キュートなバアサンになるために

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『ドラゴンタトゥーの女』

2012-02-10 23:44:44 | 映画

公式サイト

 スクープした記事で訴訟を起こされ、敗訴したジャーナリストの元に国内でも有数の大富豪から連絡が入った。
 40年前に失踪した兄の孫娘ハリエットを殺した犯人を探して欲しいという依頼だった。 彼に依頼する前に大富豪は彼のことを調べさせていた。
その調査をしたのがリスベットという天才的なハッカー。 しかし、彼女はある理由から生活を後見人に握られていた。
 そして、このふたりが40年前の事件の謎を解いていく・・・・

 映画館で『イミングランドソング』にのって流れる予告編を観て なんだかおもしろそう、と思って観に行きました。

 スウェーデンのジャーナリスト、スティーグ・ラーソンが書いた3部作を映画化したものです。
 スウェーデン、というと空気がきれいで高福祉の国家、というステキなイメージを持っていたのですが 実は男性が女性に暴力をふるうことが多い国、とのことで、スウェーデンの暗部を小説にしていったところがさすがジャーナリスト!ということでしょうか。
 この映画の原作は世界的にベストセラーになっているとか・・・
私も読んでみたくなりました。

 しかし、映画の冒頭は女性にとってはかなり衝撃的な内容でした。
嫌な気持ちになったところで席を立ってしまったオバサンがいらっしゃいました。
う~ん、残念。 彼女はこの映画を誤解したまま終わってしまいます。

 冒頭の嫌な部分が実はその後の展開に不可欠なところだったのですが。

 みなさんに広くオススメとは言えない映画です。でも、ストーリーはすごいし、スウェーデンのかかえる問題も見えてきます。
 考えさせられる問題をエンターテイメントの形を使って表現している映画です。
 
 観たいけどどお?と尋ねられたら「私はおもろしいと思ったよ。」と答えるだろう映画でした。
コメント
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