にスバルライン入口に行ってから3時間近くが経過したので、再び行ってみることにしました。ところが、渋滞は朝より悪化、列はもっと長くなっています。この次の週末からスバルラインが夏期閉鎖期間に入るので、この週末はいつもより混んでいるのかもしれません。
考えが甘かった! やはり諦めて、五湖を順番に回ることにしました。続きは次回に譲ります。
<こぼれ話>
「花の都公園」でのことです。ヒャクニチソウの写真を撮ろうと、私は三脚の列に混ぜてもらい、本格派のおじさんたちを尻目に一人でコンパクトデジカメのシャッターを切っていました。一眼レフにしなかったのは、畑の中に入ることができなかったから&望遠が利かないからです。
おじさんたちは富士山が姿を現わすのを今か今かと待っているようでした。準備万端、でも所在なさそうに雑談している風でした。
そのうち、どこからともなく湧き上がるおじさんたちの声が耳に入ってきました。どうやら何かにご不満の様子です。
「あの車邪魔だな~」
「全くだよ。どうしてあんな所に停めてんだろーなー」
「カメラをずらせば、横の木の陰に車を入れることができるかね」
「いや、だめだろう...」
「ほっんと、邪魔だよなー」etc..........
あの車? 横の木? れれれ~、ひょっとして......
私は勇気を持っておじさんたちに訊いてみました。「あのぉ、『あの車』って、ひょっとしてあのシルバーのですか?」
「そーだよ」「そー」「そー」
うひゃ~、やっぱり...
「す、すみません、あれ、うちの車なんですぅ...」
すると、列のおじさんたちの視線が一斉に私に......あぁぁぁ、針のムシロ!
「なんだ、奥さんの車だったの~?」
「写真のことがわかってない人が停めたんだろうと思ってたんだけどね」
かくおっしゃっりつつこのおじさんは、三脚も持たずにコンデジを首から提げている私を一瞥しました。どーせ、どーせ、写真のことなんかわかっていませんよーだ!
「す、すみません、今いなくなりますので。失礼しました~」
私は早々とその場を退散、でも、急ぐでもなく悠然と夫の待つ車に向かいました。だって、富士山が姿を見せる気配は全くないのですもの。ゆっくりそこでそうやってお待ちあそばせ~~~っ!
急いで引き返すtakuサンの後姿想像しました。(笑い)。
きれいな映像のお写真がいっぱい。
やはりtakuサンはカメラアングルがお上手ですね。これはご主人様の影響、そして、お父様のDNAを引き継いでいらっしゃるのね。
ホテルマウント富士、我が家の常宿のホテルです。ここはよくブログで載せていますが、富士山が独り占めできるほど雄大な富士がどの部屋からも眺められます。そしてレストランからは富士を眺めながらのお食事、最高です。
一度是非お泊りしてみてください。
今年は富士山があまりきれいな姿見せてくれませんね。やはり冬の季節が素晴しいです。
写真をお褒めいただきましたが、まだまだまだまだ∞です。最近枚数ばかりかさばり、腕が向上しないので、少しいらだっているのです、実は。
HMF(勝手に略しましたが、ホテルマウント富士)によく行かれるのですね。で、夫にそれを伝えたところ、すでににりんそうさんのコメントを拝読していて、「僕は行ったことあるよ」だって~。
「私はないのに?! 誰と行ったの???」と問い詰めて?しまいました(#^.^#)
インドネシア人を連れて行ったそうです。レストランで食事するだけでもすばらしいそうですね。私も行ってみたいです。誰と行こうかな、なんちゃって。