7月7日、地元公開日の初日初回に観に行ってきました。
北アイルランド問題について全く不勉強だったので、初めて見る塀だらけの街、塀で守られた学校という光景だけでも心臓がぎゅっと縮まる思いでした。
保護者に付き添われながら登校してくる男の子たちは、学校内ではいたって普通、遊んだり喧嘩したりと賑やか。その学校の校長先生が期的に開く授業「哲学教室」の様子をとりわけ丁寧に映像化、何よりも人の言葉に耳を傾ける姿勢に心を打たれます。トラブルを起こし気持ちが高ぶり不安定になっている子どもの声を聴く先生たち。周囲の大人が一緒に熱くなっていては聞ける話も聞けません。ああ、自分の子育て時代を猛省したい(汗)
学校の外の不穏な空気に敏感な子どもたちが起こす暴力がからんだトラブルにも一切手を上げることなく、話を聞き気持ちを整理させていく非暴力の教育は本当にすごい。暴力や麻薬など社会不穏にさらされ若者の自殺も多い今作の舞台の街を生きる子どもたちが良き生き方を自分で選べるようにと、頑張るタフネス校長先生(マッチョ!)には頭が下がります。
哲学は決して難しいものではなく、人が生きていく時そのまわりに必ず存在しているもの、なんですよね。意識して行動するのはなかなかに苦労ですが。
学校やPTAでこの映画観てみたら良いのでは?
北アイルランド問題について全く不勉強だったので、初めて見る塀だらけの街、塀で守られた学校という光景だけでも心臓がぎゅっと縮まる思いでした。
保護者に付き添われながら登校してくる男の子たちは、学校内ではいたって普通、遊んだり喧嘩したりと賑やか。その学校の校長先生が期的に開く授業「哲学教室」の様子をとりわけ丁寧に映像化、何よりも人の言葉に耳を傾ける姿勢に心を打たれます。トラブルを起こし気持ちが高ぶり不安定になっている子どもの声を聴く先生たち。周囲の大人が一緒に熱くなっていては聞ける話も聞けません。ああ、自分の子育て時代を猛省したい(汗)
学校の外の不穏な空気に敏感な子どもたちが起こす暴力がからんだトラブルにも一切手を上げることなく、話を聞き気持ちを整理させていく非暴力の教育は本当にすごい。暴力や麻薬など社会不穏にさらされ若者の自殺も多い今作の舞台の街を生きる子どもたちが良き生き方を自分で選べるようにと、頑張るタフネス校長先生(マッチョ!)には頭が下がります。
哲学は決して難しいものではなく、人が生きていく時そのまわりに必ず存在しているもの、なんですよね。意識して行動するのはなかなかに苦労ですが。
学校やPTAでこの映画観てみたら良いのでは?