たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!FF7リメイク絶賛プレイ中♪

劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」観てきました。

2024年06月04日 11時10分26秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 5月25日、ダンナを誘って2人で観に行ってきました、ウマ娘。テレビシリーズとSPは視聴済み、ゲームはやっていないけどスポ根ものは好物の為、ずっと追いかけてます。

 今作は、ジャングルポケットという勝利に対する渇望がこれまでのウマ娘と負けないくらい強い、勝気な子が主人公。レースに負けた相手、アグネスタキオンに勝つべく、特訓を繰り返します。特訓→葛藤→レースのパターンでストーリーが進行していきます。TVシリーズの大体4話分と言ったところ。

 そんな流れが見えやすい話の為、中盤ダレていると感じました。途中からマンハッタンカフェとダンツフレームが入ってくるあたりかな。この二人の立ち位置があやふやで印象が薄いのもありますね。バックボーンを描いている尺が足りないし、描いたとして主役のジャングルポケットが目立たなくなるかもしれません。劇場版は主役が目立ってなんぼの気がするのでその取捨選択は正しかったと思います。

 タナベトレーナーとフジキセキの大人チームが良い存在感を出していて、熱過ぎるジャングルポケットをうまくストーリーの上にのせていました。2人の為に、2人から力を貰い、ジャパンカップに勝利するジャングルポケットはとてもカッコ良かったです。

 にしても、ウマ娘も思えば遠くへ来たもんだ(遠い目)。というか、アニメ第1作は全体の雰囲気がもっとゆったりしていた気がする。作を重ねるごとにキャラデザも含め、熱血スポ根へ近づいているなぁ。最終的にどこへ向かうのかしらん?

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「劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」2回観ました。

2024年02月17日 17時34分04秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 2月16日、20日と早くも鑑賞。16日は公開初日、入場者特典のコミックが欲しくてつい(爆)。でも描きおろしのカットや短編漫画と、もらって大満足の内容でした!



 映画は80分と一般的な劇場アニメの尺としては短く、原作のボリュームから予想してもやはり短いなと感じる部分も。ただ、烏野VS音駒それぞれのキャラクターが背負う裏ストーリーや、試合自体の内容が凝縮された分、非常に濃い映像になっていました。劇場版ならではの音響もあり迫力満点で時間とお金があれば何度でも観返したくなります。

 従来のジャンプバトル系(敢えてスポーツ系とは書かない)にある、強くなりたいという部分が、人が生きていくうえでというより身近に感じられる目線に立っていることがすごい。人生訓というか。

 ハイキュー!!は次作の劇場版でアニメ版完結。内容的に絶対泣くやつー!



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「BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-」観てきました。

2024年02月13日 15時31分19秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 1月8日、公開第1週に早速ダンナと観に行ってきました。予想通り、自分達の他は男性数名というマイナーっぷり。まぁ地方での知名度は殆どありませんからね。

 そもそも、TVシリーズのエスタブライフ グレートエスケープを視聴していないと、世界観がまるっきりわかりません。多少は説明ありましたが…(TV視聴済みでも細かい設定はパンフ読んでから知った点多数)。

 新宿クラスタの昭和感あふれる任侠世界っぷり、そこに統制のとれた吸血鬼集団をぶつけ抗争にしてしまうハチャメチャがそのままポリゴン・ピクチャーさんの洗練されたCGアニメで映像化されていることがまたすごい。ポリゴンさんは、今作非常にキャラクターの表情を手描きのように柔らかく描いてあり、谷口監督のこだわりでもあったとパンフのインタビューにも。ヒロインのルナルゥはとても可愛く描かれていましたよ~!

