人形の修理師利市は幼い頃弟を失ったが家族は弟のことを忘れ去った。弟のことを覚えているのは家族の中で利市だけ。
利市は人形の修理をしながら弟を殺した犯人をずっと追っていた。
ある日利市の自宅の大家の孫から紹介された少女が利市の弟と同じように亡くなり、そして彼女のことをみんな忘れてしまっていた。
利市は弟を殺した犯人と少女を殺した犯人が同一人物と気づき犯人を捜し始めた。
『夜見師』と同じ作者の作品です。 『夜見師』がおもしろかったので読んでみました。
この作者の作品は死んだ人間が活躍します。
ホラーといえばホラーな作品ですが ぞっとするようなホラー感はありません。
『夜見師』の続きも早く読みたいです。