たまてばこ新聞

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2023年たまてばこ的総決算 <読書編>

2023年12月31日 13時44分49秒 | ノベルス
 一年のまとめ、続きましてはマンガ以外の書籍について。今年は、

 ・キネマトグラフィカ  ★
 ・二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ  ★
 ・後宮の烏 4~7巻 (完結)
 ・マスカレード・ホテル  ★
 ・十三階の女
 ・巴里マカロンの謎  ★
 ・感染捜査 黄血島決戦  ★
 ・86-エイティシックス-Ep.12 ホーリィ・ブルー・ブレット
 ・ヤラセと情熱
 ・86-エイティシックス-Alter.1 -死神ときどき青春-
 ・三体 Ⅲ 死神永生(上)(下)
 ・流浪の月
 ・米澤屋書店
 ・トランスジェンダー入門
 ・可燃物
 ・十三階の神
 ・十三階の血
 ・ルポ特殊詐欺
 ・汝、星のごとく
 ・検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?
 ・鹿の王 1~4巻
 ・傲慢と善良
 ・噓つきなふたり  ★
 ・十三階の母  ★
 ・テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習  ★
 ・スポーツの価値  ★
 ・十三階の仇  ★
 ・虚心  ★
 ・コロナ時代の選挙漫遊記  ★
 ・JJ 横浜ダイアリーズ  ★
 ・マリア 女性秘匿捜査官・原麻希  ★
 ・エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希  ★
 ・公明党 創価学会と50年の軌跡  ★
 ・ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希  ★
 ・警視庁01教場

 (注:★は図書館借入本、無印は自費購入本)

 今年は合計41冊読みました。

 うちノンフィクション、実用本は
 ・ヤラセと情熱
 ・トランスジェンダー入門
 ・ルポ特殊詐欺
 ・検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?
 ・テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習  ★
 ・スポーツの価値  ★
 ・コロナ時代の選挙漫遊記  ★ 
 ・公明党 創価学会と50年の軌跡  ★

 の8冊。学生時代は全くと言っていいほど読まなかったこのジャンル。プチ鹿島さんや大竹まことさんなどの時事問題を扱うラジオやYouTube動画がきっかけで興味を持つようになりました。今後も読みたい本がてんこ盛り、時間いくらあっても足りないです。

 小説本は吉川英梨さん作品が圧倒的な多さ。これでもまだまだ未読作品あるので来年も読みます。あとは、三体三部作ついに読了!スケールの大きな作品でした。荒唐無稽とも言えますが、それでももしかしたら?と思わせる登場人物のリアルな心理描写がおもしろかったです!

 今年は、夏の暑い時期を除き、半分以上の本を図書館から借りました。書籍代が馬鹿にならない昨今、本が無料で借りられる公共施設のありがたみを身にしみて感じる一年でした。

 速読を旨としている関係から、内容を正確に覚えていたㇼ記憶していたㇼ、という点に難点があって、ただ読み捨ててるのでは?という悩みもあります。ただ、読みたい本がたくさんあるのも事実なので、折り合いつけつつ読書を楽しめたらいいな。
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「黒牢城」読了しました。

2021年12月20日 15時16分58秒 | ノベルス
 米澤穂信先生の新作、発売当初から大きく話題になっていた作品だったので、文庫化まで我慢出来ずkindle版買いました。

 荒木村重のことも有岡城のことも殆ど知らず、そもそも戦国時代にも疎い(戦国無双やってても覚えられない/汗)のに、読み進められるか心配でしたがが、予想以上に文章、主従のやり取りに入りこめて、先の展開に緊張しました。史実を全然知らない強みか(いいのか、それで/汗)。

 4つの話は別々の事件かと思いきや、やはり一つに繋がっていたことと、1章で大事なことが全て伏線として張られていたことに大いに驚かされました。そして章を進めるごとに、村重が徐々に威厳を無くしみすぼらしく見えていく様が丁寧に描写されていいたことにも気づきました。年表でしか知らない戦国時代の人々の戦いと暮らしを学べた気がします。歴史小説も機会があったら読んでみたいかも。

