レコーダー録画鑑賞「PEACE MAKER 鐡」。

　今日一気に最終話までの7話分見ました(全24話)。なかなか大変でした(汗)。ちなみに原作漫画は未読です。

　新撰組の物語と言う事で、乙女ゲームの幕末恋華や薄桜鬼とどう違うのかというのが一番気になったところです。土方や沖田など新撰組隊士はやはりこの作品の解釈で、いかつい土方、中世的な沖田、ちっちゃくて可愛い新八、ほわ～っとしてる平助、がらっぱちな原田などなど、なかなか新鮮でした。

　お話は、史実に沿いながらもオリジナルの主人公、鉄之助が過去に受けた深い心の傷を自分の中で受け入れていく展開。でも、その鉄が主人公として動き出したのは終盤でそれまでは、たくさんのキャラクターのエピソードが羅列されていく形になってて、いったい誰に感情移入していいのか誰の視点でお話を見ていいのか…。正直困惑しました。

　鉄にしても、最初はただ痛い子にしか見えなくて(すみません/汗)兄貴もほんと過保護過ぎだろうと思ってました。やっと終盤、山崎と心打ち解ける友人になったあたりから少し心情が理解出来るようになり、「？？？」で終わらず良かったです。いよいよこれから主役だ！というところで終わったのが何とも消化不良…(泣)

　一緒に見てたダンナも「いったい何がしたかったんだろう」と言ってました。新撰組の群像劇なのか、激しい剣戟なのか(血しぶきすごかった)、少年の成長物語なのか…この作品が連載途中でのアニメなだけに仕方ないとは言え、結末らしきものは見せて欲しかったと思いました。

　ただ妙な事に、この先が気になるんですよね～かなり(おい)。たぶんキャストさんの力が大きいかも(爆)。沖田役の斎賀さん、新八役の勝平君、平助役の鳥海君、吉田役の諏訪部君などなど…でもイチオシは山崎役の櫻井君！！超ハマり役じゃないだろうか！？とも思ってしまうくらいカッコ良かったです～♪

　自ら成長を止めてた鉄が大きくなった姿、ネットで見たらなかなか男前だったなぁ…。ドラマCD付のコミックス最新巻買おうかしら？(うわ)