
幼い頃両親を水害で亡くし、大阪でも有名な料理屋の内儀に助けられ、天性の舌を主人に見出された澪は 料理屋が火事になり 跡取り息子が出している江戸店に主人夫婦と下る。
しかし、そこにあるべき店はなく 頼るべき跡取り息子もいなかった。心労がたたり主人は亡くなり、御寮さんと澪は長屋で暮らし始める。
荒れ果てた稲荷の社の手入れをしていて知り合った「つるの家」の主人の好意で澪は料理人として「つるの家」で働き始める。
長屋の人々、つるの家に集まる人々との交流を温かく綴っています。
心温まるストーリーももちろんですが 澪が作るお料理のおいしそうなこと・・・
このあとの展開が楽しみで 急いで第二巻を借りました。 それもあっという間に読み、今日、残りの巻も予約しちゃいました。
ただ最新刊だけは70名以上のウエイティングがあるので 古本屋さんで探そうかな、と考えているところです。
そして、このお話は今年8月に最終巻が出るそうです。
この本を読んで 山本周五郎や平岩弓枝を思い出してしまいました。 市井で貧しくても権力などなくても懸命に生きる人々の物語です。
私的にはなかなかオススメの本です。