かなり前に出版された本だったのですが文庫化されるのを待っていたので 今ごろになって読むことになりました。
下町の古本屋「東京バンドワゴン」の堀田家の人々の一年が一冊の本になっています。
早いもので小学生だった花陽と研人はそれぞれ高校生と中学生に。もちろん他のメンバーにもそれぞれ変化があります。
相変わらず 賑やかでいろんなことが起こる堀田家の四季をユウレイとなったサチが紹介してくれています。
いつもサチさんと一緒に堀田家の日常を楽しんでいますが 以前にも書いたと思うのですがこの作家はテレビドラマ化を意識しているのではないかしら?と思っていました。
だって それくらい登場人物が活き活きと描かれているのですもの。
すると なんとこの秋、テレビドラマ化されました。
かなり実際の俳優さんを想像しながら読める本ですので 自分の想像とのギャップがある人もありました。
堀田家の勘一は誰がいいのかなあ、頑固者でまっすぐで頼りになって・・・と思っていたらテレビでは平泉成さんでした。 え?もうちょっと歳を取ってて痩せてる感じがしたのですけどね・・・
青とすずみは・・・
亀梨くんと多部未華子ちゃん? 全然イメージが・・・ このふたり、土曜日の9時台のドラマで以前も主演してましたよね。 このふたりが出演することが決まっているのかしら? まあ多部未華子ちゃんは好きな女優さんですが。
私の大好きな俳優さんだけど やっぱりイメージが違うなあ、と思ったのが金子ノブアキさん。 紺ってもっとオトナな雰囲気でしょ?と思ってしまいました。
でも、ミムラさんや玉置浩二さんは意外にもぴったりだなあと思いました。
そういえば「ビブリア古書堂の事件手帳」の剛力彩芽ちゃんっていうのもありましたねえ・・・
大好きな小説がテレビ化されるのって心配なものです。
だけど バンドワゴンファンが増えるのはうれしいです。
ぜひ 最初から通して読んで楽しんでいただきたいです。