 作品のキーパーソン黒田官兵衛の策士ぶりも見事で、そこには子を思う親の心情があったことが彼のキャラクターに人間味を持たせてくれて良かったです。そっか、その時のお子様が長政様か…(遙か7思い出す/汗)

 米澤先生の小説は、重い話が多いですがその中にも人の情が温かく感じられるものが多いですね。次作もとても楽しみ!
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「マカン・マラン」4部作読了しました。

2021年09月02日 15時01分00秒 | ノベルス
「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」
「女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび」
「きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび」
「さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい」

 フォローしている女性声優さんのツイートで見かけた一冊の本が気になり、読み始めたらおもしろくて結局4冊とも読了。物語の中に登場するお料理の数々と、現実と向き合いながら前向きに進む人々の関わりを簡潔に読み易く描いているのがとても良いと思いました。とにかくこの本を読むとお腹が空くし、真似して作ってみたくなります!もち麦は早速購入し、今日のお昼にスープ作りました(爆)

 ドラァグクイーンという言葉自体、実はこの本で知ったのですが、そうか、TVでよく見る方々は…と納得。マイノリティは全然不勉強、知らないことだらけ。もっと勉強しなければ。

 4作目のラスト、シャールと柳田先生とエリックのやり取りがなんとも素敵で、特に柳田先生の言葉に出さない優しさに心が温まりました。

 続編が書かれたなら是非読みたいです!
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小説3冊読みました。

2021年06月11日 22時11分08秒 | ノベルス
 立て続けにDLして読みました。メンタル低調ゆえ流し読み程度ですが覚書として(汗)

 ・満願
 米澤穂信先生の短編集。以前から読みたいと思っていてようやく手に取りました。長編を普段読むことが多いので短編はすごく新鮮だし不思議と癒し感覚があります。米澤先生の作品だけあり、ミステリーであるのは勿論、結末はどれもほろ苦くて切ないです。特に「夜警」の川藤の異常さが警官に不適合を超えて怖さを感じました。「万灯」での商社社員の企業戦士ぶりに震えたりも。どの作品の登場人物も、ある面では普通の人っぽくまたある面では自分のような凡人には想像も出来ない思考をしていますね。先生のまた他の本も読みたいです。

 ・不時着する流星たち
 読書家のフォロワーさんがTwitterで紹介していたことが読むきっかけ。認知症と思われる男性だったり精神を病んでいると思われる少女や男性、奇妙に見える言動の心の内をファンタジーのように表現していて、自分がメンタルやられてるせいもありとても興味深い内容でした。ただ、過去の偉人などをモチーフにしている点はちょっと引っ掛かりました。特にそういうの無くても良いのになぁ(単に自分に知識無いだけじゃ…汗)

 ・感染捜査
 吉川英梨先生の新作、怖いと聞いていましたが、本当に怖かった…!そしてグロかった…!ゾンビ化するウィルス、本当にあったらと思うと…。コロナ禍にひっかけた部分もあるけど、リアリティ感じて不快にならないように映画的なバトルアクション、エンタメに徹しているところが良かったと思います。テキストの勢いもあり一気に読了。しかし、やっぱりメンタルやられてる身には刺激が強過ぎました…(汗)。
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「飛び立つ君の背を見上げる」読了しました。

2021年05月29日 16時13分26秒 | ノベルス
 やっぱり武田綾乃先生のテキストは読ませるテキストですねぇ。今作も一気読みで楽しませていただきました。アニメと違い宇治の言葉を使っているのが本当にいい!

 ユーフォニアム外伝とも言える、いろいろややこしい優子世代の卒業を描いた物語。本編の久美子2年生編でメインだったのはやはりこの上級生達。先生のあの4人への愛が感じられます。親友とか、仲が良いというのは思考や物事への方向性が同じじゃないんだと教えてくれました。

 ちょっとグループから離れた場所にいる夏紀がすごくカッコよく見えた作品です。

 ユーフォニアム関連ではどの世代もおもしろい子が揃っているので外伝をまた書いていただければと願ってまいます。
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