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『ウォルト・ディズニーの約束』

2014-04-07 23:41:33 | 映画
公式サイト

 原題は『SAVING MR.BANKS』
映画の内容を考えると原題の方が映画を現していると思いました。 英語があんまりできなくて残念に思いました。 きっと 英語ができれば 内容をもっと深く味わうことができたと思います。

 『メリー・ポピンズ』を映画化したいウォルト・ディズニーは20年にわたり原作者のP.Lトラヴァースと交渉を続けてきていた。
映画化に消極的なトラヴァースだったが 生活費もなくなり弁護士から せめて様子を見に行くだけでも、と言われ渋々ロスアンジェルスへ行く。
ディズニー側はトラヴァースを歓迎し、大々的に彼女を出迎えるが それがすべて彼女は気に入らない。
 映画化に向けて具体的に話を進めるが 彼女の偏屈な性格に皆、頭を抱える。
交渉の場を録音することを要求し、お菓子を拒否する彼女。 ミュージカル化やアニメなんてもってのほか、メリーポピンズに登場する父親は冷たい人でも悪い人でもない、と怒り、専業主婦なら自分で子どもたちの面倒を看るだろう、という言葉に対し、家庭の主婦だって大変なんだ、と主張。 ペンギンをアニメで登場させるというアイディアにとうとう怒りを爆発させ、彼女はイギリスに帰ってしまう。 それを追うディズニー。
 
 『メリー・ポピンズ』映画化の実話だそうです。

私は子どもの頃、母に連れられてこの映画を観に行っているので これはぜひ観てみたいと思いました。
正直なところ、あまりに子ども過ぎてストーリーはほとんど覚えていなくて唯一アニメのペンギンと人間が一緒に踊るところが楽しくてそれだけを覚えていたのですが そのシーンで
こんなに揉めていたなんて知りませんでした。

 なぜトラヴァースは あんなに頑なな態度を取り続けたのか? どうしてディズニーは20年もの間彼女を説得し続けたのか?

この物語で対立しているように見えるふたりには それぞれ子ども時代の父親とのトラウマがあり、ウォルトはミッキーマウスを、トラヴァースはメリー・ポピンズを自分の分身のように愛し守っているという共通点がありました。
 
映画の制作に至るまでの物語なのですが 私は過去に受けた痛みへの癒しの物語というように受け取りました。

 トラヴァースのことは今日まで知りませんでしたが ウォルト・ディズニーの伝記は小学生の時に読んで感動していたので ディズニーがトラヴァースに対して共感するところは理解しやすかったです。

 地味めな作品ですが 心の傷が癒されていく過程は静かな感動を覚えます。

 
コメント (4)
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