 エスタブライフで大活躍した、逃がし屋も美味しいシーンで2度登場(エクアのキャストさんが事情で変更になっていたのは寂しかった…)。彼らが出るとやはり今作のキャラクターの存在感薄れる感が。そこは致し方なし、ですね。

 あと、谷口ファミリーともいうべきか、常連のキャストさんが数多く出演されていて、ニヤリとしてしまいます。声オタならではの楽しみ方♪

 AIが人間を弄って作り上げた世界の理も知らず、登場するキャラクター達はただ自分の望みの為にひたすら逃げる。その必死さを谷口監督は観てもらいたかったのかな。逃げたっていいじゃないか、と。

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「映画 窓ぎわのトットちゃん」観てきました。

2024年02月09日 11時43分10秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 1月18日、公開から1か月過ぎで観に行きました。サービスデーもあり、女性を中心に平日にしては多め。年齢層は高め(40代以上)。

 原作本はベストセラーですし、触れる機会もあったはずですが未読。たまたまTVで原作者の黒柳さんと主演声優の女の子と監督さんがトークをしている番組を目にしたことが観るきっかけとなりました。主演の女の子が本当に可愛らしくてしかも受け答えがしっかりしているのが印象的でした。

 映画は、第二次世界大戦という暗い時代にありながらも、子どもたちの自由な想像力を認め育てる教育を行っていたトモエ学園の素晴らしさを描き、現代の教育や社会と比べてどうなんだろう?と大人に向かって疑問を投げかけています。学園に通いながらトットちゃんは疑問に思ったことは即実践、それが例え便槽の糞尿をくみ出す行為であったとしても校長先生は温かく見守ります。また、手足の不自由な仲良しのヤスアキちゃんの為に木に登る手助けをするシーンは作画の見事さもあり非常にハラハラさせられつつ、晴れ晴れとしたヤスアキちゃんの表情に思わず「よかったね」と声を掛けたくなりました。

 また、トットちゃん一家の日常、というか当時の食卓を中心にした文化は自分には驚くことばかり。ガスのトースターで食パンを焼いていたとは!!お弁当も彩り豊か。「海のものと山のものを必ず入れる」は良い言葉です。

 本当に「良い映画」という言葉がぴったりくる作品でした。逆に言うと、派手でエキサイティングな展開が人気作になりがちな昨今の映画事情にはなかなかフィットしない訳ですが。おそらく興行的には振るわなかったでしょう(同時期にファミリー向け作品多かった)。でも、普段アニメを観ない50代60代以上の人に来てもらえたのは良かった。他にもアニメで良作あるし観てもらえれば…。

 自分はこの作品を機会に原作を読もうかなと。まだちょっと先になっちゃだろうけど(汗)

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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」観てきました。

2024年01月06日 19時28分16秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 公開当初は全く観るつもりなかったのですが、ネットでの評判が気になり出し、ダンナも観てみたいと言ったので1月3日に二人で行ってきました。予想以上のロングランなお陰で公開2カ月後も地方映画館で観られるところに人気の高さが伺えます。

 ストーリーは、鬼太郎の父親ゲゲ郎と野心家のサラリーマン水木が出会い、成り行きから怪しさいっぱいな旧家の謎に迫っていくという内容。時にバディアクションものになったり、横溝作品のような恐ろしい殺人事件に遭遇したりと大人が楽しめるエンタメ要素が詰まっており、最後まで一気に走り抜けていく疾走感のある作品でした。

 水木の戦中体験描写は水木先生の漫画のような悲惨で辛く生々しかったです。昭和30年代の高度経済成長手前のエネルギーを溜め込むような重々しい暗いエネルギーの塊が日本の底にあるような、そんな世界観も独特の雰囲気を出していました。自分が小さかった頃に近い雰囲気が妙に懐かしかったりも。

 TVシリーズの鬼太郎は3期の戸田恵子さん版以来観ていないし、最新の6期はやはり好みとは違って受け入れられそうにないけれど、それとは関係なく本編を楽しめるのは良いですね。

 最後、鬼太郎が生まれてくるシーンは命の尊さに感動し、胸が熱くなりました。

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