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『茉莉花官吏伝』石田リンネ

2020-07-12 22:31:36 | 読書
                 
 前回の『十三歳の誕生日、皇后になりました』の姉妹編というか本編というか、そういったお話です。
白楼国の田舎町の出身の茉莉花は『人より物覚えが少しだけいい』という特技のおかげで 田舎町の商人のお手伝いさんから後宮の官女になり、手柄を立てたので女官にまでなった。
彼女は目立たない堅実な人生を送ろうと思っていたが ある日女官長から「お見合いの練習相手」の代理を頼まれお見合いに出かけた。
すると相手方も都合が悪くなったため代理の男性が現れたが それが白楼国の皇帝珀陽だった。
見合いの場で茉莉花の一度見たり読んだりしたものは忘れない、という物覚えの良さを発見した珀陽は強引に茉莉花に科挙試験を受るように仕向ける。
 嫌々ながら科挙試験を受け2番目の成績で合格した茉莉花は官吏の道を歩んでゆく。
8巻まで出ている本ですが現在はまだ4巻までしか読んでいません。

 珀陽と茉莉花が白楼国でその隣の国が暁月と莉杏のいる赤奏国で 赤月は珀陽の力を借りて国を平定していくという設定です。
茉莉花の可憐な姿と賢さは魅力的だし珀陽の優しさは素敵なのですが ちょっと珀陽は強引過ぎるんじゃない?と思わないでもありません(笑)

 これから茉莉花はどんどん出世し、珀陽との仲もいい感じになっていきそうです。

なかなか世の中が落ち着かない日々が続いています。 ファンタジーの世界で遊ぶのもアリかと・・・・・
コメント
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