なんとなく読み始めた小説ですがとうとう最終巻が出てしまいました。
祖父の借金のカタに『隠世(かくりよ)』の宿「天神屋」の大旦那の鬼に攫われてしまった葵だが
そのバイタリティとアイディアで少しずつ周囲のあやかしに認められていき宿の中にある食事処の運営を任された。
葵の作る料理にはあやかしたちの霊力を増す不思議な力があり 葵の料理で多くのあやかしたちを救った。
攫われてから一年の間のできごとで10巻まできました。
最終巻では謎だった大旦那の好物や本名が明かされ、1年をかけて育った葵の大旦那への思いが吐露されます。
そして大団円・・・・
葵たちとのお別れは ちょっと寂しいのですが ステキな終わり方だったと思います。
私がおもしろい、と思ったものは他の人もおもしろいと思ったらしく アニメ化されたり海外でも紹介されたりしたようです。
作者はそのうちに外伝を書く予定があるそうです。
葵たちに再び会えるのを楽しみにしています。