どういう経緯でヤマシタさんの事を知ったのか覚えていません。
ただ祖父の読んでいた雑誌にちょっと皮肉っぽくヤマシタさんの事が書かれていたのは覚えています。
でもそれが演奏を聴く前だったのか聴いた後だったか・・・・
とにかく彼の演奏を聴きたくて「『打』ツトムヤマシタの世界」というレコードを買って衝撃を受けました。
打楽器というのはオーケストラの中でさほど注目される存在ではないと思います。曲によっては一番最後にシンバルでジャーン!で終わってしまうものあるくらいだし。
そんな打楽器を主役にしたヤマシタさんはとても前衛的で凄い、と思いました。
最近は和太鼓を楽しんでいらっしゃる方が多いけど当時はそれもあまりなくて佐渡島の『鬼太鼓座』が注目され始めていた頃だったと思います。
多分その後に買ったレコードが『やました』だったと思います。
こちらも結構気に入っていました。
しかし『打』は今聴いてもいいな、と思いましたが『やました』を改めて聴くと ちょっと打楽器が主張し過ぎているように感じました。いや、打楽器のレコードなのでそれでいいのですけど・・・
レコードの解説によるとヤマシタさんは1947年生まれ、とのこと。現在の彼の演奏が聴いてみたい、と思いました。
私は和、洋どちらも打楽器が好きです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます